【感想・ネタバレ】異世界クイーンメーカー ~わがままプリンセスとの授業日誌~のレビュー

あらすじ

異世界転移した黒津遥都は運良くロイツェン大公に召し抱えられ、その一人娘のマリシェ姫の家庭教師に抜擢される。彼女は勉強嫌いで反発するのだが、ハルトは現代教育知識と人柄で姫の疑問や不満を解いていく――。

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Posted by ブクログ

姫様の気持ち分かるなー。なぜそうなるか、どうしてそうなったかの理屈や形成過程を分かりやすく教えてくれて、学んだ知識がどう生きるかを実感させてくれる先生の授業って楽しいよね。 教える範囲と授業日数が決まっている関係上で大学だと少数しか無いけど、単位関係なしの自主参加の教室だったり、教える範囲が少ない授業だと頻繁にこんな授業あって好きなんだよね。

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2025年03月05日

Posted by ブクログ

 「人狼への転生、魔王の副官」で書籍化されている漂月さんによる、ネット小説の書籍化第二弾である。ナンバリングはされていないし、シリーズではないのかな?
 N-Star というウェブ小説雑誌での連載作の書籍化であり、発刊時点では更新されていない結末までが収録された形での発売となっている。
 アラサー塾講師が異世界に迷い込み、その先で拾ってくれたロイツェン大公の娘の家庭教師役を行う物語であり、宗教も絡む国内外の問題を絡めた陰謀と対峙するライトな物語でもある作品だ。
 漂月さんらしく世界観設計も堅固であり、物語の進め方も論理的である。ただ、その分だけ、どうしても一巻分で綺麗に納まりすぎて、物語世界の広さに比べて、物語がやや手狭な印象も受けた。
 また、ネット小説の書籍化として見たとき、プラスアルファというべき部分が地図ぐらいしか見当たらず(後は購入特典の書き下ろしペーパーか)、1200円+税という値段で勘案すると、ちょっと考える部分はある。

 その辺も加味して、星四つ相当と評価している。
 これが文庫での単巻ラノベの類であれば、綺麗に納まった物語として星五つと評価しても構わないと思っている点も付記したい。

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2018年02月07日

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