竹岡葉月のレビュー一覧

  • なかないでストレイシープ 午後の紅茶と迷子の羊

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    20世紀初頭を舞台にした英国のお屋敷でのお嬢様の奮闘物語。
    とはいえ主人公のお嬢様・セリアは米国の下町出身のお転婆娘。
    父は物心つく前に他界しており母と二人で暮らしていたのが母の死により生活は一変。
    実は父はの英国貴族の血筋とわかり、当主(セリアの祖父にあたる)の病により家の存続が危ぶまれた事からお屋敷よりお迎えがくるのです。
    それから4年、その時に出会い、彼女を支えてくれている執事のロドニーにセリアは思いを募らせていきますが、彼は生真面目なお仕事人間。
    実はロドニーも彼女の事を主人以上に大切に思っているのですが彼の性格と身分違いも手伝ってなかなか関係は進展しません。
    しかも下町っ子が抜け切らないセリアをロドニーは容赦なくしつけるので短気なセリアはいつも彼とケンカばかりなのです。

    彼らの事は2巻のあとがきにて
    「とことん前向きに迷走するセリアさんとあくまで直角に後ろ向きなロドニーさん」と書かれてます。
    サモファンとしては誰かさん達を思い出してしまうこの2人(爆)v

    この2人のじれったい恋の行方を、正体不明の少年(笑)リーが混乱させたり時に助けてくれたり。

    ほのぼのしていて心暖まりますv

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    2009年10月30日
  • フラクタル・チャイルド ストロボの赤

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    3巻を先に読みました(滝汗)。結構ネタバレを知って読んだ箇所多数(おい)。
    3巻に登場した「カルマ」と「ユノー」が初登場。
    彼らの正体を知ってのスタートでしたが、彼らがより深く解ったという感じで。
    2巻も王道ミステリーっぽい謎解きで、後半に前半の展開がひっくり返るというどんでん返し展開。
    今回は3巻への伏線が数多くありましたね。特にカルマはカイ、ユノーはサキに大きく関わってきます。

    サキたち3人、そしてカルマとあるキャラは「偶然」を「必然」にしました。
    それが「運命」=自分達で動かして手に入れるものなんでしょうね。

    ちなみに3巻でビビったカイについては2巻でも結構触れられていましたね。
    サキたち3人の出会いも登場しますが、カイさん怪しさ(いい意味で(大笑)プンプンです

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    2009年10月30日
  • SH@PPLE―しゃっぷる―(5)

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    今回は淡谷姉弟が交互に登場する方式で、ドラゴンマガジンに掲載された短編集です。

    掲載時も感じましたが、淡谷舞姫像のイラストは、文中の表現と左右が違うと思うんですがね。
    なんにせよ、一介の女学生が創れるものではないと思いながらも、舞姫像なら在っても言いかと思えたのが良し。

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    2010年02月24日
  • ウォーターソング

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    タイトルと表紙に惹かれて買いました 笑。
    "僕らに降る雨"と"ウォーターソング"の2作品を収録。"僕らに降る雨"の転入生の過去の話が"ウォーターソング"となっています。
    キャラ的には"僕らに降る雨"の主人公ナットが好きなんですが、お話的には"ウォーターソング"の方が好きかな。切ないけれど後味の悪さを感じさせない、希望があるお話。

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    2012年01月17日
  • ウォーターソング

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    99年度コバルトノベル大賞受賞作。
    2冊目以降ものっすご作風が変わってしまったのだが、アマチュア時代の文章を見る限り、この作品がこの人本来の持ち味のよう。この頃コバルトが購買層の設定を偉く下げていた煽りでそうなってしまったものと思われる。今後コバルト以外の別レーベルからこういう芸風でもう一回出てきてくれないかと思っている。

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    2009年10月04日
  • フラクタル・チャイルド 女神の歯車

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    3作の中では一番短いんですが、一番好きですv不安定な家族の絆なんだけど、でもかけがえのない…ということが浮き彫りになった作品なので…。サキの過去は一体…?!

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    2009年10月04日
  • フラクタル・チャイルド ストロボの赤

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    カルマの「愛してるぜ、じじい!」の台詞が好きです。2人の絆が垣間見えた気がします。それと、最後のシーンで、テルがカルマに駆け寄るところも良かったですv普段クールでも、カルマのことになると子供に戻るテルがかわいくてv

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    2009年10月04日
  • ウォーターソング

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    テンポの良い進行とポップな言葉遣いが気持ち良くて、この本よんでから、熱烈なファンに・・で、ずっと、新刊追いかけていたりして。

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    2009年10月04日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    アンソロジーにものすごい面白みを求めてはいないので、まあこんなもんかなという印象。

    小川糸さんのエッセイを数冊読んでいたので、エロ入れちゃうんだとちょっと引いてしまった。

    紅茶占いは雰囲気良さげだったけど、主人公が嘘みたいに信じやすすぎてこちらもちょっと引いた。

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    2026年10月02日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    タイトルから泣けるんだろうな、と思い手に取ったけれど、そういうわけではなかった。「浮島 イルフロッタント」はちょっと感動した。「究極のホットケーキと紅茶占い」も好き。短編集はさくさく読めていい。美味しそうな食べ物がたくさん出てくるので、お腹が空いてしまった。

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    2026年10月01日
  • 鈴掛紬の針しごと 日暮里ミシンカフェ営業中

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    「谷中びんづめカフェ」シリーズの続編。紬やびんづめカフェ竹善のその後が気になっていたので嬉しい。紬が店主となったハンドクラフト好きが集まるちくちくするカフェ、ミシンとボビンが舞台ではあるけれどそこまでクラフトメインではなく楽しめた。

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    2026年09月16日
  • 鈴掛紬の針しごと 日暮里ミシンカフェ営業中

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    「谷中びんづめカフェ竹善」の続編ということをブク友さんのレビューから知って読みました。
    大体の登場人物と関係性はなんとなくだけれど覚えていました。が、紬さんってこんな言葉づかいだったっけ…?ちょっぴり恐いですが…。
    でも、前作からの年月と共に関係性が成長して、小学生だった子が高校生に成長したりして年月が経ったことを実感しながら楽しく読むことが出来ました。

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    2026年09月10日
  • 石狩七穂のつくりおき 家事は猫の手も借りたい?

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    家事代行のはずが、違うものもこんにちは。

    美味しそうなものも出てきていますが
    故人のカレーが如何にして作られたかは
    なかなかの難問です。

    客が客を紹介してる状態もあり、近所(?)もあり、で
    一度出てきた人も名前もちらほら。
    地域に根付いているな、という感じです。

    母親とも、一応和解?
    言葉は大事です。

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    2026年09月05日
  • 音無橋、たもと屋の純情 旅立つ人への天津飯

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    生きていることって、本当にすごいことなんだと思う。様々柵のなかで、呼吸さえままならない時もある。けど、それでも生きることは楽しい。そんな気持ちを抱いた作品。

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    2026年08月25日
  • 鈴掛紬の針しごと 日暮里ミシンカフェ営業中

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    竹岡葉月さんの作品、初読みです。
    2026年初作家、36人目です!

    ハンドクラフト好きが集まるちくちくするカフェ、ミシンとボビン。
    そんなカフェが近くにあったら、きっと毎日通っちゃいます。
    大きな布を広げたり型紙を写したりするスペースを貸してもらえるのはすごい素敵!

    お話としては、ちくちくするのがメインになってたのは2話目だけな感じ。あとは普通のお仕事、恋愛小説ですかね?

    物語の最後にちょこっと出てきたギターを持った男性のお客さん。
    保育所の用品を作りにきたのに、自分はパパじゃない!その話、気になります笑

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    2026年08月21日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    ネコさえ登場すれば大抵の物語はホッコリする。ただ肉球の巻と言いながら、肉球の柔らかさ、気持ち良さ、あまり登場せず残念。猫を頭に乗せると危険な本音を察知して守ってくれる「猫かぶり」いいな。「猫にかつおぶし」が「油断ならないこと、危険な状態であることのたとえ」とは知らなかった…「正直なところ人との再会よりもペットとの再会のほうが涙を堪えられないケースが多い」そうかも。「生きてるってこういうことなんだって。美味しいご飯を食べて、ぐっすり寝る。それだけで猫はとても幸せそう。生きるってもっとシンプルでいいんだって、猫が教えてくれた」「猫がいれば大丈夫。笑っているような口元」ネコと暮らす幸せ。

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    2026年08月18日
  • 政宗くんのリベンジ: 7

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    序盤で見せるような定番のラブコメを今さらやられても大して萌えないのが正直なところ……

    新しく登場した金髪ヒロインのミュリエルが体よくお膳立てしてくれたものの、わざわざメインの展開を中断してまで遠回りさせるほどではなかった。ミュリエル不在でも成立する着地点なのが物語として致命的すぎるし、彼女が絡んできたことによる影響もほぼ受けてないから、キャラクターに味がしない。

    正直、主人公とミュリエルが疑似カップルみたいに付き合う展開になっていた方が、作品テーマである残虐姫への復讐劇として設定がもっと活きていたような気がする。何にせよ、貴重な修学旅行イベントを消費してまで描くエピソードとは思えなかったかな……

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    2026年08月10日
  • 政宗くんのリベンジ: 6

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    主人公とヒロインがそれぞれの立場で奮闘する展開は良かったものの、親衛隊をはじめとするサブキャラクターの言動が微妙に卑しくて、困難を乗り越えた感動よりも腹立たしさの方が大きい。自分たちの勝手な思い込みで人様のことを拉致&監禁した挙句、そのターゲットに助けてもらう立場で悪態をつく神経がどうしても受け付けなかった。主人公が不可抗力で崇拝する残虐姫にキスしてしまったとはいえ、最低限の謝罪と感謝くらいは見せてほしかったかな……

    ついでに言えば、主人公のファーストキスは第4巻でねこちゃんに使っていた(使われた)のもあって、「ついに……!」というラブコメ的な盛り上がりに欠けていたのも惜しいポイント。

    次の修学旅行編では、もう少しドキドキするようなラブコメが見れることを期待してる。

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    2026年08月09日
  • 政宗くんのリベンジ: 4

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    学生の貴重な夏休みを消費して”孤島バカンス”という一大イベントに参加したにも関わらず、関係性の発展はおろか、ラブコメ的なハプニングすら発生しないとはこれ如何に……ただただ拗らせた大人の悪意を見せられただけで気持ちの良いイベントではなかった。

    続くねこちゃんの失恋イベントも微妙な後味で何とも言えないモヤモヤ感が残る。本来であれば、残虐姫にすべき復讐をねこちゃんにやっているような気がして主人公の印象が悪い。

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    2026年08月09日
  • 政宗くんのリベンジ: 3

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    自分の中で残虐姫の好感度がどんどん下がっていく。

    告白してきた男子生徒の黒歴史を公開したり、世話役の吉野をパシったり、主人公に質の悪い嫌がらせをしたり……ツンデレだからで許される範囲を悠々と飛び越えてきてる。ていうか、そもそも”デレ”の要素がなさすぎてイマイチ惹かれない。腹に一物抱えていたとしても嘘つきノーパン京女(ねこちゃん)の方が、よっぽどヒロインとして好感が持てるね。主人公も復讐心にさえ囚われていなければ、人並以上の青春が送れるのに勿体ない……

    正直、そこまでして残虐姫に吠え面をかかせてやりたいもんかな? これ以上残虐姫に固執するなら、主人公が復讐に走る理由と動機にもう少し肉付けしてほしい。

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    2026年08月08日