草野たきのレビュー一覧

  • Q→A

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    恋、勉強、受験、友だち付き合い、見た目のコンプレックス…中学生たちの日々の悩みがオムニバス形式で語られる。

    中3という受験を控えた思春期真っ只中の子どもたちが、”アンケートに答える”ことをきっかけにそれぞれが抱える想いと向き合い、悩み、考える。中学生視点で物語はすすみ、前半でQというかたちで悩みが語られ、後半ではAとして、卒業を目前にしてみな自らの悩みに答えを得る。

    増田くんのパートがすき。あと波多野さん。リアルな中学生を描いてるけど、コンプレックスを抱えているわりには、みんなやたら前向きな気がした。自分でしっかり答えをみつけているから、みんなすごいなぁいいこだなぁと思う。物語ということで

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    2017年07月04日
  • Q→A

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    中学三年生は人生の中で1番多感な時期だったんだなぁと思い出させてもらった作品。
    いろんな悩みを抱えて、表に出さずに暮らしている中学三年生に是非読んでもらいたい本です。
    自分が中学三年生の時に読んだら、どんな感想を持ったんだろう……

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    2016年10月19日
  • Q→A

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    分かりやすいプロットに読みやすい展開。
    中学生ってこんな感じだったな。
    出てくる女の子たちのすべての悩みを抱えてたあの頃。
    (残念ながら食べたら太る体質ではあったので太れないという悩みはなかったけども笑)
    いつの時代もきっと変わらないんだろうな、14、15の悩みって。

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    2016年10月13日
  • 空中トライアングル

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    すごい、ものすごいチクチクする物語だった。
    あなたと友達じゃない。
    これは本性じゃなくて偽りだよ
    キミに優しくしてたのはあいつがそれを不快に思うから
    いなくなって清々した

    好き、嫌い、友達、恋愛、幼馴染、離婚、引越し、再会、あの頃、そして今。

    意地悪いなと思うけどこれが現実にちかいのかな。綺麗事なんだろうね。思い出は美化され、過大される。いろんな意味でも。
    ふらふらとしてる律子は一般の女の子像にとても近い。完璧なタクミと、美しく優しいケイ。律子に優しくしてたのはタクミが悔しがるからだよ、とケイに言われる。恐ろしい。
    子役上がりのクラスメイトヒロミに律子のこと友達だなんて思ったことないし、律

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    2014年12月25日
  • リリース

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    泣いたわぁ!
    もうこういうの大好き!
    軽く読みやすい。
    中学生に戻ってまたこんな青春したいなぁー。
    バスケしたいなー。

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    2014年04月10日
  • 空中トライアングル

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    読み始めて、ティーン向けの恋愛小説かと思ったら、いい感じに騙された。14くらいの「ふつう」女子にお勧め。
    腐な人には、まったく通じない種類^^;)))かな?

    友達、恋人。
    私たちの中には言葉が先に入ってくる。
    そしてたいてい言葉があることで満足して、満たされたつもりになって日々を過ごしていく。
    やがてある時、言葉と実質の違いに気づき始めて戸惑うんだ。
    いろんな感情の一つ一つと、いやでも向き合わなくちゃいけない時が来る。(それに気づかないまま大人になる人も多いよな)

    ああ、思春期!!!

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    2014年01月16日
  • 透きとおった糸をのばして

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    親友という言葉の甘美さ。
    中学時代の自分はその言葉にあこがれていた。ほしくてほしくて、いらいらするほどほしくて、叶わなかったもの。女子の焦がれアイテムなんだろうと、思う。
    言葉で簡単に口にすることはできる。
    けど、あまりに軽く流通するこの言葉に感じる苛立ちは今も。

    彼女らの関係は軽くはなかった。けど、ふとしたことで入ったヒビは修復されることなく時間だけが過ぎていく。
    いつかもとに戻るはず。そう思って時間だけが過ぎていく。香緒の時間は止まる。友達関係に不安のある女子中学生、必読。

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    2014年01月11日
  • 空中トライアングル

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    ネタバレ

    薄い膜を張った内側は安全だけど、本当の事はわからないよね。怖くても動かなきゃいけないこと、知ろうとしなければいけないこと。
    律の事なかれ主義が自分とちょっと似ていた。みんなそれぞれの思いを抱えながらいる。ヤングアダルトだと気を緩めていたけれど、いろいろ考えさせられてしまった。

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    2013年05月02日
  • ハッピーノート

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    5年生の娘がいます。聡子と同じように自分を表現するのが苦手で…なんだか段々分かりづらくなる子供達の内側を覗き見てるみたいな感じでグングン読めました。母娘共に面白く読めると思います。

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    2013年03月29日
  • ハッピーノート

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    小学生の頃から始まる女子同士の難しい関係性をうまく描いています。草野たきさんは丁寧ですね。この人の本を読んでる女子は、なんかそれだけで信用してしまいます。

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    2013年01月12日
  • 空中トライアングル

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    主人公は見えていなかったもの、見えていても今の関係を壊したくなくて見て見ぬふりをしていたもの(人間関係)にぶつかっていく。
    彼女なりの成長がよかった。
    本当の友だちがいないと悩んでいる人はたくさんいると思う。
    主人公が親友と思いたい子に、他に親友がいるというシュチュエーションには、私にも同じような思い出があり、共感できた。

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    2012年11月26日
  • 空中トライアングル

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    重いテーマではないけれど、恋愛や友情は中学生にとってはいちばん大事な問題。分かる分かると思いながら読みました。
    いちばんの親友と思ってる友だちが、自分のことはいちばんとは思ってくれていないっていうのは結構へこむよなーとか。

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    2012年11月03日
  • 空中トライアングル

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    女の子のお話です。
    当たり前に、順調に進んでいた毎日が、ちょっとしたことでつまずいて崩れていきます。
    「友だち」と「友だちっぽい」もの。
    「恋」と「恋のようなもの」。そして家族。
    思い出の中に未来を求めようとしても思い出は過去のもの。
    未来がほしければ、本音と努力が必要。
    せつないですね。
    酸っぱくって苦しいけれど、暖かい気持ちになりました。

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    2012年09月26日
  • リリース

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    表紙が好き。お兄ちゃんが家事をするのは逃げだって話だったけど、個人的には家事をはりきる男の人が好きだから逃げていたお兄ちゃんも好きだ。
    バスケ部のメンバーの人物像がもっと細かく書かれていたら、もっと面白かったかなと思う。

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    2012年03月04日
  • ハチミツドロップス

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    ネタバレ

    運動部とは名ばかりの、部員不足で試合もせずダラダラお菓子食べながら更衣室でくっちゃべる、甘い蜜だけ吸うドロップアウト集団、ハチミツドロップの異名を持つソフトボール部の名ばかり部長、お調子者のカズ、クールな秀才高橋、竜馬バカの真樹、彼氏が3人いると豪語する後輩の田辺、運動音痴の矢部。

    ダラダラだったはずのソフトボール部にカズの妹であり真面目なスポーツ秀才のチカが入部してきて、壊れてしまったシェルターのようなハチミツドロップス。

    本心を見せるなんてカッコ悪い。おちゃらけて、楽しくしてるとこしか見せたくない、そんな思春期の女の子たちを緩く守ってくれるシェルターを出て、本音でぶつかり合い、カッコ悪

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    2011年12月18日
  • リリース

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    ネタバレ

    周りに押し付けられたイメージや願いではなく、自分の意思で生きることの難しさと大切さを考えさせられました。また、男の子同士ってなんていいんだろうとも思ったりもしました。

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    2011年05月30日
  • リリース

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    中学生男子の青春ストリー。主人公の回りに出てくる登場人物がみんないい味出してる。
    2011.3.19

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    2011年03月20日
  • リリース

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    ネタバレ

    「医者になれ」という父の遺言を守るべく、家族や親戚から期待される明良(あきら)。亡き父の生まれ変わりだと言われ、父と同じようにバスケをやり、成績も上位をキープし、親戚たちに愛され、いい子ちゃんを演じる。学校でも、バスケ部のキャプテンをしているのは内申書のため、下手なバスケ部で適当にみんなに合わせているのも、今だけだ。
    そんなある日、同級生の女子から、尊敬する兄の万引きを聞かされる。バスケ部には、すばらしく上手い生徒が転入してきて、チームはゆれる。
    それぞれが自分の心を向き合った時、家族、チーム、兄弟の絆は・・・。

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    2011年02月17日
  • リリース

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    中学生の明良は母と大学生の兄の3人暮らし。明良が生まれたその日に、父親が事故で亡くなってしまった。
    その父の願いや周囲の期待を背負い、父と同じバスケットボール部に入り、父と同じ医者を目指していた明良。しかし、バスケの魅力を体で感じ夢中になっていくうちに、新たな夢が生まれていた。
    それでも優しい兄や、女でひとつで自分達を育ててくれた母、親戚のためにその夢は自分の中にひっそりとしまって過ごしていた明良。ところが信頼していた兄に関する「あること」をきっかけに、今までの生活はほころびを見せ、ついに気持ちを爆発させる明良。家族はバラバラになり、バスケに対する情熱も失ってしまう…。
    明良は、家族は、バスケ

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    2011年02月16日
  • リリース

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    うぬぼれているバスケ部中学生男子が主人公。それをとりまく友人が面白い。そして、待たせるより待つ側の人間になりたいと思う。

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    2010年12月13日