福島正伸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「人材(部下)育成」で、管理職がしっかり管理しないから成長しないだの、適切なアドバイスが足りないだの、厳しさや怖さがないだの、経営者や上司から言われるが、そう言う方々にじっくり読んで人材育成の勉強をし直してほしいと思った。
自分自身が見本となって、こういう先輩・上司・人間になりたいと思ってもらうことが一番の育成方法だと思う。私が社会人になったとき、運がよかったのか、尊敬できる、信頼できる先輩がいた。その先輩の言うことは真剣に聞いて成長できた。多少強く指導されても信頼できる先輩だから付いていけた。
とかく自分の出世や保身のために部下を使う人が上から認められがちだが、私は上から何を言われようが -
Posted by ブクログ
最高のタイミングで本と出会う。
ワタシは今この本で救われた。
国際援助隊とは、国際救助隊十ヶ条に賛同し、行動する団体。
◎人類の未来のための十カ条
【第 一 条】まずは私がやる、先頭に立って行動する
【第 二 条】ピンチはチャンス、前向きな言葉のみを使う
【第 三 条】問題あるところに生きがいを見出す
【第 四 条】手法は100万通り、あきらめない
【第 五 条】何気なくやらない、人類のためにやる
【第 六 条】人を信じ、夢を信じる
【第 七 条】最大の困難に、笑顔で挑む
【第 八 条】他人とは、感謝で付き合う
【第 九 条】人生のすべてを楽しむ
【第 十 条】最大の報酬は、感動の涙
◎ -
Posted by ブクログ
管理は恐怖によって人を動かす手法(守らないとデメリットを与えるなど)である。
それに対し、メンタリングは尊敬によって人を動かす。
メンタリングは見本を示し、相手を信頼し、支援する。
どのような支援をすべきかは相手の気持ちに少しでも近づくことが必要。相手の視点に近づくために信頼を得て本音を聞く必要がある。
そして聞くことこそ支援の基本手法である。何かを意図して聞くことはやめること。求められない限りアドバイスはせず、話に詰まったら先を促す。更に相手の話から学ぶこと、それに対して感謝すること。
この本では終始一つのことを言っている。自分の行いが自身に返ってくるのだ、と。 -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目11箇所。やりたいことがわからなくなったとき、仕事や人間関係に行き詰まったとき、これからの自分に不安を感じたとき、本書の中に、次の行動に進むための、考え方のヒントがあるかもしれません、考え方が変われば、行動が変わり、行動が変わると、必ず、人生が変わっていきます。ものごとは、自分の努力のレベルに合った結果しか出ませんから、努力をしたのに結果が出ないとすれば、それは努力が足りないだけなのです。能力というのは、自分らしく社会に役立つように使って、はじめて能力といえるのです、つまり、ほかの人とは違うその人の魅力として、能力が活かされないと意味がないのです。「その経験から何を学んで、どれだけ
-
Posted by ブクログ
買ってから3年間くらい積読していたが、やっと読んだ。もっと早く読んでいればよかったと感じる。
メンタリングとタイトルにあるが、一般的なメンタリングの概念とは少し違って、人材育成についての本。しかし、人材育成と言っても、それも普通とは違い、如何に人を育てるかではなく、自分が見本となることを説く。人に仕向けるのではなく、自分が実践することが、結局、人を育てる。
「自分のまわりにいる人は、自分の鏡である
相手がそうしているのは、自分がそうしてきたから
相手が本気にならないのは、自分が本気になっていないから
怒らないとやらないのは、怒ってやらせてきたから
まわりが助けてくれないのは、自分がまわりを -
Posted by ブクログ
【自分が手本としたいリーダー像】
リーダーに求められている習慣はなにか?
それを物語チックに書き記している本である。設定は、経営大学院に通う3名の受講生達。彼らが任されたのは、毎月赤字続きのカラオケ店の再建。1年以内で黒字化するというのが目標だ。
一人ひとり違うキャラクター設定を行い、上手くパターン分けをして、失敗するケースと成功するケースを区別している。
リーダーに求められるたった一つの習慣。それは、
「人を変えたければ、相手を感動させ、一緒に感動する」ということである。
この論には賛否があるだろうが、少なくとも私は賛成したい(というか実践したい)。この世界は、必ず他人がいて成り立って