津田久資のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
だいぶ前に読んだけど、本棚に入れるのを失念していた。
公式否定だけど、しっかり公式も使う。マーケティングはたくさん公式があるけど、それだけでは戦える商品にならないことが多い。常に考え続けて、買いて、話して自分に取り込みながら、引き出しをたくさん持っておかなければならない。
何度も読んで身に付けたい。
・マーケターとは「考える職業」
優秀なマーケターはつねに考えている。
少なくとも公式にあてはめて、ポンポンと正解を導き出すようなことはしていない。
・マーケティングとは「一定費用の下で、適切な買い手群にとってよりコストパフォーマンスの高い商品を生み出し、その存在を認知させ、その内容を理解させ、これを送り届けることによって、粗利を最大化させる総合活動」
・潜在ニーズを学ぶ。別の空間、例えば外国の顕在ニーズに置き換えてみる。別の時間、過去の顕在ニーズに置き換えてみる。別のカテゴリーの顕在ニーズに置き換えてみる。
・発想率を上げるには、書く、言葉にする。
・買い手からみた4pを4cという。1.カスタマーバリュー、買い手価値2.コスト3.コンビニエンス、利便性4.コミュニケーション -
Posted by ブクログ
本書を読んで、面接に対する考え方が大きく変わった。自分を企業に売り込む戦略活動・マーケ活動ということ、相手が何を聞きたいのか、完全にこれは自分を売り込むプレゼンテーションなのだという理解を得ることができた。就活を始めたばかりの自分だが、いかにこの的を外した思考で面接をしようとしていた、したかがよく分かった。
また、本書を読むことで面接官も本気でやっているということが本当の意味で理解でき、こういった採用側に対して失礼のないように自分もちゃんとやらなきゃなと思った
本書を読み終わりふと思ったことは、この就活の面接のみならず、何事も、他者を巻き込むために説得するのにプレゼンテーションをするわけで、そうなってくるとプレゼン力はかなり大事だよなあと、しみじみ。
この就活の面接をは、プレゼン力を高めるいい機会だと割り切って考えられるようになった。
本書は、採用側がこの面接での対話で何を聞きたいかということが分かったと共に、「伝える」力をつけるためにどういったことを意識して、また取り組んでいけばいいかが2人のプロフェッショナルの視点から考えられたものだった。
この本は昨年に就活をすでに終えた友人から譲り受けたものだが、彼がとりあえずこれ読んどけばいいんちゃうと言ってたのも納得できる。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ論理思考と発想についての1冊。後半、少し冗長なのが残念。
発想の力=論理思考の力
○学ぶと考えるの違いとは?
学ぶ=既存のフレームワークに当てはめて答えを導く
考える=自分でつくったフレームワークから答えを導く
あなたは1日どのくらい考えていますか?
○発想の質を下げる、思考のモレ(バカの壁)について
思考の対象になっていない範囲があるかもしれないことを理解する(気づかないって恐ろしい・・・)。
思考のモレを引き起こさないためには?
自分が今、何について考えているかを明確にすること。
軸と境界線を意識すること。
自動車の例としては)
軸:価格
境界線:高い低いではなく、200万円以上か未満か。
モレを防ぐには、段階分けが有効。ツリー状に枝分かれさせて図式化する。MECE(モレなく、ダブリなく)、下流からも考える。また、直感で思いついたことも別に記入する。
○発想の質を上げるには、発想量
ボツアイデアが多い人ほど、クリエイティブである。トップクラスのコピーライターは、100本と言われれば100本書いてくる。3流、4流のライターは厳選しましたと言い100本出さない。
優れたアイデアを出せる人は、アイデアに対する説明能力も高い。
発想の質≒発想の広さ=①情報量×②加工率×③発想率
情報量:アイデアの素材がどれくらい頭の中にあるか
加工率:素材をどれくらい潜在的アイデアに加工できているか
発想率:潜在的なアイデアをどれくらい顕在化できるか
特に、発想率を上げるのが早道。 -
Posted by ブクログ
「学ぶ」から「考える」への移行。本書が示すやり方は、まさにこのためのものではないだろうか。
「学ぶ」ことも大切だが、それだけでは世界で戦っていけない。そこで提唱されるのが「考える」力であり、そのためには論理的思考が必要だとする。ただし本書で提唱される論理的思考は、いわゆる筋道立てて考えるというような従来の意味ではない(正確に言うならこの意味も含まれてあるだろうが)。
思考停止の要因として指摘されるのが、かの有名な「バカの壁」だ。「バカの壁」がある故にいくら考えたつもりになっても結局ありきたりな発想しか出てこない。それを克服するために「言葉」によって考えてある範囲を明確化する、つまり「自分は今、何について考えているのか」を明確にするのである。そうすることで自分の思考の枠内だけでなく、その外側にあるものも意識化できるのだ。
このような前提に立って、次の式に基づいて「考える」ための方法が示される。
◯発想の質≒発想の広さ=情報量×加工率×発想率
とりわけ「書くこと=考えること」であるという指摘、「論理思考の本質とは、言葉が本来持っている境界線としての機能を最大限に発揮させて発想を広げ、競合が見落としているアイデアを先に引き出すことなのである」という論理の定義、そして「もともと論理思考には2つの側面があるのだ。 筋道を明確にして考えること/言葉を明確にして考えること」という指摘は興味深い。
また、最後に示される「戦う場所を選べ」というのも参考になった。 -
Posted by ブクログ
考えると学ぶを区別し頭がいいとは何かに迫る。考える人の例に田村淳や小籔を挙げた時点で大変な共感を覚えた。事実、高学歴と言われる大学に通っている私は小籔さんの説教イベントに毎度参加している。
「ボツアイデア」が多い人ほどクリエイティブでアイデアに対するアカウンタビリティも高いってのは耳が痛い…。あらゆる可能性に対してアプローチしないとなー。競馬でもこれが来るっしょみたいなのなくしたい。こうなってくると女性にもてようとしてさも分かってるかのようにリードするのってクリエイティブ観点からすると相当レベル低い気がする。
「バカの壁」を意識化するためには「自分がいま、何について考えているか」を明確にして「意識的に狭く考える」ようにすればいいってのは心がけたい。ならバカにはならずにすむのか。しかしゼロベース思考は一部の天才のみ可能か。実際こうやって本を読んでる行為がゼロベースじゃない感あるもんなー。せめてどうすればアイデアの幅が広がるかは素材・加工・健在化が必要。これは『アイデアのつくりかた』でも書かれてたことやな。そして評論家タイプは最もビジネスで避けんと。オレ口だけやけん気を付けよ…。
情報流入は今の自分に最も足りないこと。とにかくスピード感をもって自己を成長させようとしているし、自分が支持したいものだけに頼ってる。でもただ散歩するだけでも発見はあるやろうし、そういった意味では無駄なことをなくすことは心がけ次第ってポジティブに思うなー。
知識を成り立ちや理由まで深化させて知恵に。これは新しく物事を学ぶときに必要なことやし、逆に知らない人に対して説明するときに気をつかなあかんな。
最後に「学ぶ」の競合が増え価値が下がった現代。僕は「学ぶ」のスピード感と「考える」の圧倒的優位の両方を意識してバカの壁から抜け出したい。 -
Posted by ブクログ
著者の経験を基にアイデアマンのような発想力のある人が
普通の人と何が違うのか?についてまとめている本。
自分でも実践したいこともあり、かなり参考になった。
間違っててもいいから、経験して行動を修正するといった
繰り返しを続けてスピード感を持って成長したいと
改めて思った。
【参考になった内容】
・ボツアイデアが多い人ほどクリエイティブ
アイデアの質の高さ≒アイデアの量の多さ
・発想の質
情報量 × 加工率 × 発想率
・人は書いているときだけ考えている。
・論理思考の2つの側面
筋道を明確にして考えること
言葉を明確にして考えること
・優れたチェックリストの条件
項目に漏れがない
項目が具体的
・MECEに考えるときのステップ
①ひとまず直感だけでアイデアを出す
②大きな固まりからMECEに分解
③下流からも考える -
Posted by ブクログ
オリジナリティではなく、スピード⇒世の中にオリジナリティなんてそうそう無い
大事なことは目的に適っており、具体的であることと解決までの筋道が明確であること(なんとなく、こういうときはこうするとうまくいく、みたいなやつはダメ)
◾心
常にその時点で答えを持つこと。データがわからない、って思っても考えればだいたいのことはわかる。その上で調査をすることが大切。少なくとも「不確定の度合い」はわかるはず。
結論思考はスピードに繋がる。
「ハーバードの白い尾」
ゼロベース思考。常識や経験に対して、WHYを繰り出す難しさ。
⇒非常識になれ、と同意
⇒チェックリストが役立つ
◾技
フレームワークやMECEは漏れなく考えるためのチェックリストか判断基準を与えてくれるマニュアル。
優れたアイディアは拡散⇄収束を繰り返すもの→チェックリストを用いて漏れなく考え、その上で閃くことが大事
⇒チェックリストで具体的なアイディアが閃く水準にまで細かく分類すればいい
チェックリストを作れば自動的にアイディアが決まるわけではないので、必要以上に細かくすることは不要。
⇒やり過ぎちゃうことってある。そういうときは目的が曖昧。目的がしっかりしてれば、結論思考になることができる。
課題、目標は定量化する。数字。
出てきたアイディアは目的達成への寄与と実現可能性で優先順位をつけていく。
積み上げと飛躍のバランス。個人ごとのセンス。なぜその判断をしたのか、という点を探る。
論理を積み上げるところまでは、どこの会社でもできることで差異は生まれ得ない。その上にある判断、価値によって差が生まれる。他社ベンチマークをする意味は、基礎となる論理の考え方がおかしく無いかを見るという意味で価値がある。その理由や考え方を把握した上で、違う判断をすることは正しく、逆にこの価値基準が違うから違う判断になったというところまで確認しないと他社ベンチマークの意味がない。
◾体
論理的思考力⇒文や言葉の論理的なつながりを意識すること
ここの部品(言葉)を正確に作り、正確に組み上げる(文章として繋いでいく)
戦略とは競合優位性に基づいた、継続的で整合性のある総合活動。競合優位性に基づいていないものはすぐに模倣されてしまい、消耗戦になる。
⇒戦略の裏にある競合優位性を意識する。
マニュアルとはPPMみたいに、こういうときはこうしましょうというもの。
オープンクエスチョンは顕在化したニーズしか拾えない。潜在ニーズには具体的な仮説をぶつけることが必要。
シンキングタフネスは読み応え有 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最後にきちんと「出来る人」の定義づけがされていて、その定義づけに納得させる内容であった。
確かに「仮説なし」で集める情報は「日頃にやるべき」であって、仕事上やるべきではないと思う。
時間もったいないし。
論文と一緒。問いを立てて、それに対する仮説を立てて検証。その繰り返し。仮説が無い状態で調べても訳が分からなくなる
ただ、差をつけるのはその「日頃」
そこが最後にきちんと書かれていて、納得。
この手の本には珍しく
演繹的でなく帰納的に、ただ帰納法は普遍真理から降りてくるわけではないので、曖昧だと説得力に欠けるし、そもそも正しいかどうかも分からない
一部だけを見て判断しているのかも知れない
その精度を上げるのが「MECE」であり、それをまとめて発表する作業が「仕事」だと -
Posted by ブクログ
軸を意識すること。
ロジカルシンキングの本は数冊読みましたが、「なぜ・どういう場面でロジカルシンキングを使うのか」という部分について一番詳しく書かれていたと思います。
分かりやすいと感じたところは、「MECE」を使うよりもマトリクスなどを使った軸に焦点を当てているところです。
著者が言うには、MECEは書籍で読んだだけではなかなか実践で使いづらいようです。そこには私も少し納得しました。
アイデアを広げることから新しいことが見えるかもしれないということが書かれていました。
タイトル通り「世界一」かどうかは保証出来ませんが、なかなか分かりやすい本でした。