津田久資のレビュー一覧
-
匿名
購入済み有名だったので買ってみました
おすすめ就活書籍として有名らしいと聞いて買って読んでみました。細かく方法論を知りたい方には向いてるかなって思います。ただ、逆にガチガチに指示されると微妙だと思う人には向いてないかも。
-
Posted by ブクログ
・クリエイティブにおける本歌取り。
蓄積したイメージの爆発。
・「誰に対して」という視点がなければならない。アイデアというのは関係性のなかに存在する。
・いいアイデアとは、斬新な最先端のアイデアではない。
「私もそう思ってた」と言われるくらいが丁度いい。
・自分ならどういうキャスティングをするかというのも訓練。
・ロジック→ロゴス→言語
・本田技術研究所は本田言葉研究所
・合目的的に頑張る。
・上司と目的を共有する。
・人と違う事をする為には、人がやっていることを言葉で定義して、境界線を引かなければならない。
・これまでと違う切り口を見つける。
・大衆のなかに「神」を探せ。
「私はいいと思うものを選んでいる」という個人の感覚が束になっているもの。
大衆をつかさどっているエネルギーがポンと同じ方向を向いた瞬間を感じ取れ。
そのためには、大衆に埋没する。
タクシーの列に割り込む人がいた時に、ちゃんと並べよ!の空気と、放っておこうよ、の空気を読み取る。
どういう人達が、どんなものを買っているかなども分析する。
・満場一致な時は何かがおかしい。
みんなが反対するアイデアも何かがおかしい。
・「ショック」思いもよらない場所での、動物的、肉体的な衝撃。
「サプライズ」人間の予想を裏切る知的、人間的な驚き。
「ツイスト」制作者サイドの工夫で、見せ方を変えること。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか』との対話を通じて得られた気づきは、単なる思考法の理解を超え、自身の経験の再解釈と体系化の可能性を開くものでした。本書の核心である「バカの壁」の概念は、無意識の思考制限を可視化し、論理思考の本質を「発想の速度と多様性」に置く点にあります。長年実践してきた「仮説検証型アプローチ」が、実はMECE(モレなくダブりなく)の原則と直感の統合によって成り立っていたことに気付かされました。
具体的な気づきは三つあります。第一に、情報収集の目的が「仮説の裏付け」から「発想の素材集め」へと転換した点です。過去のプロジェクトで無意識に行っていた業界トレンドの横断的比較が、実は本書の提唱する「情報量×加工率」の最適化そのものだったと理解できました。第二に、パワーポイント作成前のワードでの構想作業が、思考の構造化だけでなく「言葉の境界線の明確化」という機能を果たしていたことに気付きました。第三に、会議での「しまった」という後悔が、発想率の低さではなく情報加工の甘さに起因していたという分析視点の獲得です。
特に興味深かったのは、ロジックツリーとゴールデン・サークルの相似性に気がつけたこと。WHY(目的)を起点にHOW(方法)とWHAT(具体策)を展開するプロセスが、新規事業開発でも既存業務改善でも共通の基盤を持つことを再認識しました。これは、過去に成功したプロジェクトの裏側に常に存在していた「無意識の型」を言語化したもので、経験知をチームに継承する際の指針となり得ます。
実務家としての気づきは、次の三点に集約されます。第一に、直感とフレームワークの統合が「再現性あるイノベーション」を生むという事実。第二に、言葉の定義が現実認識を規定するという逆説的真理。第三に、競争優位の本質が「戦場の選択」と「思考速度」の組み合わせにあるという戦略的洞察です。
今後実践すべきことは、日常業務での「小さな気付き」をMECEで分解する習慣化です。例えば、取引先との会議で感じた違和感を「情報量不足/加工ミス/発想の偏り」の三軸で分析し、改善策を導く。これにより、本書が提唱する「発想の質」の向上を継続的に図れます。経験と理論の往還が、真の意味で「バカの壁」を超える力となることを学びました。思考の可視化と体系化は、単なる手法ではなく、組織的な競争優位を築くための基盤だという結論に至ったのです。 -
Posted by ブクログ
2025/02/18 堀紘一BCG「本物のコンサルを選ぶ」
平易ながら無茶苦茶レベルの高い本、Excellent!
1.クライアント企業の取り組み姿勢
コンサルティングを成功させるのは
①有能なコンサル+②クライアント姿勢
◎(良い)ホンダ・SONY・ヒロセ電機・ユニ・チャーム
✕(ダメ)日産ゴーン・JAL
2.営業力の違い 保険レディ①凄腕②普通③劣る
お客さんの欲していることを察して、それに合わせて話を展開できる
保険商品を売るのではなく、「不安の解消」を提案する
保険の本質は「安心を買う」こと
→マーケティング「ドリル」ではなく「穴を開けたい」
3.構想は大きく=時代の変曲点(184)
業界も各企業も、過去-現在-未来という時間の流れで変化するもの
大きな流れ「ビッグ・ストーリー」の中で経営戦略を組み立てる
Ex今後の日本の半導体事業は新しい展開を見せる
半導体を制するものは世界を制する
1986年「日米半導体協定」のパラダイムを転換
4.「結論仮説」を準備=「考える」 ≠「知っている」
コンサルを引き受けた時に「結論のイメージ」を持つ
良いイメージ出来なければコンサルを受けない
→日産ゴーン案件
5.決断には胆力で「改革A案」を
現実にはクライアントの9割は無難な「C案」を選ぶが -
Posted by ブクログ
私自身はマーケティングのずぶの素人で、他にもマーケティングの基本だったり、4C、3C、SWOT、行動経済、心理学などの本を読んだが、本書はマーケティングを考える上で圧倒的に最高だと感じた。
難しいマーケティング理論をいくつも知ってるより、そもそも何を実現するために何が必要か考えられる定義や仮説の立て方、実践の仕方を促す本書の内容を自分で考えられることが重要で、本書のみでマーケターとしての骨組みは出来るのでは?とも考えた。正に原論だと思う。
数学で言えば、公式を何個も覚えていることより、その公式が何を意味していて、その証明法を説明出来るか、といった内容になると思う。
本書の定義や考え方が絶対かは、それこそ自身で考える必要があるが、最も重要なメッセージは「とことん掘って考えることがマーケターの責務であること」だと感じた。
ブルーオーシャンではなく、既存顧客に深化して考えることを薦めている点も勉強になった。
-
Posted by ブクログ
MECEやロジックツリー関連の本を読んでも腹落ちして出来てなかった部分が腹落ちした。
ロジカルシンキング、論理的思考をその言葉を使わずに説明されており、難しい古文の話を現代語で翻訳されているようでよく理解できた。
学んだこと
考える時のアイデアだしフロー
1.まずは直感でだしつくす
2.大きなグループから分解していく
3.下流から登っていく
それでもでないときは直感で出したものと下流のものから上に登っていく
うっかり忘れ、発想のモレを無くすためのものをチェックリストと呼ぼう。優れたチェックリストに共通するのは、「項目に漏れがない」「項目が出来るだけ具体的である」
いきなりチェックリストは作れないので段階的に作っていく。(公園の鳩の数が減った話
あならや -
Posted by ブクログ
フレームワークは何のためにあるのかとか、考えることの本質とかに、他の本よりも一歩踏み込んで教えてくれた。
優れたアイディアは論理思考から生まれる、これがベースにある本。
考えることは公式に当てはめることではなく(これは学びの成果を生かした高級なルーティンに過ぎない)、公式を考えだすこと。今までと違い、見本がない中では学ぶことより考えることのほうが重要になってきた。
天才は多作。名作の陰に大量の駄作がある。我々凡人もそれだけの発想をするために必要なこと。思考の幅を広げるためにバカの壁を意識化すること。発想の質≒発想の広さ=情報量×加工率×発想率。考えることは書くこと。言葉は境界線、語彙力を磨くことの重要性。知識は絶対量より幅を広げるべき、知識は知恵へと深めるべき。結論仮説→情報による検証のサイクルを高速で回すことの重要性。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・発想の広さ = 情報量 × 加工率 × 発想率
・自分が考えている範囲を意識しなければならない
・論理思考の本質とは、言葉が本来持っている境界線としての機能を最大限に発揮させて発想を広げ、競合が見落としているアイデアを先に引き出すことなのである
・ツリーというのは、論理思考によってチェックリストをつくり、直感の適用対象を極限まで広げた結果にほかならない
・新しい事象や知識に直面したときには「WHY?(なぜ?)」が欠かせない
・ツリーには大きく3つの種類があり、目的に応じて使い分けられる。
WHY型ツリー 問題を分解し、原因を探る
HOW型ツリー 課題を分解し、解決策を探る
WHAT型ツリー 集合を分解し、要素を洗い出す
・まず自分の頭で考えて、自分自身の結論仮説を絞り込むこと -
Posted by ブクログ
考えるということを社会人の今になって考えなおすキッカケになった傑作。
知識の量で秀でていても発想が凡人レベルでしかないエリートは多い。
学ぶことに秀でていても、考えていない人は発想の広がりはない。
著者に言葉によると「頭がいい人=学ぶのがうまい人」から「頭がいい人=考えるのがうまい人」へと知の条件が変化した(P.36)と考えるべきで、そういう意味では、日本で最高に考える人とはお笑い芸人ではないかという箇所がある。
これ実によくわかります。
実際に最近の芸人さんは高学歴出身の人も多い。
笑いの世界で生きる芸人が「どうやって笑いをとるか」を考えに考えて研ぎ澄ました言葉で笑いを伝えている。
自分は芸人さんが笑いやプレゼンテーションをしている時に笑いながらも緩急・間のとり方・話の広げ方・落とし所と話の引き込み方が完璧すぎて感動している時があります。
最高にクリエイティブな分野のひとつと言っても過言ではないかも。
逆に、鳩山邦夫さんの学生時代の勉強をするときの最大のムダが「考えること」という話も非常に興味深かった
これはこれで非常に参考になる話で、単純に「頭がいい受験生」を最短距離で目指す方法としてはアリではないかと思う。
本書では伝えていない(むしろ効率的な勉強を避難している)が、効率的な「考えない勉強」と非効率な「考えること」は両立して磨いていくのがこれからの必要なスキルにすら感じた。
ちなみに「あの人はなぜ東大卒に勝てるのか」タイトルで興味を引きましたが、著者もまた東大法学部卒の非常に優秀なエリートです。
物書きが好きな自分にとっては書くことの重要性が何度でも登場してきて今後も書き続けることへの活力をもらった気分です。