karoryのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
9歳の時の聖羅の視点の話から始まり、時系列で結婚までの流れが書かれている。
他のキャラにもきちんとスポットを当てており、素晴らしかったのだが、展開が駆け足だった様に
感じられ、少し残念だと思った。
あと結ばれたあとの話が書かれていないのが非常に残念と言わざるを得ない。
短編集かなんかで書いて欲しいと思う -
Posted by ブクログ
ラノベらしくない、シリアスな要素が美月たんの魅力で、ハーレムラノベであるドレ僕はお遊び作品だと思ってたら、今回は凄かったです。
隠れ設定だけで終わると思っていた、異世界である現代日本との繋がりもメーンストリームに!!
最終回まで伏せておくと思っていた、最大秘密も、メイン男性キャラに相手をつくって、ショックを和らげてのご披露。
最後の引きも強烈。このまま半年待たせるのか!!しかも普通の作家と違って、もう続きが2巻分、できあがってるんだぞ。お預けプレイにも程がある。
いつも通りのほのぼの番外編かと思ったら、まずは小さな爆弾投下から、そして、そしてまさかまさかの最後に最大の爆弾投下が!
もっとたまげ -
Posted by ブクログ
ネタバレ野村美月さん、楽しそうですね。次から次へとこれでもか、これでもかと萌え要素連発! アニスから告白連発され、挙げ句の果てに寝落ちされたシャール、かわいそうすぎます。健康な男子は耐えれないんじゃないかと…
体裁は超ライトですが、それでも聖羅の早熟故の孤独、シャールの劣等感など、背景にあるキャラクターはちゃんと深く書けています。一方、物語の謎は深まるばかり。グリンダの目的は?シャールが派遣されたのは本当に偶然、それともやっぱり何かの策略?そして王妃は日本の元バラドルなことはわかってますが、どーやってエーレンに来たの?日本との関係は?
それにしても竜樹とギルマー、カワイそすぎ。女性作家はやっぱり残酷 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ヒカルが地球にいたころ……」の野村美月先生の別シリーズ2巻。
2巻にして早くも修羅場回。女装の主人公にイケメン(もちろん♂)とショタに言い寄られ唯一招待を知るロリである聖羅に見られあたふたする・・・言ってて何これ。でも1巻読んだ人にはこのおかしさはわかるはず。
てか聖羅可愛すぎるだろチクショー!早くシャールと結ばれてしまえばいいよ!ただシャールがロリコン大先生などと呼ばれても私には関係ないことだけど。
シザエル王はやっぱグリンダじゃない事知ってるみたい。まぁ、あんなの一目見たらわかる人にはわかりますよねw
「シャール」を知るアニスも急接近でますます騒がしくなりそうで楽しみ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ腐女子作家の書いた萌え要素満載のラノベの体裁なのに、テーマは天才の孤独と家族愛。読みやすい文章、をたく用語で書かれているようでいて、心理がよくわかる細かい描写。焦げたパンを食べるシーンは、読んでるこっちも泣けてきました。改めて野村美月に、ラノベからちょっと離れた萌え要素の少ない普通の小説を書いて欲しいと思いました。彼女なら、有川浩、三浦しをんを超えるような作家になれる!
しかし、無表情キャラ聖羅のツンデレぶりはすごすぎです。竜樹王子、シャールの姿を見たら多分一生立ち直れないのでは…ほっぺにキスはやり過ぎです。王様、最初から聖羅の相手として、グリンダじゃなくてシャールを呼んだのですな。しかしプロ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「文学少女」や「ヒカル地球にいた頃…」の野村美月先生のもう一つの新作。「ヒカリが」シリーズと同時にネットで連載が始まった作品の書籍化。
突然双子の姉のかわりに女装して外国の皇子達の教育係になってしまう。
今回はコメディメインで、短編集やバカテスとのコラボでその片鱗をうかわがせていた野村先生のコメディが丸々1冊楽しめます。
ただ、ストーリーやキャラクターはしっかりしていて、シャールがエーレン王家の人たちと仲良くなっていく様子が読んでいて微笑ましい。
挿絵も素敵で絵師買いも悪くないんじゃないかな?
最終的にシャールはロリとショタとナルシスト(男)に好意を持たれ、シャール本人は人妻メイドに恋をす -
Posted by ブクログ
ネタバレ作者が前巻の後書きで述べていたように最終巻の内容はシャールと聖羅の恋物語がメインになっている
竜樹やギルマーについては一応補完されたけど、レドと桜の物語は消化不良のまま。まあ、あの二人の話を始めると完全に別物語になってしまうから仕方ないか
ミリーとハールーンが再登場したのは嬉しいな。これによってシャールはアニスだけでなくこちらの二人対しても誠実な対応で付き合うことが出来ないと伝えることが出来たのだから良い展開だった。更にシャール達の逢瀬を見た聖羅が嫉妬した辺りで思わずニヤニヤしてしまったよ
話が進むごとに聖羅が成長し段々と子供ではなくなっていくのに頑なにそれを認められずに大事な生徒として扱