鳩村衣杏のレビュー一覧
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ネタバレ浅羽佑は、稼業でやっているパティスリーを継ぎ、まあまあの営業成績をやってきた。
そんな浅羽がやっているパティスリーは有名になったものの、デパート等の出店は一切せず、コラボ商品もまったく出さないことで有名だった。
けれど今回、かなりいい条件でコラボ商品を出させてほしい、とパンを作っている会社から依頼が来、その条件ならば……とコラボ商品を作ることを了承することになった。
その打ち合わせのために出向いた会社で出会ったのは、大学時代に苦い思いを抱かされた相手・柘植匡だった。
どちらも同じ名前だったのにも関わらず、顔も成績も恋愛も負けっぱなしだった浅羽は、柘植に一方的なライバル心を抱いていた。 -
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攻め:渡会創介
受け:利光直
以前の大学出版社からエンタメ系出版社に転職した直は、新しい会社のノリノリな社風に戸惑っている。そんな中、社内での独自の文化祭みたいな『虎脳祭』委員長に決まってしまい…。
少しお堅い感じのイメージが自他共にある直が渡会と知り合って、自分でも知らなかった自分を改めて見つめ直すことが出来て、渡会に惹かれていく。その過程が良かったです。そして相手が男だからこそ、負けたくない、自分の力でやりたい、相手に認められたいという気持ちから悩んだり考えたりするのが、BLならでは!という感じで良かったです。
書き下ろしは渡会視点での本編で行う男同士の社交ダンスを練習することに -
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攻め:大伴
受け:業平歩
子供の頃から可愛くて、大人になった今は魅惑的で周りの男女からモテる。しかし、修羅場に発展するうちに冷淡な態度を取るようになった歩。
ある日ストーカー女を上手に撃退してくれた同期・大伴と仲良くなる。大伴も歩とセットで語られる程のイケメンで、しかし料理が出来ないのに出来るだろうと誤解のまま弁当男子選手権に出ることになり、料理全般が得意な歩が教えることに…。
受け子ちゃんは「形よく描かれた眉は強固な意志を主張し、筋の通った鼻は細過ぎず、どこかいたずらっぽい少年の面影を残し(略)唇は淫蕩な香りを放つ」くらいの美貌らしいです。
なのに、そういう表現があるなら美しい、と -
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攻め:教授・甲田尚臣
受け:リーマン・最首頼久
頼久は両親亡き後10才年の離れた弟妹を育て上げることに心血を注いでいたが二人が相次いで独り立ちしたので時間を持て余していた。そこへたまたま社会人講座の講師だった甲田と出会い付き合うようになり、甲斐甲斐しく甲田の世話をすることに。
それまで享楽的な生活をしていた甲田だが頼久の「甲田の幸せが自分の喜び。浮気も何もかも容認」に違和感を感じ…。
生きがいの無くなった受けが次の生きがいとして甲田を選び実際そうするけれどそれは生きがいの対象であって愛(気持ち)ではなく…。
苦手絵師さんだったので鳩村先生は好きだけど読んでなかった作品。
終わりが良妻賢 -
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ネタバレ「映画のクレジットロールを見ると、反射的に涙がでてくる」というくせを持った男・國重周。
周は、大手印刷会社を辞め、仕事を探している最中。
ところが、周が採用されることになったのは、中小の映画配給会社。
周は、映画にも俳優にもまったく興味はなかったけれど、不思議と居心地の悪さは感じなかった。
映画配給会社「エルシノア」に社長は、凄腕宣伝マンとして有名な神尾。
その神尾は周の奇妙なクセを知ってもバカにしたりはしなかった。
けれど、その時に言われた「役に立つ」という一言に周は反発を覚えてしまう。
それ以外にも、周はいちいち神尾の言動に一喜一憂してしまう。
おまけに、神尾は実はバイでプレイボーイだと知 -
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攻め:映画配給会社社長・神尾
受け:國重周
クレジットロールを見ると涙が溢れてしまう國重は映画館で涙してしまった後に「いい映画でした?」と声を掛けられる。
後日再就職の面接に行った会社でその男が社長だと知る。
実は三分の2くらいに後書きを読むまで秀先生の作品だと思い込んで読んでました。すみませんm(_ _)m
秀先生にしてはエッジが効いて無いな(ヒリヒリした感じ?)と思っていたのですが、鳩村先生なら納得です。あっ褒めてます。
鳩村先生らしい職業BLでした。
濃厚なエロとか、激しい事件とかは無いけど、映画配給業界が垣間見えて面白かったです。
ユギ様の絵も相変わらず素敵でした。 -
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ネタバレ不動産関連会社に勤務する業平歩は、美貌で名を馳せる有名人。
しかも並の女よりもよっぽど家事ができるという完璧人間。
ところが、完璧であるが故に、何をやっても「顔がいいやつは……」と正当に評価されないことに不条理をおぼえていた。
おまけに、業平の見た目につられた女がストーカー化してしまっていて、ほとほと対応に苦慮していた。
四六時中つきまとわれ、住宅メーカーに勤める以上、頻回な引越しもできず、困り果てていた。
ある日、業平が会社から出ようとしたところに、その女を見つけ、たまたまタクシーを呼び止めていた同期の本社の幹部候補・大伴由晴に助けを求める。
一方の大伴も同じく見た目のよさで名を馳せる有名人 -
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ネタバレ攻はゲイに近いバイ。受は本来ノンケ。
同じマンションに住む二人が、間違って郵便物が配達されたことから出会う。
その後、受は攻がゲイだと知ったときにショックを受けて一時はギクシャクとなるけれども、そのうち気になる存在に…
そしてめでたく恋人同士になるけれども、その後、攻が記憶喪失になるお話。
まぁそんな、可もなく不可もなく、と言った感じ。
ただ、記憶喪失ものはよくあるけれど、私が読んだ中では、今のところ記憶喪失になった後で、話が終わるまでに記憶が結局もどらなかったのは初めてのパターンだったので、それはそれで新鮮だった。
ただ、二人とも最後は「もう思い出さなくてもいいよ」となっているけれど