【感想・ネタバレ】あの人はなぜ、東大卒に勝てるのかのレビュー

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Posted by ブクログ

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パワーフレーズ
「そう、それは「マーケティングに必要な要素をMECEに分けてくれる境界線」として、一定の信頼を得ているからである」

フレームワークの使い方においてここまでぐっとくる内容は初めてでした。これが使うということかと思います。個人的にはバカの壁という言葉は嫌いです。これは知識を使うものを自分の価値観から愚弄しているように思うからです。言っている内容は真っ当でしょうが品性の問題ですかね。それを差し引いてもおそろしく高度でハイセンスな内容です

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2017年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・発想の広さ = 情報量 × 加工率 × 発想率

・自分が考えている範囲を意識しなければならない

・論理思考の本質とは、言葉が本来持っている境界線としての機能を最大限に発揮させて発想を広げ、競合が見落としているアイデアを先に引き出すことなのである

・ツリーというのは、論理思考によってチェックリストをつくり、直感の適用対象を極限まで広げた結果にほかならない

・新しい事象や知識に直面したときには「WHY?(なぜ?)」が欠かせない

・ツリーには大きく3つの種類があり、目的に応じて使い分けられる。
WHY型ツリー 問題を分解し、原因を探る
HOW型ツリー 課題を分解し、解決策を探る
WHAT型ツリー 集合を分解し、要素を洗い出す

・まず自分の頭で考えて、自分自身の結論仮説を絞り込むこと

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2017年07月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

論理思考と発想についての1冊。後半、少し冗長なのが残念。
発想の力=論理思考の力

○学ぶと考えるの違いとは?
学ぶ=既存のフレームワークに当てはめて答えを導く
考える=自分でつくったフレームワークから答えを導く
あなたは1日どのくらい考えていますか?

○発想の質を下げる、思考のモレ(バカの壁)について
思考の対象になっていない範囲があるかもしれないことを理解する(気づかないって恐ろしい・・・)。
思考のモレを引き起こさないためには?
自分が今、何について考えているかを明確にすること。
軸と境界線を意識すること。
自動車の例としては)
 軸:価格
 境界線:高い低いではなく、200万円以上か未満か。

モレを防ぐには、段階分けが有効。ツリー状に枝分かれさせて図式化する。MECE(モレなく、ダブリなく)、下流からも考える。また、直感で思いついたことも別に記入する。

○発想の質を上げるには、発想量
ボツアイデアが多い人ほど、クリエイティブである。トップクラスのコピーライターは、100本と言われれば100本書いてくる。3流、4流のライターは厳選しましたと言い100本出さない。
優れたアイデアを出せる人は、アイデアに対する説明能力も高い。
発想の質≒発想の広さ=①情報量×②加工率×③発想率
情報量:アイデアの素材がどれくらい頭の中にあるか
加工率:素材をどれくらい潜在的アイデアに加工できているか
発想率:潜在的なアイデアをどれくらい顕在化できるか
特に、発想率を上げるのが早道。

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2016年04月23日

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一つの成功は多くの失敗を礎に成り立っていることをわかる。まずはアイディアを量産することの大事さを痛感する。

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2017年05月21日

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1.総括
論理思考の本。タイトルの東大卒に勝つ、というのは「考える」ということ。「考える」をすすめるのには2つの理由がある。「学ぶ」の競合が増えている(人材がグローバル化している) 「学ぶ」の価値が下がっている(知識が大衆化している)

2.引用
「アイデアの発想スピードが遅いと、同期間内に提出されるアイデアの総量が少なくなり、結果としてアイデアの質は低下する。 アイデアの質を高めたければ、発想を広げ、発想の総量を増やすことが重要なのだ。アイデアの数を増やし、発想の質を高めるためには、この「バカの壁」を意識化することが欠かせないのである。「壁」というのは、思考の対象になっている範囲(こちら側)となっていない範囲(向こう側)とを隔てるもの、「バカ」というのはその壁が「見えていない・意識されていない」ということを意味している。」
アイディアを出す量が多いほど、質の高いものになる。量を出すためにはスピードが必要。バカの壁を認識することが必要。バカの壁を認識するための方法は、MECEをつかうこと。頭で考えるだけでなく、書くことも重要。エジソンですらひたすら書いていた。とりあえず頭に浮かんだことを書いて、あとでツリーにする。

「筋道としての論理を組み立てるにしても、結局、その部品になるのは言葉である。だから言葉を明確にしなければならない。 ここで、「言葉を明確にする」と言っていることには、2つの含意がある。  対象を言葉にする(イメージでとらえず、言語化する)  言葉の輪郭をはっきりさせる(言葉の意味を曖昧なまま放置しない) まず自分が何について考えているのかを言葉にしなければならないし、そのときの言葉は、意味が明確になっていなければならない。 その2点をおざなりにしたまま筋道をつくっていっても、そこには必ず「バカの壁」が入ることになる。つまり、発想を広げ、アイデアのモレをなくすうえで、筋道としての論理は無力なのだ」
他の本にも書いてあったが、言葉を定義するのが重要。著者はバカの壁を入れないため、と言っている。自分が何について考えているのかを言葉にし、その言葉の意味を明確にしないまま論理思考をしようとしても、バカの壁が入ってしまうため。国語辞典を引く習慣をつけよう。

「初めて学ぶときに、その知識の「成り立ち」まで含めて学ぶのである。ピタゴラスの定理を学ぶときに、図形を見ながら公式を覚えるのではなく、「なぜこの公式が成り立つのか?」までも含めて理解するべきなのだ。 成り立ち、あるいは、理由まで含めて理解された知識のことを、僕は知恵と呼んでいる。 「初めて学ぶときが、知識を知恵に変える唯一無二のチャンスである」そのチャンスを逃したときは、人に教えるときがチャンス」
これは実感しているところで、最初に時間がないからといってとりあえず知識を入れる受験勉強のクセが付いてしまっている。最初になぜ?と考えないで受け入れてしまうと、後から問い直すのが難しくなる。なぜ+4W1Hは使えると思った。

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2015年12月09日

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