【感想・ネタバレ】あの人はなぜ、東大卒に勝てるのかのレビュー

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Posted by ブクログ 2022年02月06日

MECEやロジックツリー関連の本を読んでも腹落ちして出来てなかった部分が腹落ちした。

ロジカルシンキング、論理的思考をその言葉を使わずに説明されており、難しい古文の話を現代語で翻訳されているようでよく理解できた。


学んだこと
考える時のアイデアだしフロー
1.まずは直感でだしつくす
2.大きな...続きを読むグループから分解していく
3.下流から登っていく
それでもでないときは直感で出したものと下流のものから上に登っていく

うっかり忘れ、発想のモレを無くすためのものをチェックリストと呼ぼう。優れたチェックリストに共通するのは、「項目に漏れがない」「項目が出来るだけ具体的である」
いきなりチェックリストは作れないので段階的に作っていく。(公園の鳩の数が減った話 

あならや

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Posted by ブクログ 2020年02月13日

フレームワークは何のためにあるのかとか、考えることの本質とかに、他の本よりも一歩踏み込んで教えてくれた。
優れたアイディアは論理思考から生まれる、これがベースにある本。
考えることは公式に当てはめることではなく(これは学びの成果を生かした高級なルーティンに過ぎない)、公式を考えだすこと。今までと違い...続きを読む、見本がない中では学ぶことより考えることのほうが重要になってきた。
天才は多作。名作の陰に大量の駄作がある。我々凡人もそれだけの発想をするために必要なこと。思考の幅を広げるためにバカの壁を意識化すること。発想の質≒発想の広さ=情報量×加工率×発想率。考えることは書くこと。言葉は境界線、語彙力を磨くことの重要性。知識は絶対量より幅を広げるべき、知識は知恵へと深めるべき。結論仮説→情報による検証のサイクルを高速で回すことの重要性。

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Posted by ブクログ 2019年01月10日

個人的には好きな思考法。
優れた思考法を考えたいひとにはおすすめ。

結論仮説→情報収集により検証

総量×加工率×発想率

スピード感をもって

とりあえず情報収集はダメ

ダブりはいい。目的は思考の幅を広げること。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年11月25日

パワーフレーズ
「そう、それは「マーケティングに必要な要素をMECEに分けてくれる境界線」として、一定の信頼を得ているからである」

フレームワークの使い方においてここまでぐっとくる内容は初めてでした。これが使うということかと思います。個人的にはバカの壁という言葉は嫌いです。これは知識を使うものを自...続きを読む分の価値観から愚弄しているように思うからです。言っている内容は真っ当でしょうが品性の問題ですかね。それを差し引いてもおそろしく高度でハイセンスな内容です

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Posted by ブクログ 2017年07月23日

・発想の広さ = 情報量 × 加工率 × 発想率

・自分が考えている範囲を意識しなければならない

・論理思考の本質とは、言葉が本来持っている境界線としての機能を最大限に発揮させて発想を広げ、競合が見落としているアイデアを先に引き出すことなのである

・ツリーというのは、論理思考によってチェックリ...続きを読むストをつくり、直感の適用対象を極限まで広げた結果にほかならない

・新しい事象や知識に直面したときには「WHY?(なぜ?)」が欠かせない

・ツリーには大きく3つの種類があり、目的に応じて使い分けられる。
WHY型ツリー 問題を分解し、原因を探る
HOW型ツリー 課題を分解し、解決策を探る
WHAT型ツリー 集合を分解し、要素を洗い出す

・まず自分の頭で考えて、自分自身の結論仮説を絞り込むこと

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Posted by ブクログ 2016年03月21日

MECEについて語っているだけのように読めるが、直感と論理の両面から見ることで、見落としが少なくなるという話。
ひたすら学んでてもダメで、考えることをしなければならない。
真剣にこれからについて何が課題なのか、どう解決していけばいいのか、考えなければならないと思った。

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Posted by ブクログ 2016年03月17日

考えるということを社会人の今になって考えなおすキッカケになった傑作。

知識の量で秀でていても発想が凡人レベルでしかないエリートは多い。
学ぶことに秀でていても、考えていない人は発想の広がりはない。

著者に言葉によると「頭がいい人=学ぶのがうまい人」から「頭がいい人=考えるのがうまい人」へと知の条...続きを読む件が変化した(P.36)と考えるべきで、そういう意味では、日本で最高に考える人とはお笑い芸人ではないかという箇所がある。

これ実によくわかります。

実際に最近の芸人さんは高学歴出身の人も多い。
笑いの世界で生きる芸人が「どうやって笑いをとるか」を考えに考えて研ぎ澄ました言葉で笑いを伝えている。

自分は芸人さんが笑いやプレゼンテーションをしている時に笑いながらも緩急・間のとり方・話の広げ方・落とし所と話の引き込み方が完璧すぎて感動している時があります。
最高にクリエイティブな分野のひとつと言っても過言ではないかも。

逆に、鳩山邦夫さんの学生時代の勉強をするときの最大のムダが「考えること」という話も非常に興味深かった
これはこれで非常に参考になる話で、単純に「頭がいい受験生」を最短距離で目指す方法としてはアリではないかと思う。

本書では伝えていない(むしろ効率的な勉強を避難している)が、効率的な「考えない勉強」と非効率な「考えること」は両立して磨いていくのがこれからの必要なスキルにすら感じた。

ちなみに「あの人はなぜ東大卒に勝てるのか」タイトルで興味を引きましたが、著者もまた東大法学部卒の非常に優秀なエリートです。

物書きが好きな自分にとっては書くことの重要性が何度でも登場してきて今後も書き続けることへの活力をもらった気分です。

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Posted by ブクログ 2015年12月16日

「東大卒に勝てるのか」って題名がいけてない、と思って読み始めるのが遅れてしまった。読んだら、すぐに実践できるレベルの丁寧さで論理思考、考える、とうことが書いてありよかった。それでも気になる、東大卒は最終章でやっと納得。学びに長けた人の意だったのね。
2015.12.15

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Posted by ブクログ 2015年11月14日

「アイデアを漏れなく発散させるためにロジックツリーをつくるべき」という内容。

直感で出てきたアイデアは、常識、本書でいう「バカの壁」を超えられない。
たとえば、「車」といわれると無意識のうちに、四輪で金属製の4-5人乗りくらいの乗り物を想定してしまう可能性がある。
その限定された範囲の中で考えてし...続きを読むまうと、
戦車もバイクもロードローラーも人力車も飛行機も、知っているのに思いつかないかもしれない。

そこで、言葉で世界を切り分ける。
赤いもの/赤くないもの、1m以上のもの/未満のもの、車輪が0個/1個/2個以上のもの、など
考えている空間を言葉で切っていくことで、考えから漏れている空間があったこと、「バカの壁」があったことに気づくことができる。
その結果がロジックツリーである。
ロジックツリーは、漏れがなく (collectively exhaustive)、 具体的であるというチェックリストの要件を満たす。
チェックリストに印をつけていくことで、「この下は、もう検討した」という確信を得ることができる。
この目的でのロジックツリーはダブりがないこと (mutually exclusive) の厳密性は重視しない。
アイデアを言葉にして、関係を記述することが論理的であり、考えているということなのだ。

私たちはいろいろなことを知っている。あとは思い出すだけだ。
知っているのに使えない、惜しい敗北をくつがえすことができるかもしれない。

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Posted by ブクログ 2019年06月12日

副題がしっくりくる内容。論理的に考えるとは書きながら、整理することでより狭く深く考えられることを教えてくれる書

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Posted by ブクログ 2018年10月10日

考えることは、書くことである。バカの壁をいかになくすかなど、「考える」ことについて、色々な気づきがありました。
しかし、一気に引き込まれるように読むことはできなかったのは、自分には少し難しかったからだろうか?

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Posted by ブクログ 2016年04月23日

論理思考と発想についての1冊。後半、少し冗長なのが残念。
発想の力=論理思考の力

○学ぶと考えるの違いとは?
学ぶ=既存のフレームワークに当てはめて答えを導く
考える=自分でつくったフレームワークから答えを導く
あなたは1日どのくらい考えていますか?

○発想の質を下げる、思考のモレ(バカの壁)に...続きを読むついて
思考の対象になっていない範囲があるかもしれないことを理解する(気づかないって恐ろしい・・・)。
思考のモレを引き起こさないためには?
自分が今、何について考えているかを明確にすること。
軸と境界線を意識すること。
自動車の例としては)
 軸:価格
 境界線:高い低いではなく、200万円以上か未満か。

モレを防ぐには、段階分けが有効。ツリー状に枝分かれさせて図式化する。MECE(モレなく、ダブリなく)、下流からも考える。また、直感で思いついたことも別に記入する。

○発想の質を上げるには、発想量
ボツアイデアが多い人ほど、クリエイティブである。トップクラスのコピーライターは、100本と言われれば100本書いてくる。3流、4流のライターは厳選しましたと言い100本出さない。
優れたアイデアを出せる人は、アイデアに対する説明能力も高い。
発想の質≒発想の広さ=①情報量×②加工率×③発想率
情報量:アイデアの素材がどれくらい頭の中にあるか
加工率:素材をどれくらい潜在的アイデアに加工できているか
発想率:潜在的なアイデアをどれくらい顕在化できるか
特に、発想率を上げるのが早道。

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Posted by ブクログ 2016年03月27日

タイトル通り「なぜか?」に対する著者なりの解釈があって、そこはおもしろいのだが、この本を読んだかといって発想力が身につくわけではない。

端的に「なぜか」をまとめると『バカの壁を乗り越えて(気づいて)「発想率」を高める努力をすること』ってだけ。そのために、フレームワークを利用したり、結論思考で仮説検...続きを読む証を繰返したり、って手段の話。

読みやすく分かりやすかったので、「★4」にしたのだけど、内容は至って平凡だから「★3」でもいいかも。

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Posted by ブクログ 2016年03月16日

「学ぶ」から「考える」への移行。本書が示すやり方は、まさにこのためのものではないだろうか。

「学ぶ」ことも大切だが、それだけでは世界で戦っていけない。そこで提唱されるのが「考える」力であり、そのためには論理的思考が必要だとする。ただし本書で提唱される論理的思考は、いわゆる筋道立てて考えるというよう...続きを読むな従来の意味ではない(正確に言うならこの意味も含まれてあるだろうが)。

思考停止の要因として指摘されるのが、かの有名な「バカの壁」だ。「バカの壁」がある故にいくら考えたつもりになっても結局ありきたりな発想しか出てこない。それを克服するために「言葉」によって考えてある範囲を明確化する、つまり「自分は今、何について考えているのか」を明確にするのである。そうすることで自分の思考の枠内だけでなく、その外側にあるものも意識化できるのだ。

このような前提に立って、次の式に基づいて「考える」ための方法が示される。

◯発想の質≒発想の広さ=情報量×加工率×発想率

とりわけ「書くこと=考えること」であるという指摘、「論理思考の本質とは、言葉が本来持っている境界線としての機能を最大限に発揮させて発想を広げ、競合が見落としているアイデアを先に引き出すことなのである」という論理の定義、そして「もともと論理思考には2つの側面があるのだ。 筋道を明確にして考えること/言葉を明確にして考えること」という指摘は興味深い。

また、最後に示される「戦う場所を選べ」というのも参考になった。

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Posted by ブクログ 2016年02月12日

考えると学ぶを区別し頭がいいとは何かに迫る。考える人の例に田村淳や小籔を挙げた時点で大変な共感を覚えた。事実、高学歴と言われる大学に通っている私は小籔さんの説教イベントに毎度参加している。
「ボツアイデア」が多い人ほどクリエイティブでアイデアに対するアカウンタビリティも高いってのは耳が痛い…。あらゆ...続きを読むる可能性に対してアプローチしないとなー。競馬でもこれが来るっしょみたいなのなくしたい。こうなってくると女性にもてようとしてさも分かってるかのようにリードするのってクリエイティブ観点からすると相当レベル低い気がする。
「バカの壁」を意識化するためには「自分がいま、何について考えているか」を明確にして「意識的に狭く考える」ようにすればいいってのは心がけたい。ならバカにはならずにすむのか。しかしゼロベース思考は一部の天才のみ可能か。実際こうやって本を読んでる行為がゼロベースじゃない感あるもんなー。せめてどうすればアイデアの幅が広がるかは素材・加工・健在化が必要。これは『アイデアのつくりかた』でも書かれてたことやな。そして評論家タイプは最もビジネスで避けんと。オレ口だけやけん気を付けよ…。
情報流入は今の自分に最も足りないこと。とにかくスピード感をもって自己を成長させようとしているし、自分が支持したいものだけに頼ってる。でもただ散歩するだけでも発見はあるやろうし、そういった意味では無駄なことをなくすことは心がけ次第ってポジティブに思うなー。
知識を成り立ちや理由まで深化させて知恵に。これは新しく物事を学ぶときに必要なことやし、逆に知らない人に対して説明するときに気をつかなあかんな。
最後に「学ぶ」の競合が増え価値が下がった現代。僕は「学ぶ」のスピード感と「考える」の圧倒的優位の両方を意識してバカの壁から抜け出したい。

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Posted by ブクログ 2016年01月24日

東大卒に勝てる方法が乗っている訳ではなく、ロジカルシンキングの実践の方法を解説した本。さすが広告マンだけあって、キャッチーなタイトルをつけますね。まんまと手にとってしまいましたが。。。印象的だったのは、「考えている時」だけ、「考えていた」と言える。という言葉。

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Posted by ブクログ 2016年01月16日

著者の経験を基にアイデアマンのような発想力のある人が
普通の人と何が違うのか?についてまとめている本。
自分でも実践したいこともあり、かなり参考になった。

間違っててもいいから、経験して行動を修正するといった
繰り返しを続けてスピード感を持って成長したいと
改めて思った。

【参考になった内容】
...続きを読む・ボツアイデアが多い人ほどクリエイティブ
 アイデアの質の高さ≒アイデアの量の多さ

・発想の質
 情報量 × 加工率 × 発想率

・人は書いているときだけ考えている。

・論理思考の2つの側面
 筋道を明確にして考えること
 言葉を明確にして考えること

・優れたチェックリストの条件
 項目に漏れがない
 項目が具体的

・MECEに考えるときのステップ
 ①ひとまず直感だけでアイデアを出す
 ②大きな固まりからMECEに分解
 ③下流からも考える

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Posted by ブクログ 2017年01月18日

☆公式に当てはめても「考えた」とはいわない。
当てはめるだけでは競合に勝てない。
考えるほうが競合に勝てる可能性が高い。
☆「書いている」ときだけ「考えていた」と言える。
☆論理思考力こそが発想力の源泉であり、論理思考力とは言葉の力。正しい文章をインプットする。例:刑法の文章

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Posted by ブクログ 2015年11月10日

BCGや博報堂での経験をベースに、論理的思考による発想法について解説した本。

◆思考法の話に入る前に
まずは「学ぶ」と「考える」の違いから。既存のフレームワークや公式に当て嵌めて答えを導くことに満足しがちだが、価値なし。自分で作ったフレームワークから答えを導くからこそ意味がある。納得!

そして耳...続きを読むが痛い…やっぱり日本の戦略的な戦後教育の弊害って思考力が落ちている根本的な原因なのかも。

◆発想による競争
発想で競合に負けるパターンは3つ。
① 実行面の敗北
②「しまった(惜敗)」
③「まいった(完敗)」
このうち、潜在的発想力で負けていないが、スピードに劣った結果負けてしまう②を避けようというのが筆者の主張。挽回の可能性およびケース数としても多いため。
確かにそうかも…「あ、なぜそこまで考えなかったんだろう…気付きそうなものなのに…」というのはこのカテゴリー。

◆発想の質を落とす「バカの壁」
発想が広がらないのは「バカの壁」が存在するから。いわゆる「知らないこと」を知らないことによって起こる漏れのこと。限られた範囲の「内」を考えていることに気付いていない、その範囲の「外」があるということに気付いていない状況。ああ、怖い…

質・スピードを上げるためにはどうするか。そのためには「バカの壁」に阻まれることなくアイデアの量を増やすこと。そのためのツールとしてフレームワーク思考・ロジックツリーが挙げられている。

フレームワーク思考・ロジックツリーは自分自身の思考を一定の範囲に限定しながら、その外部も同時に意識するという意味で効果的だというもの。そういう意味合いがあるのか…と今さらながら腹落ち。確かに3Cや4Pは、漏れを防ぐために有効だもんね。

◆発想の質を上げる!
発想の質≒情報量×加工率×発想率
情報量:アイデアの素材がどれくらい頭の中にあるか
加工率:素材をどれくらい千潜在的アイデアに加工できているか
発想率:潜在的なアイデアをどれくらい顕在化できるか
3つの要素とも重要だが、発想率を上げていくのが筆者の主張。前者2つは時間が要する。

◆発想率を上げる
「考える」ときは必ず「書く」!んで「言葉」とは「境界線」である。論理的思考の本質とは、言葉が本来持っている協会施としての機能を最大限に発揮させて発想を広げ、競合が見落としているアイデアを先に引き出すこととのこと。う~ん…分かりにくい。

ロジックツリーは論理と直観の間に補完関係を作るもの。直観を廃するのではなく、あくまで論理と直感を仲良く活用していきましょうってことですね。

ロジックツリーのコツは以下の通り。よく言われているやつ。
①とりえず直感でアイデアを出す。
②大きなかたまりからMECEに分解する。
③「下流」からも考えてみる。

◆情報量・加工率を上げる
情報量:食わず嫌いをぜずに情報流入、取捨選択を極力避けよう!(これまた「バカの壁」を避けるため)
加工率:学ぶ際には鵜呑みにせずにその成り立ちまでを学ぶ、なぜなぜ??

◆高級ルーティンワークは避けよう!
とりあえず漠然とでもどんな情報を集めればいいかが分かれば十分な仕事のこと。自ら論理(結論仮説)を作れる人、それに応じた情報収集ができる人が求められる時代。

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Posted by ブクログ 2015年10月19日

思考についてがメインの本
MECEについての考え方や、バカの壁についてなど参考になることがある。
しかし…題名がねー。今どき東大とか…
題名で損してる。

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Posted by ブクログ 2020年02月04日

凡人にはバカの壁が存在すること、発想の広さは情報量×加工率×発想率で決まる、という二点が特に印象的だった。

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Posted by ブクログ 2018年12月30日

論理思考とアイディアの出し方について書かれています。
面白かった点は、良いアイディアが浮かばない時は、自分の知識不足かひらめき不足だと感じてしまいますが、筆者は実はそうではないと言います。「論理的思考力」不足と言っています。
思考方法も具体的ですぐに実践できそうな内容です。

他に良かった点

・こ...続きを読むれまでの「頭がいい人=学ぶのがうまい人」から「頭がいい人=考えるのがうまい人」へと知の条件が変化した


・アイデアの質を高めたければ、発想を広げ、発想の総量を増やす

・人が考えているかどうかを決めるのは、その人が、書いているかどうかである。アイデアを引き出すとは、アイデアを書き出すことにほかならない。


・論理思考力こそが発想力の源泉であり、論理思考力とは言葉の力だった

・自ら論理(結論仮説)をつくれる人、それに応じた情報収集ができる人が求められるようになってきているのだ

・無能な人ほど「まず調べよう」とする

・バカとは「自分のバカさ」がわかっていない人

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Posted by ブクログ 2018年10月21日

・いかに考えることをやめ、学ぶことに徹するかがこれまでの頭の良い条件だった
・優れたアイデアを出せる人は、自分の直感力に信頼を置いていない
・言葉をはっきりさせて考える
・項目にもれがない・項目ができるだけ具体的
・教室のように興味のない情報が強制的に入ってくる環境を構築するのは意外に大切
・メモは...続きを読む箇条書きのまま放置せず、あとで接続詞を使った文章としてまとめ直す
・先人が命をかけて生み出した成果を一瞬で取得できてしまうのが、学ぶという行為の素晴らしところである

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Posted by ブクログ 2018年09月15日

だいぶ前に購入して読んだ本。
この手の思考関連の本は、たくさん読んだけど、根本的には同じようなことを言っていて…。
ただ、この本も、ほかの本では理解できなかったところが理解できたり、ああなるほど、と思う部分がある。あとはそれを実践で試してみる。思考術関連の本は、それが使えるようにならなければ意味がな...続きを読むい。

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Posted by ブクログ 2018年04月16日

数々の企業でコンサルティングや講義を行う著者が現代で必要とされている論理思考について事例などを踏まえて解説した一冊。

お笑い芸人の考える姿勢からアイデアを考える際に漏れを防ぐために情報量、加工率、発想率の3つを高める方法が解説されています。
天才と凡人のアプローチの違いを説明したうえでバカの壁を認...続きを読む識したうえで画期的なアイデアを出すための手法を言葉を明確にして筋道をつけていくために発想率と情報量を高めるための手法や知識を勉強することができました。

本書の中でも特に学ぶと考えるの違いや著者の論理的という言葉の解釈は読んでいて納得しました。
また、著者の経験から語られるマッキンゼーでのプレゼンにおいて誰でも理解できる言葉を使うことやハーバードのビジネススクールの授業内容は一流と評される組織の実態を知るいい機会になりました。
そして、拡散と収束の難易度やメモの取り方の部分は印象に残りました。

ただ残念だったのは4章と6章を続けていれば理解が深まると感じました。
一方で、7章は結論仮説の形成の重要さを強く感じることができ強く印象に残り心に響くものがありました。

本書ではこれからの時代に通用する論理思考の方法がわかりやすく学ぶことができました。
難しい課題に直面した際に、結論仮説をつくれる思考力を磨いていき現代を生き抜いていきたいと感じた一冊でした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年05月21日

一つの成功は多くの失敗を礎に成り立っていることをわかる。まずはアイディアを量産することの大事さを痛感する。

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Posted by ブクログ 2016年06月04日

◯言葉の意味を曖昧なまま放置しない(103p)

◯「1〜3面の記事はすべて読む」というようなルールで自分を縛ってしまうことだろう(168p)

◯成り立ちあるいは理由まで含めて理解された知識のことを僕は知恵と呼んでいる。(176p)

★考えは言語化することで明確になる、情報流入で偏りなく情報を仕...続きを読む入れる、学ぶとき考えて学べば他の知識と結びつく、情報収集は仮説を考え抜いてから行う。それぞれ知っていた知識が「発想」というキーワードでつながった。

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Posted by ブクログ 2015年12月30日

タイトルに一瞬興味を持ち、すずかんと対談していたので、読んでみた。タイトルにつられた感じ。書いてある内容は、サブタイトルにある「論理思考のシンプルな本質」であって「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか」ではない。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年12月09日

1.総括
論理思考の本。タイトルの東大卒に勝つ、というのは「考える」ということ。「考える」をすすめるのには2つの理由がある。「学ぶ」の競合が増えている(人材がグローバル化している) 「学ぶ」の価値が下がっている(知識が大衆化している)

2.引用
「アイデアの発想スピードが遅いと、同期間内に提出され...続きを読むるアイデアの総量が少なくなり、結果としてアイデアの質は低下する。 アイデアの質を高めたければ、発想を広げ、発想の総量を増やすことが重要なのだ。アイデアの数を増やし、発想の質を高めるためには、この「バカの壁」を意識化することが欠かせないのである。「壁」というのは、思考の対象になっている範囲(こちら側)となっていない範囲(向こう側)とを隔てるもの、「バカ」というのはその壁が「見えていない・意識されていない」ということを意味している。」
アイディアを出す量が多いほど、質の高いものになる。量を出すためにはスピードが必要。バカの壁を認識することが必要。バカの壁を認識するための方法は、MECEをつかうこと。頭で考えるだけでなく、書くことも重要。エジソンですらひたすら書いていた。とりあえず頭に浮かんだことを書いて、あとでツリーにする。

「筋道としての論理を組み立てるにしても、結局、その部品になるのは言葉である。だから言葉を明確にしなければならない。 ここで、「言葉を明確にする」と言っていることには、2つの含意がある。  対象を言葉にする(イメージでとらえず、言語化する)  言葉の輪郭をはっきりさせる(言葉の意味を曖昧なまま放置しない) まず自分が何について考えているのかを言葉にしなければならないし、そのときの言葉は、意味が明確になっていなければならない。 その2点をおざなりにしたまま筋道をつくっていっても、そこには必ず「バカの壁」が入ることになる。つまり、発想を広げ、アイデアのモレをなくすうえで、筋道としての論理は無力なのだ」
他の本にも書いてあったが、言葉を定義するのが重要。著者はバカの壁を入れないため、と言っている。自分が何について考えているのかを言葉にし、その言葉の意味を明確にしないまま論理思考をしようとしても、バカの壁が入ってしまうため。国語辞典を引く習慣をつけよう。

「初めて学ぶときに、その知識の「成り立ち」まで含めて学ぶのである。ピタゴラスの定理を学ぶときに、図形を見ながら公式を覚えるのではなく、「なぜこの公式が成り立つのか?」までも含めて理解するべきなのだ。 成り立ち、あるいは、理由まで含めて理解された知識のことを、僕は知恵と呼んでいる。 「初めて学ぶときが、知識を知恵に変える唯一無二のチャンスである」そのチャンスを逃したときは、人に教えるときがチャンス」
これは実感しているところで、最初に時間がないからといってとりあえず知識を入れる受験勉強のクセが付いてしまっている。最初になぜ?と考えないで受け入れてしまうと、後から問い直すのが難しくなる。なぜ+4W1Hは使えると思った。

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Posted by ブクログ 2015年10月18日

要は、思考力とは学習とは異なるため、思考できれば
東大卒だろうが関係無いよという話。

■読書メモ
学ぶ=既存のフレームに当てはめて答えを導く
考える=自分でつくったフレームで答えを導く
学ぶ=真似ぶ →模倣である限り他のオリジナルを超越できない

思考で競合に負ける3パターン
①同じこと思いついた...続きを読むけどやるのが遅かった →はよやろう
②後ちょっとで同じこと思いついたはずだった →ほとんどこれ、しまった
③思いつきもしないことをやられてしまった →勝ち目なし、まいった

競争環境は常に同程度のレベルの者同士の戦いとなるがゆえ、
②で負けることがほとんど。しまったをいかになくすか。

しまったを無くすためには
1.アイディアを出しまくる(ボツネタの数が誇り)
2.バカの壁(無意識の制約)を無くすために分解しまくる(ロジックツリー)
3.ひたすら書きまくる(アウトプットがなければこの世に存在しないと同義)

その時のポイントは
4.言葉の意味を大事にする(意味を正確に捉えて、ツリーに正しい分岐を与える)
5.日常的な言葉で十分(下手な横文字はいらぬ)
6.完璧にMECEじゃなくてよい、モレはダメだがダブリはOK
7.最後に評価するときは“発想が広がったか”

ここまでは情報の加工、発想の工程の話。
原材料となる知識をどのように獲得すべきか?
→知識は量ではなく幅、なんでもないと思っていることが発想を広げる材料になり得る

さいごに、
学習は他人の思考を最短STEPで習得するための有効な手法
ピタゴラスの定理をゼロから考えるよりも学習したほうが
ピタゴラスの生涯分の努力を瞬時に獲得できる→効率が良いというだけの話
なので学習はもちろん必要なのだが、思考によりオリジナルを
生み出せなければ現代においてのビジネスマンとしてのバリューは乏しいと言える。

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