karoryのレビュー一覧
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ネタバレグリンダが失踪した理由ってエーレンの件とかほぼ無関係でシャールがフロリーに振られていたことが切っ掛けだったのか。これは見事に騙されたな。
またグリンダが異世界に行きたがっていた理由も知らない世界に行きたかった理由よりも、シャールと再び一つになることが最大の目的になっていたりと、ここに来てグリンダがかなりブラコンをこじらせていたことが発覚。はじまりの森での発言なんてヤンデレのテンプレ的なものになっているしなぁ
突如2000年前の世界に行く展開には度肝を抜かれたが、更に第一巻から何度も話しに出ていたオルフェートについて謎解きがなされたのも驚きだった。この作品ってタイトルや当初の展開からは想像でき -
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ネタバレここに来て怒涛の展開に開いた口が塞がらなかった。グリンダが関わってくるのだから、「扉」関連の話によってこれまでと毛色の異なる話が展開されるだろうと予測はしていたけど、まさかアレほどまでとは予想していなかった
竜の復活とか何かのたとえだろうと思っていたら本当に竜が復活してしまうし、ギルマーが勇者なんて何かの間違いだろうと思っていたら本当に竜を倒してしまうし、これまで謎キャラとされていた社長さんが本当に謎キャラだったし最早何が何やら……
それにしてもこのシリーズを読み始める前は主人公だけが女装している作品程度に捉えていたけど、ここに来て異性に変装したキャラクターがかなり増えてるなぁ
又、ちょく -
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行動の組み合わせが固定されつつ有った王子たちの組み合わせをシャッフルさせた話は、意外な内容ばかりだったかも
更紗と織絵の双子がそれぞれ以外に心開くようになるとは思わなかったし、このまま影が薄いまま終わりそうだった真が思い遣りの姿勢を見せたのは確かな成長を感じさせた
何よりも水と油の関係性だった竜樹とギルマーに信頼関係が生まれるとは思わなかったよ
今回の話で築かれた関係性は今後の話を更に面白くさせていくように思える
シャールが遂に星羅に対して独占欲を見せ始めたけど、これが恋愛感情に昇華することはあるんだろうか?健気な聖羅の姿勢を見るとその想いが成就して欲しいようにも思うけれど、流石に17歳が9 -
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ミンティア姫のインパクトは凄かったなぁ。そんなミンティア姫に対して全くタイプでもないし結婚するなんて御免被るはずの竜樹王子が誠実に対応する姿は素晴らしいな
結局同い年のポーラローズとフラグが立ったように思えるけれど、どうなるのかな?
狙っているわけでもないのに女性や男性を次々と虜にしていくシャール。今回もうっかりとフラグ成立。ああまで相談に乗り続けて更には彼女のために仮装パーティーを開いたとあっては惚れないほうが無理というもの
本人はアニスの方に心が傾いているようだけど、果たしてその恋心が成就することはあるのかな?今回、告白が引き伸ばされた事で悪い影響を及ぼさなければよいのだけど
そして、シ -
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最終巻。
言ってみれば一巻使って聖羅が大人の魅力でついにシャールを陥落させる話。
ていうかシャールがいつまでたっても堅すぎるよ。
いやまあ確かに9歳の聖羅は子供だったのだろう。
だから、少しぐらい成長しても恋愛対象に思えないのは、わかる気がするけど、それでも女の子はすぐに驚くほど魅力的に成長するものなんだよ。
普通その間に誰かに持っていかれるものだけど。
むしろ7年間も変わらずシャールを想い続けた聖羅がいじらしい。
ほんとによかったねと言ってあげたい。
最終巻らしく、シリーズを彩ったヒロインたちの総出演で楽しかった。
個人的にはアニスの出番がもっとあったらよかったな。
いい奥さんになっちゃ -
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とにかく聖羅の気持ちが切なくて哀しくて苦しくて愛おしい回。もう泣いちゃうよお。
最終巻のひとつ前、シリーズ的には伏線の回収回でもある。
とは言え、前半のタイムトラベル歴史修整エピソードはけっこう唐突で、前巻読んでから時間が経っていたこともあって、うまく物語に入ることが難しかった。
ドレスな僕的にもここら辺ちょっと異質だよなあ。
まあ、そのおかげで王妃様の社長さんの件も含め(笑)いろんな伏線を一気に回収できたわけだけど。
もっとも、さらにもう一つ重要な伏線を落としていったけどね。
タイムトラベルから戻ってきてからは、いつものドレ僕。
ただ、小っちゃな聖羅の心情がこれでもかと胸に迫ってきて、こ -
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ネタバレ評価:☆4.5
アニスの盗難事件騒動、グリンダの星祭り、大人になりたい聖羅、他にも短編をいくつか織り交ぜつつといった感じ。
今回はすべての元凶とも言えるグリンダが遂にシャールの前に姿を現すも真意は見えず。
シャールからするとグリンダはシャールのことを歯牙にもかけてないように思っているようだけど、この巻を読んでると結構気にかけてるっていうか普通に好きなのでは?w
「……わたしは、星のクッキーは、好きじゃなかったわ」
なら本当に好きだったのは・・・シャールですねわかりますw放っておけない弟的な感じだろうか。
しかし何と言ってもこの巻は(この巻もw)聖羅のいじらしさがもうたまらんですな!
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野村美月先生のシリーズ第三巻
いつもポヤポヤという感じでストーリーが展開していくこのシリーズですが、今回も全体的にほんわかした雰囲気の中で話が進んでいきます。
今までに比べてアニスがかなりフィーチャーされていたり、本物のグリンダが登場したりとシャールくん自身の物語が徐々に動き始めている感じが伺えます。穏やかな日常が続いている本シリーズですが、そろそろ動きなどもあるかもしれませんね。
そして相変わらず聖羅姫や竜樹王子などのロイヤルファミリーも元気いっぱいで、微笑ましく読みました。特に聖羅姫のヤキモチっぷりや拙い感情の発露はどうかこの子には幸せが訪れて欲しいと思わせる可愛らしさで、次巻以降も彼女 -
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ファンタジア大賞 金賞受賞作
いやいや、MFJらしいギャグファンタジ…
あれ?ファンタジア??
まあ、最近のファンタジアならこんなもんとも思えますが、
なんかやっぱり感覚的にファンタジアっぽくないと、
特に前半なんかは感じてしまいます。
でも面白かったですねー。
なんつーかギャグセンスも下品なネタに寄りすぎずよかったです。
ストーリーも意外な着地点で高評価。
前半の強引さとかちょっとした違和感も、
読み終わる頃には気にならなくなってました。
ただちょっと心配なのは、
これ2巻書いて面白くできるのでしょうか?
後半の流れを1巻でやってしまって、
2巻以降どうするのかが心配であり、楽しみ