あらすじ
既存のフレームワークや最新ツール、バズワードにダマされるな。どんなに時代が変化してもずっと変わらない「モノが売れる原理」とは──? 1万人以上を指導した戦略のプロが教える「全ビジネスに共通する根本原則」がわかる本。すべての「考えるマーケター」のための新しい教科書!
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Posted by ブクログ
マーケティング初心者です。
そもそもの話を、作者の言葉で紡ぎ具体例などもあり、そういうことかと腑に落ちる場面が多かった。
今までなんとなくフレームワークなども読んできて、道具の形は見えてきたけど使い方がわからなかったところを教えてもらった感覚。
マーケティングの考え方の全体を捉え直して、次の行動に繋がりそうだと感じました。
Posted by ブクログ
私自身はマーケティングのずぶの素人で、他にもマーケティングの基本だったり、4C、3C、SWOT、行動経済、心理学などの本を読んだが、本書はマーケティングを考える上で圧倒的に最高だと感じた。
難しいマーケティング理論をいくつも知ってるより、そもそも何を実現するために何が必要か考えられる定義や仮説の立て方、実践の仕方を促す本書の内容を自分で考えられることが重要で、本書のみでマーケターとしての骨組みは出来るのでは?とも考えた。正に原論だと思う。
数学で言えば、公式を何個も覚えていることより、その公式が何を意味していて、その証明法を説明出来るか、といった内容になると思う。
本書の定義や考え方が絶対かは、それこそ自身で考える必要があるが、最も重要なメッセージは「とことん掘って考えることがマーケターの責務であること」だと感じた。
ブルーオーシャンではなく、既存顧客に深化して考えることを薦めている点も勉強になった。
Posted by ブクログ
だいぶ前に読んだけど、本棚に入れるのを失念していた。
公式否定だけど、しっかり公式も使う。マーケティングはたくさん公式があるけど、それだけでは戦える商品にならないことが多い。常に考え続けて、買いて、話して自分に取り込みながら、引き出しをたくさん持っておかなければならない。
何度も読んで身に付けたい。
・マーケターとは「考える職業」
優秀なマーケターはつねに考えている。
少なくとも公式にあてはめて、ポンポンと正解を導き出すようなことはしていない。
・マーケティングとは「一定費用の下で、適切な買い手群にとってよりコストパフォーマンスの高い商品を生み出し、その存在を認知させ、その内容を理解させ、これを送り届けることによって、粗利を最大化させる総合活動」
・潜在ニーズを学ぶ。別の空間、例えば外国の顕在ニーズに置き換えてみる。別の時間、過去の顕在ニーズに置き換えてみる。別のカテゴリーの顕在ニーズに置き換えてみる。
・発想率を上げるには、書く、言葉にする。
・買い手からみた4pを4cという。1.カスタマーバリュー、買い手価値2.コスト3.コンビニエンス、利便性4.コミュニケーション