津田久資のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
本書を読んで、面接に対する考え方が大きく変わった。自分を企業に売り込む戦略活動・マーケ活動ということ、相手が何を聞きたいのか、完全にこれは自分を売り込むプレゼンテーションなのだという理解を得ることができた。就活を始めたばかりの自分だが、いかにこの的を外した思考で面接をしようとしていた、したかがよく分かった。
また、本書を読むことで面接官も本気でやっているということが本当の意味で理解でき、こういった採用側に対して失礼のないように自分もちゃんとやらなきゃなと思った
本書を読み終わりふと思ったことは、この就活の面接のみならず、何事も、他者を巻き込むために説得するのにプレゼンテーションをするわけで、 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ論理思考と発想についての1冊。後半、少し冗長なのが残念。
発想の力=論理思考の力
○学ぶと考えるの違いとは?
学ぶ=既存のフレームワークに当てはめて答えを導く
考える=自分でつくったフレームワークから答えを導く
あなたは1日どのくらい考えていますか?
○発想の質を下げる、思考のモレ(バカの壁)について
思考の対象になっていない範囲があるかもしれないことを理解する(気づかないって恐ろしい・・・)。
思考のモレを引き起こさないためには?
自分が今、何について考えているかを明確にすること。
軸と境界線を意識すること。
自動車の例としては)
軸:価格
境界線:高い低いではなく、200万円以上か -
Posted by ブクログ
「学ぶ」から「考える」への移行。本書が示すやり方は、まさにこのためのものではないだろうか。
「学ぶ」ことも大切だが、それだけでは世界で戦っていけない。そこで提唱されるのが「考える」力であり、そのためには論理的思考が必要だとする。ただし本書で提唱される論理的思考は、いわゆる筋道立てて考えるというような従来の意味ではない(正確に言うならこの意味も含まれてあるだろうが)。
思考停止の要因として指摘されるのが、かの有名な「バカの壁」だ。「バカの壁」がある故にいくら考えたつもりになっても結局ありきたりな発想しか出てこない。それを克服するために「言葉」によって考えてある範囲を明確化する、つまり「自分は -
Posted by ブクログ
考えると学ぶを区別し頭がいいとは何かに迫る。考える人の例に田村淳や小籔を挙げた時点で大変な共感を覚えた。事実、高学歴と言われる大学に通っている私は小籔さんの説教イベントに毎度参加している。
「ボツアイデア」が多い人ほどクリエイティブでアイデアに対するアカウンタビリティも高いってのは耳が痛い…。あらゆる可能性に対してアプローチしないとなー。競馬でもこれが来るっしょみたいなのなくしたい。こうなってくると女性にもてようとしてさも分かってるかのようにリードするのってクリエイティブ観点からすると相当レベル低い気がする。
「バカの壁」を意識化するためには「自分がいま、何について考えているか」を明確にして「 -
Posted by ブクログ
著者の経験を基にアイデアマンのような発想力のある人が
普通の人と何が違うのか?についてまとめている本。
自分でも実践したいこともあり、かなり参考になった。
間違っててもいいから、経験して行動を修正するといった
繰り返しを続けてスピード感を持って成長したいと
改めて思った。
【参考になった内容】
・ボツアイデアが多い人ほどクリエイティブ
アイデアの質の高さ≒アイデアの量の多さ
・発想の質
情報量 × 加工率 × 発想率
・人は書いているときだけ考えている。
・論理思考の2つの側面
筋道を明確にして考えること
言葉を明確にして考えること
・優れたチェックリストの条件
項目に漏 -
Posted by ブクログ
オリジナリティではなく、スピード⇒世の中にオリジナリティなんてそうそう無い
大事なことは目的に適っており、具体的であることと解決までの筋道が明確であること(なんとなく、こういうときはこうするとうまくいく、みたいなやつはダメ)
◾心
常にその時点で答えを持つこと。データがわからない、って思っても考えればだいたいのことはわかる。その上で調査をすることが大切。少なくとも「不確定の度合い」はわかるはず。
結論思考はスピードに繋がる。
「ハーバードの白い尾」
ゼロベース思考。常識や経験に対して、WHYを繰り出す難しさ。
⇒非常識になれ、と同意
⇒チェックリストが役立つ
◾技
フレームワークやMEC -
Posted by ブクログ
ネタバレ最後にきちんと「出来る人」の定義づけがされていて、その定義づけに納得させる内容であった。
確かに「仮説なし」で集める情報は「日頃にやるべき」であって、仕事上やるべきではないと思う。
時間もったいないし。
論文と一緒。問いを立てて、それに対する仮説を立てて検証。その繰り返し。仮説が無い状態で調べても訳が分からなくなる
ただ、差をつけるのはその「日頃」
そこが最後にきちんと書かれていて、納得。
この手の本には珍しく
演繹的でなく帰納的に、ただ帰納法は普遍真理から降りてくるわけではないので、曖昧だと説得力に欠けるし、そもそも正しいかどうかも分からない
一部だけを見て判断しているのかも知れな -
Posted by ブクログ
軸を意識すること。
ロジカルシンキングの本は数冊読みましたが、「なぜ・どういう場面でロジカルシンキングを使うのか」という部分について一番詳しく書かれていたと思います。
分かりやすいと感じたところは、「MECE」を使うよりもマトリクスなどを使った軸に焦点を当てているところです。
著者が言うには、MECEは書籍で読んだだけではなかなか実践で使いづらいようです。そこには私も少し納得しました。
アイデアを広げることから新しいことが見えるかもしれないということが書かれていました。
タイトル通り「世界一」かどうかは保証出来ませんが、なかなか分かりやすい本でした。