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本書は、「超MBA式」という考えに基づいた「論理的な問題解決法」入門である。では、その「超MBA式」とは何か? 著者はそれを、「マインド」「ツール」「情報」の三つのキーワードで解説する。「マインド」とは、日本人に最も欠けている「結論志向」のことであり、この前提がないとどんな知識も活きてこないと著者は主張する。続く「ツール」については、ロジックツリーなどの既存のツールをその本質的な意味から捉えなおすことで、本当の知恵を醸成する手段を教える。そして「情報」。スピードが重視されるビジネス社会では、どう情報を集めるのかが重要となる。ケーススタディではわからない「情報の収集」について解説する。以上のことから分かるように、本書はただの「お勉強」本ではなく、「本当にビジネスの現場で使うためのMBA」入門である。本書を読むか読まないかで、MBAに関する理解が格段に違ってくる、と断言できる一冊。
...続きを読むPosted by ブクログ 2016年01月30日
「ロジカルに考えるとはどういうことか」をシンプルかつ明確に示している。単なるスキル本ではなく、ロジカルシンキングが必要となるマインドについても語っている。働く上での軸としていきたい本。
最後のケーススタディも読み応えがある。
私は気軽にスラスラとは読めず、最初は忍耐が必要だった。内容は素晴らしいが...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ロジカルシンキングに関する入門書としては、おすすめな本です。
「状況がはっきりしないまま、限られた情報と限られた時間の中で、いかに事態を分析し、判断を下すか」
前半は、「結論志向」「拡散・収束」「論理的思考力・創造的発想力」の基礎についてわかりやすくかかれており、後半は部下と上司の物語を通して前半を...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月14日
オリジナリティではなく、スピード⇒世の中にオリジナリティなんてそうそう無い
大事なことは目的に適っており、具体的であることと解決までの筋道が明確であること(なんとなく、こういうときはこうするとうまくいく、みたいなやつはダメ)
◾心
常にその時点で答えを持つこと。データがわからない、って思っても考え...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月06日
先輩から譲り受けた本の中にあったというだけのめぐりあわせで手にとる。
ビジネスマンにとっては研修で行うであろうロジカルシンキングの手法について非常にわかりやすく書かれてある。
MECEはいまでも日々の生活や研究の中で有用で用いる考え方である。
また単にそれらを紹介するだけでなく、実践する場合にお...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月26日
本当にロジカル。
ただし、内容が難解で、読むのに苦労する。
MECEがなぜ必要なのかを根本的に理解できる。
ただ、残念なのは、単純にノウハウを羅列した本ではないからなのか、
チェックリスト・MECEなどの本書内のメソッドを簡潔にまとめたページがなく、ふと、読み返したくなっても、それが難しいことで...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月03日
「完全情報志向」ではなく、「結論志向」のマインドをもつ事の重要性と、その行動を起こすためのプロセスが丁寧に記載されています。なんでもかんでも情報を集めないと前に進めない人がいるけれど(多分今の自分も・・)、それではいつまでたっても前に進まない。思考停止をせずに今ある情報の中から仮説を立ててぶつけて、...続きを読む
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