沢木冬吾のレビュー一覧

  • 償いの椅子

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    途中まで なかなか人間関係が把握できなくて入り込むのに時間がかかった。
    能見亮司 カッコいい。強すぎ。アタマ切れすぎ。途中何回もヒヤヒヤするところあったけど 最後の対決シーンはシビレた。

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    2017年08月01日
  • ライオンの冬

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    ネタバレ

    登場人物たくさん、フィリピン系の名前がたくさん、で大変だったけど、ストーリーは面白かった、と思う。
    最後に髭に現れたのは杷木さん?
    ーーー
    伊沢吾郎、82歳。かつて日本陸軍の狙撃主としてフィリピン戦線で戦った男は、軍人恩給をもらいながら、孫娘の結と山奥でひっそり暮らしていた。しかし、ひとりの少年の失踪事件をきっかけに、雪山は緊迫感に包まれる。伊沢の動向を監視する謎の男たち。複雑に絡み合う思惑……。とらわれた過去を背負いながら、老兵は愛する人を守るため、再び立ち上がった! ベストセラー『約束の森』の著者が描く、強く優しい絆の物語。

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    2016年05月18日
  • 握りしめた欠片

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    何組もの複雑すぎる事情を抱えた親子が錯綜してそりゃもう大変。自分の小さい灰色じゃないお脳ではついて行くのにいっぱいいっぱい。
    あとでもっかい読むことにする。

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    2015年11月26日
  • 償いの椅子

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    ネタバレ

    2015/11/10
    4にしようか迷う。
    でもやっぱ毒親がムナクソすぎるから3で。
    誰でもいいから甚一さっさと殺せよとずっと思っていた。ひたすら。
    オカンも何とかしろよ。
    子供への虐待を見ない振りしてたのは許されることじゃないよ。どういうつもりだったのよ。
    オカンいい人風に終わったのが引っかかる。
    東野が一度裏切ってから戻れたのがいいなと思った。
    あんまりないパターンな気が。
    弱く汚い自分を克服できたんだね。
    だから美和子さんと結婚もできたのだね。
    あ、オカンも一応克服した扱いなのかな?納得いかないけど。
    登場人物多すぎて中盤誰が誰だかってなってたけど、桜だの結末もよかった。
    悪者南城もいいキ

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    2015年11月10日
  • ライオンの冬

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    82才の伊沢吾郎は、孫娘の結と2人でひっそりと暮らしてた。吾郎は元日本陸軍の狙撃兵で、今は猟師として生計を立てている。
    かつてのフィリピンの戦場での出来事をきっかけに、吾郎は謎の男達に監視される。そして彼を守ろうとする組織の男たちも・・・。
    吾郎は大事な物を守る為に、狙撃銃を携え立ち上がったのであった。
    吾郎は温厚な老人で腰も45°に曲がっているが、山で生活している為足腰は強く、元々はひりつく現実の死の匂いの中で命のやり取りをしていた人間、しかも猟師として現役なので、若い者に引けを取らないどころか、ことごとく相手の上手を行き狙撃して行く。学校に行っている孫が帰ってくるまでに何とかしなければ・・

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    2015年09月21日
  • 償いの椅子

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    複数の視点が交わり、よく構成されていて、人物もよく描かれています。関係者は中盤には明らかになりますがどう結末を迎えるかが読みどころ。

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    2015年08月08日
  • 約束の森

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    「ザッツ・エンターテインメント」。
    物語の主要舞台となるモーテルのフロント近くにあるゲームコーナーに書かれている言葉だが、そのままこの物語に当てはまる。ただ、「ジャスト」か「オンリー」を付けてもよい。
    複雑なプロットや意外な展開の連続、エキセントリックな登場人物など、読者を楽しませるためにシナリオを練り上げました、という感じが強く出すぎていて、逆に興ざめする。

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    2018年11月10日
  • 握りしめた欠片

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    面白かった。・・・だけど、あともうちょっとって感じが否めない。登場人物の個性がいまいち薄い感じがした。

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    2015年02月10日
  • 償いの椅子

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    5年前に起きた事件の復讐劇。
    終盤ではハードボイルド的ハラハラドキドキの展開になっている(のかもしれない)。ただ私がそれを感じられない。
    特に序盤では途切れている会話がおおく、登場人物の関係も、その背景もよくわからないので、何度も読み返えさないと理解できず、読むのに苦労しました。
    スッと読めればおもしろいであろうと思うが私には難解でした。

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    2014年12月24日
  • 償いの椅子

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    私も秋葉が生きてるんじゃないかとか、東野は裏切ってたのか・・・等々騙されました。どうなるのかハラハラしましたが最後能見はどうしたんでしょうか、梢ちゃんへのプレゼントを残して。それにしても「子犬」とは、無条件に心を癒してくれる存在だったんでしょうか。

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    2014年01月25日
  • 握りしめた欠片

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    昔ながらの『ハードボイルド』。嫌いではない。しかし泥洞島の設定がちょっとあり得ない気がして、いまいち入り込めず。

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    2013年12月31日
  • 償いの椅子

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    沢木さんの作品では一番メジャーぽいですが、私的
    には他のがもっとアツいです。車椅子で強いとか
    ポルナレフ?ジョニィ?JoJo好きのおれワロタwww

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    2013年08月16日
  • 天国の扉 ノッキング・オン・ヘヴンズ・ドア

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    名雲草信流抜刀術を心得る主人公の名雲修作。脅迫殺人という知らぬ罪を着せられ、警察の手から逃げ回る羽目に陥る。

    この著者のどの作品においても、話がまだ見えてこない最初の段階であっちこちから登場人物が出てきてしまって、最初は読むのに苦労する。この作品も然り。主人公のキャラが良く、途中から展開も面白くなって、一気読みしたが、最初の取っ掛かりがもう少しスムーズだったら、と惜しい気持ちにさせられる。父親との確執も、最初の段階でもっと詳しく書かれていたら、どんでん返し展開ももっと納得できたのに、と思うのに、説明不足のせいか唐突な感を受け、いまいち腑に落ちなかった。

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    2012年11月17日
  • 愛こそすべて、と愚か者は言った

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    沢木冬吾のデビュー作。

    先に「償いの椅子」、最新作「約束の森」と読んできたためか、今作品は随分荒削りな印象。文章も最初は読み辛かった。物語の展開が進んでくると、気分も乗ってきて、最後まで一気読みでした。デビュー作からハードボイルドだったんですね。後半のアクションシーンがお約束のように派手です。何よりも、それと平行して語られる家族ドラマが、先に読んできた2作品同様、魅力的。沢木版ハードボイルドに嵌ってます。

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    2012年10月10日
  • 握りしめた欠片

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    暗いなあ~。陰鬱なんだよねえ。

    解説には夜明け前の暗さ、とあったけど、ん~。
    引き込んでくれなかったなあ。

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    2012年09月26日
  • 天国の扉 ノッキング・オン・ヘヴンズ・ドア

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    最初はあんまり集中してなかったせいか、話が中々頭に入ってこなくてもったいないことしちゃった。

    中盤くらいから面白く読めたかな。

    相変わらず主人公がハードボイルド。

    弟もすごくいい子で、悲しかった。。。

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    2012年07月02日
  • 愛こそすべて、と愚か者は言った

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    「現代のハードボイルド」ってこんな感じかなあと思いながら読みました。
    昔別れた妻が引き取って育てている息子を誘拐された男が身代金を持って行く、という入りから物語はどんどん思わぬ速度で膨らんでいき、構想力には唸るものの、やや詰め込みすぎて、整理しきれていないんじゃないかと思ってしまったり。
    「すごい話だったな」という印象が、細部を打ち消してしまいそう。
    ある程度の人情味にはあふれているので、プチハードボイルドがお好きな方には良いかもしれません。

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    2011年10月24日
  • 償いの椅子

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    能見さんはカッコよい
    南城、桜田
    もしくは、美和子をもう少しつっこんで描いてほしい

    雰囲気はよいのだがどうしても人物がいまいち

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    2011年08月11日
  • 償いの椅子

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    タグをつける際に迷いましたが・・・
    すべての根底にあるのが愛だと思ったので。

    読み始めは、
    断片的にめまぐるしく場面が変わるし、
    わかりにくかもって思ったけど、
    舞台が全部繋がったら引き込まれて一気に読めた。

    激しい内容だけど、
    そここに感じさせる人間らしい感情に、
    ふっと心が和んでみたり。

    なかなか、読み応があっておもしろかったです。

    室長が一番好きだと思った私は、
    多少アタマがおかしいかもしれない。。。


    ☆☆☆★ ホシ3.5つ

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    2011年04月03日
  • 天国の扉 ノッキング・オン・ヘヴンズ・ドア

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    2年ぶりに再読した。
    タイトルと内容が一致しません。
    ハードボイルド&ミステリーだが感動はない。
    登場人物が多いため複雑に多様な人物が絡み合い
    読むのに苦労はするけれど話の展開は面白かった。
    主人公が強い&かっこよいです。
    個人的にはもっと抜刀術・名雲草信流本家と主人公の
    絡みがほしかった。

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    2011年01月23日