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Posted by ブクログ
魔王の副官殿はサトウキビ畑の保全を求めて海を渡り、南国クウォールの動乱に首を突っ込み始める10巻である。
妊娠中の魔王陛下を置いての出張はアレではあるが、先行したパーカーの行方不明もあり、現地に来てみれば一見して野心がありありと見て取れるザカルなる傭兵隊長もいる。
そうした一筋縄ではいかない状況を前に、さらにザカルはクウォールでは考え難い大罪を犯した。そこで物語はクローズしている形である。
あくまでよそ者の立場であるヴァイトは、慎重な動きを強いられながら、いかに対応するかこれから踏み出すところだろう。
とはいえ、このクウォール編は情勢の複雑さを除けば、武力面では人狼部隊だけでも蹂躙できるだろうことが窺われる舞台である。
細工は流流仕上げを御覧じろ、といった具合に、ヴァイトがいかに活躍するかを楽しむエクストラステージのニュアンスはなくもない。
その辺も加味して、ここでは星四つ相当と評価している。
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