漂月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「人狼への転生、魔王の副官」シリーズの漂月さんが始めた、ちょっと癖のある魔法学院物である。
オーソドックスな学院内で完結する物語ではなく、その学院に求められている能力があまりに一律化されていることに疑念を持ち、探りを入れていくことで物語が転がっていき、最終的には「学院戦記」という副題が二重の意味で描かれていくことになっている。
この作品は少し評価が難しいというか、評価が分かれるところがあるように思える。
というのも、おそらく主題は
「学院というものは社会の一環であり、特に資源の限られる中世ファンタジー的世界観では明確な目的があって設立・運営されるものである」
といったものだろう -
Posted by ブクログ
ネタバレ魔王の副官殿はサトウキビ畑の保全を求めて海を渡り、南国クウォールの動乱に首を突っ込み始める10巻である。
妊娠中の魔王陛下を置いての出張はアレではあるが、先行したパーカーの行方不明もあり、現地に来てみれば一見して野心がありありと見て取れるザカルなる傭兵隊長もいる。
そうした一筋縄ではいかない状況を前に、さらにザカルはクウォールでは考え難い大罪を犯した。そこで物語はクローズしている形である。
あくまでよそ者の立場であるヴァイトは、慎重な動きを強いられながら、いかに対応するかこれから踏み出すところだろう。
とはいえ、このクウォール編は情勢の複雑さを除けば、武力面では人狼部隊だけでも蹂躙 -
Posted by ブクログ
ネタバレ異世界で公女殿下の家庭教師となったクロツハルトの物語の二巻は、国内の物語だった一巻とは打って変わって、隣国パルネア王国へと攻め入ったグライフ帝国との対峙が描かれている。
国内情勢が安定してから国際情勢へと話を進めるのは、こうした戦記物・内政物の王道であり、ここではクロツハルトが成人して執務を行うようになった公女殿下の懐刀として活躍する様が描かれている。
厳寒の地域にあるがゆえに南下政策を取り、異教徒の国へと攻め入ったグライフ帝国を相手取り、既知の歴史から知恵を引き出して対抗する様は、実に正統派の物語である。
今回は星四つ半相当と評価している。
筋立て的にも出版事情的にも次巻が出るか -
Posted by ブクログ
「人狼への転生、魔王の副官」で書籍化されている漂月さんによる、ネット小説の書籍化第二弾である。ナンバリングはされていないし、シリーズではないのかな?
N-Star というウェブ小説雑誌での連載作の書籍化であり、発刊時点では更新されていない結末までが収録された形での発売となっている。
アラサー塾講師が異世界に迷い込み、その先で拾ってくれたロイツェン大公の娘の家庭教師役を行う物語であり、宗教も絡む国内外の問題を絡めた陰謀と対峙するライトな物語でもある作品だ。
漂月さんらしく世界観設計も堅固であり、物語の進め方も論理的である。ただ、その分だけ、どうしても一巻分で綺麗に納まりすぎて、物語世界の -
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購入済み
課題は背景!
小説のWeb版を拝読致しまして、とても好きな作品がコミカライズされたため読ませて頂きました。
キャラクターや世界観は魅力的ですし絵柄も線を省いて表現する作風は個人的には好みです。
惜しむらくは、人物とセリフだけのコマが多すぎて、読み手に状況が伝わりません。
漫画としては課題があるので、ぜひ改善して頂ければより良い作品になると思いますがいかがでしょうか?
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購入済み
漫画なのに漫画じゃない
背景の手抜きぶりがすごい作品
読み飛ばさずしっかり読み込んでおかないとなんのシーンなのか、どこにいるのかすらわからなくなるのでマンガというよりラノベに近いなにか
ストーリーは面白いので、原作ラノベ読むのが吉