コリン・デクスターのレビュー一覧

  • キドリントンから消えた娘

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    これも何年かぶりに読んでみた。
    やはりストーリー展開も犯人もすっかり忘れてた。
    ★★★としたけどまあ★★+。

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    2013年03月18日
  • ウッドストック行最終バス

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    深夜、停留所で二人の女性がウッドストック行きの最終バスを待っていた。しかし翌朝二人のうちの一人が死体となって発見される。誰が殺害したのか?目的は?もう一人の女性の正体は?謎が謎を呼ぶ、わけではなく最初に提示された謎三つの謎を解くことに終始する話です。
    しかしこの作品の見どころは推理ではないでしょう。
    モース主任警部の人間臭さがこの作品を他の推理小説とこの作品を差別化していると言えます。推理小説における探偵最強の風潮に反旗を翻すかのように、彼は推理を間違い、容疑者の女性に恋をし、挫折し、鬱状態に陥ります。最終的には冷徹に論理的な推理を披露したものの、モースの思考は私たちに近いものがあり、この小説

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    2011年09月22日
  • 森を抜ける道

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    モース警部シリーズの第何作目かで、何回目かのゴールドダガー賞受賞作。本作では、モース警部が前半休暇中ということで一見なんもしていないように見えてるが、、、、、(ああ、ネタバレ)
    海外の受賞作は(もちちろん日本のも)一概に信用できないが、デクスターは安心して読める。ちょっと前の作品ではもうマンネリかなという感じもしたが見事に復活してる。
    しかし、イギリスの警部は「アホだけどバカじゃない」(本作のセリフより)人が多いな。(笑)フロイト警部とか、。。。ドーヴァー警部は、例外でホントにアホだけど。

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    2010年11月06日
  • ウッドストック行最終バス

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    名探偵でない、試行錯誤型の推理もの。ワタシはもっと派手なお話が好きだなぁ。あと、モースの魅力がいまいちわからなかった。

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    2010年08月04日
  • ジェリコ街の女

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     モースの捜査法は、とるに足らない事実から、妄想ともいうべき推理をして、それに沿って捜査を始めると、間違いだったことがわかる、ということを繰り返し、最後に想像できない正解にたどり着くというもの。その妄想推理のことを、僕なんかは「なんて無駄なことをしているのだろう」と思っちゃうんだけど、そうなったらこのシリーズをおもしろがることができないんでしょうね。本作品も同じでした。それでも前作は愉しめたような気がするのですが、本作品は☆☆☆★というところ。

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    2010年06月01日
  • キドリントンから消えた娘

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    『起こった可能性のある事実は多い。起こっただろうと思われる事実もかなりある。しかし、確かな事実はほとんどない。』

    ありえそうなこととありえること、考えそうなことと考えられること、の話。何を求めて読むにしろ、隙間時間で読めるような本ではないことはたしか。反転を繰り返しているようで、実はしっかりと指向性をもたせている。一種のサブリミナル効果といっても過言ではない、此の人の作風なのだろう。

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    2010年04月17日
  • 死者たちの礼拝

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    教会の周辺で人が次々死んでゆく話。

    私デクスターあんまりあわないのかも。
    論理のアクロバットってついてゆけん…

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    2010年04月14日
  • 森を抜ける道

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    これは「本格」なのだろうか。。。
    物語としては面白いが、、、、犯人も動機も途中で何となく分かるし、ほぼ犯人の自白でけりが付くし、、、期待はずれ。

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    2009年12月22日
  • ウッドストック行最終バス

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     夕闇のせまるオックスフォード。なかなか来ないウッドストック行きのバスにしびれを切らして、二人の娘がヒッチハイクを始めた。「明日の朝には笑い話になるわ」と言いながら。―その晩、ウッドストツクの酒場の中庭で、ヒッチハイクをした娘の一人が死体となって発見された。もう一人の娘はどこに消えたのか、なぜ乗名り出ないのか?次々と生じる謎にとりくむテレズ・バレイ警察のモース主任警部の推理が導き出した解答とは…。魅力的な謎、天才肌の探偵、論理のアクロバットが華麗な謎解きの世界を構築する、現代本格ミステリの最高傑作。 <「BOOK」データベースより>
     クロスワードパズルの鍵作りチャンピオンというふれこみの作者

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    2010年05月14日
  • ウッドストック行最終バス

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    ミステリとしては謎解きがしっかりしているわけではない。捜査展開も少々つかみ所が無く、最後の解決もとってつけたような感じがする。しかし、二転三転というより右往左往するストーリー展開や、真相へ食らいつこうとするモース警部のキャラクターに引き込まれてしまう。オックスフォードの描写もリアリティがある。これがイギリスミステリの魅力なのだろう。

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    2011年04月26日
  • ニコラス・クインの静かな世界

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    相変わらずふらふらした推理で、慣れてきた読者としては、どうせ間違ってるんでしょとさらっと読んでしまう。読唇術のネタは面白い。

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    2009年10月04日
  • ジェリコ街の女

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    推理小説読みたいなぁ、と思って森博嗣さんのお勧めの中から選びました。主人公の刑事さんが普通に女好きというのが新鮮です。イギリスのギャグはやはりたまにおもろい。

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    2009年10月04日
  • 死者たちの礼拝

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    初期三作に比べるとやっぱり出来的には落ちてるかな。事件が混迷を極めていくところやモース警部の目的の見えない捜査活動は相変わらずなんだけどなんとなくあの目くるめくような仮説推論想像妄想が少なくなってるような。その辺がマイナス。あとはありがちだけど使い方がうまくて効果抜群のトリックも二重のどんでん返しも文句なし。

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    2009年10月04日
  • 森を抜ける道

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    好きな作家さんなのだけどなぜか読んでると眠くなる。
    いつものモース警部の魅力は健在。つまりとっぴな想像力、天才的ひらめきと思考回路。全編ほぼ推理の連続で次第に事件の全貌が分かってくるというのもいつもどおりかな。ただここ何作かではかなり面白い方であると思う。
    ただこの辺は嗜好のちがいかな。僕は短くコンパクトにまとまったほうがキレがいいように感じるタイプなので、これだけ長いとなんとなく散漫になっているような印象を受けてしまう。それが自分内の評価を下げているのかな?

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    2009年10月04日
  • ジェリコ街の女

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    あるパーティの席で、モース主任警部はアン・スコットという好みの女性に出会い気投合。しかし、再び出会ったとき、彼女は冷たい死体となっていた。状況は明らかに自殺だが、彼には納得できなかった。
    しかも困ったことに、管轄違いで捜査権は彼には無い。うっかりすると犯人に間違われかねない状況の中、ひそかに事件の周辺を調べる彼の目前で新たな殺人が・・・
    モースというのは、気まぐれで女好きで独身のちょっと変わり者だが有能な警部。ここまでは英国のミステリにはよくある警官像だが、ちょっと違うのは彼が、彼が結構インテリだって事でしょうか。
    モースの好きな音楽はワーグナー、趣味はハイレベルなクロスワードパズル、この作品

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    2009年10月04日