草野たきのレビュー一覧

  • 最高のともだち

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    児童書だけど、登場人物たちの性格がくせがありすきて、、、子どもたちにこのビミョーな感じが伝わるかは疑問だが。
    大人になると忘れてしまうが、12歳の頃は、案外いろいろなことをわかりきったつもりで生きていた。そんな気持ちを思い出させてくれる物語だった。

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    2023年11月01日
  • 最高のともだち

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    6年から。リク、なっちん、ライトの3人のクラスメイトが、理解してくれる友達を求め合い、「新しい世界に行きたい」と気持ちを固める。
    ライトの存在がぞくぞくとさせるが、危機迫る中なぜか爽やかでいて、スリルと安堵に常に心を揺さぶられる。

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    2023年09月16日
  • Q→A

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    ネタバレ

    いろんなアンケートが引き出す中学3年生の本音

    食べても太れない女の子
    太っていることを気にしている女の子
    不登校の時期も無駄じゃなかったと思えて良かった

    さゆりんのためにバッグを欲しがった男の子が切なかった笑

    時間が過ぎるとアンケートの答えが変わって
    成長したなって思った
    変わろうとするけど別に人ってこのままでもいいんだよな

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    2023年06月07日
  • ハッピーノート

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    ネタバレ

    主人公「聡子」が、塾、学校、家庭の悩みを抱えながらも、それを乗り越えて成長していく物語。物語としても素晴らしいのですが、物語の締め方を特に気に入りました。

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    2023年01月14日
  • マイブラザー

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    きれいに悩み解決‼️で終わるのではなく、「しょうがないよな…。」から、次のステップに進む決意をして行く登場人物達が、頼もしくてよかったです。
    軽さと重さのバランスが絶妙。さすが草野たきさんの作品です。

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    2023年01月09日
  • グッドジョブガールズ

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    私は友達っていうと、仲がいい親友みたいなイメージがあるから、悪友っていうのは新鮮な感じかした。私なら、本音を言える友達が欲しいなぁと思った。最高な友達ができたなら、私だったらずっと忘れられない存在でいたいなぁと思った。

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    2022年12月18日
  • マイブラザー

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    エリート研究職の父が、突然パン職人になりたいと言い出す。
    中学受験を諦め、ある理由でやんちゃな弟の世話を自らする海斗。
    14歳という中2病真っ只中の悩み、葛藤が描かれている。
    大人になってからでも、自分のやりたい事に挑戦したっていい。
    でも、子どものうちにしっかり自分自身と向き合い、夢に向かって努力、挑戦する。
    そして、時には失敗するという経験が必要なんだろうなと改めて思った。

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    2022年12月12日
  • グッドジョブガールズ

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    悪友という不思議な縁で結ばれた少女たちの葛藤を描く物語。
    三人がバラバラになるとわかりチアダンスで想い出を作ろうとする少女たちの強い意志に感激した。
    恋愛も少し入っているから、甘酸っぱい感じも。
    読んだ後、感動の余韻に浸れる作品。

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    2022年10月18日
  • マイブラザー

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    14歳の海斗は、5歳の弟・総也の保育園の送り迎えからお風呂や寝る前の絵本の読み聞かせまでをしている。
    日々、わんぱくで暴れん坊の弟の世話をしているのだが、これはヤングケアラーではなくて自ら望んでやっていることだった。

    それまでは、中学受験を目指し塾も入って頑張っていたのだが、父が一流企業を辞めてパン職人になるため単身で修業に出てからすべてを諦めてしまった。
    優秀でカッコいい父を目指していたのに…

    目標を見失い、公立中学へ進んでも友だちづくりも部活もやる気なく、弟の世話することを理由に何もかもに逃げていた。

    保育園時代の幼なじみと再会してからそれぞれの悩みを知ることになり、自分も逃げずに父

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    2022年09月19日
  • 透きとおった糸をのばして

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    友達とのケンカ別れ。

    よくあるテーマのはずなのに
    脇役ルウ子の芝居がかった恋模様が
    かなり面白くさせてくれました。

    おかげで一気読み。

    友達をいつまでも待っている主人公も
    心の中では悲劇のヒロイン。
    結局、ルウ子に似ていたのかもしれませんね。


    未練がましいとこも
    前に進むのが怖いことも
    自分のほうが鈍感だったところも
    たくさん共感できる部分がありました。

    読み終えたら、前を向ける物語。

    ふと
    会わなくなった友人との
    「糸」を想い返しました。

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    2022年07月22日
  • マイブラザー

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    中学2年の海斗は、5歳の弟の保育園の送り迎えを始めとして、お風呂や公園での遊び、絵本の読み聞かせもするイクメンだった。海斗の父は、大手企業の研究職をいきなり退職し、遠方の地でパン屋の修行中で、母はひとりで生活を支えていた。海斗はそんな父に反発してがんばっていた中学受験もやめ、弟の世話をすることで、面倒な友人関係や頑張らないといけないことから逃げていたのだ。ある日一緒に中学受験を頑張っていた幼なじみの彩音と出会い、彼女の通う女子校の文化祭に招かれた。渋々行っては見たものの、そこで偶然同じく中学受験仲間で、当時海斗が目指していた学校に通う倫太郎と出会う。中学自慢をする倫太郎に悔しい思いをする海斗だ

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    2022年05月15日
  • ハッピーノート

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    人生は素晴らしい。自分らしく生きてこそ人生は楽しくなる。当たり前だけど忘れがちなことを教えてもらった。
    勇気を出して行動すると何かがひらくこと。
    でも日日はそんなに頑張るのも難しい。
    頑張るところと頑張らないところ、いろいろあって良い。良いも悪いも自分次第。
    自分が思っているよりもちゃんとやっている自分を他人が見てくれているもの。
    変わるのは一つの行動から。

    尻上がり的に良くなる本でした。

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    2022年02月17日
  • マイブラザー

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    やっぱり草野たきさんのYA小説はいいな、優しさと厳しさがちょうどよくて、最後はずっと泣いてしまった。
    14歳って1番苦しかった気がする。最初にぶつかる苦しさで、そこをどう乗り越えるかで大人になってからのあれこれが変わるような。そんな大切な時期。そういう時期に草野さんの描く作品に出会えてたらなと思うほどに、30半ばを超えようとしてる私は今でも厨二病卒業しきれてないのかな笑。
    子供も大人も、読んでほしい。人生はいつでもやり直しが可能ってこと。気づけた人が変われるんだよって

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    2022年01月02日
  • リリース

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    ネタバレ

    サクッと読めて、泣けた。
    主人公の友達を内心見下してるところは、ちょっと共感できなかったし、そんなやつが本当の仲間を得ることができるとは思えなかった。

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    2021年11月20日
  • リリース

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    夢だと思っていたことは、実は家族からの呪縛だった!?自分の気持ちに気付いて以来、したたかに本心を守り育ててきた主人公・明良(中2)。自分の気持ちに素直に生きると決めた、彼のおばあちゃんの行動が痛快!

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    2021年06月29日
  • ハッピーノート

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    本音で付き合いたいのに、人に合わせてしまい、Noと言えない。空想で、こうなったらいいな~と済ませられなくなり、相手とうまく行きたいがために、心ならざる関係を持とうとする。ところがその相手もまた秘密を持って、嘘の関係を結ぼうとする。だから、結局うまくいかない。
    途中まで読んでいて苦しかった。
    後半、No。私はこうしたい!を切り出して、変化していき、救われた。

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    2020年11月21日
  • ハチミツドロップス

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    今まで自分たちを守ってくれた、ぬくぬくとした“ハチミツドロップス”がなくなり、自分と向き合わなければならなくなった果豆子たち。今までは自分をごまかし、世の中をナナメから見ていても済んだけれど、シェルターがなくなった今、理想とはかけ離れた現実を向き合わなければならなくなった。そのあたりがまさに中学生の葛藤という感じで、読んでいてほっこりしました。草野たきさんの文章、やっぱり好きです。

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    2020年05月07日
  • 空中トライアングル

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    女の子のお話。当たり前に、順調に進んでいた毎日が、ちょっとしたことでつまずいて崩れていきます。「友だち」と「友だちっぽい」もの。「恋」と「恋のようなもの」。そして家族。思い出の中に未来を求めようとしても思い出は過去のもの。未来がほしければ、本音と努力が必要。せつない。酸っぱくって苦しいけれど、暖かい気持ちになりました。また時間を置いてもう一度読みたいなと思わせられる一冊です。

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    2020年05月07日
  • グッドジョブガールズ

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    少年の次は少女の群像ですね。
    うーむ、これもなかなか!
    構ってほしいような放っといてほしいような、思春期入り口の小難しい少女たちの心がよく出ている…。オバさんにもこんな少女時代があったかね〜地層の下の下〜の方に。

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    2019年05月17日
  • Q→A

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    なかなか素直になれない中学時代、家族にも友だちにも。そんな彼らの本音がチラホラ垣間見える。男子はいい意味で単純でカワイイ。2018.7

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    2018年08月20日