キナコのレビュー一覧
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購入済み
ロリコン疑惑の真相
今回は美声のナガヒロの婚約者が満を持して登場。
果たして、その実態は…
やはり西尾維新さん、キャラが濃い…
そう来たか〜
そして今回は本編の後にキャラクターエピソードが有りました。
ピックアップされたのは美脚のヒョータ。
個人的にはキャラクターエピソードが脈絡もなく始まり、戸惑いました…
しかも、大して面白くなかった…
短過ぎてキャラクターの魅力を引き出せてない…
それならいっそ巻毎に、一冊丸々キャラクターをピックアップすれば良いのに…
なんか不完全燃焼な感じの終わりでした… -
ネタバレ 購入済み
推理と言えば推理かな…?
今回は珍しく、推理と言えば推理かな…?
ただ、正直に言って三十三枚の絵画の方はともかく、『講堂の中の講堂』の方は簡単に解りそうな物だけど…
しかも、またもや視力チート…
そんなのなしでもたどり着けよ… -
購入済み
相変わらず、推理とは違う気が…
相変わらず、推理とは違う気がする…
美少年シリーズ第ニ巻。
今回の舞台は闇カジノです。
中学生が闇カジノを運営してるとか…
表紙絵は美声のナガヒロと美食のミチルでしたが、特に彼らがメインの話という訳でもありませんでした…
まぁ、ともかく西尾維新さんの作品は本当に文章が巧みですね。
おそらく、他の作家さんが同じ内容で、同じ巻を書いたら速攻で読むのを止める気がします。
本当に巧い。 -
購入済み
さてどう語るべきか…
さてどう語るべきか…
本書に普通の探偵物のような推理を求めるべきではありません。
少なくとも、この巻ではそのような物は期待すべきではありません。
そういうのは掟上今日子シリーズに求めるべきでしょうか…
この本は探偵団の少年達、否…
“美”少年達が鮮やかに、華麗に、美しく、事件を推理し、解決に導くような作品ではありません(今のところは少なくとも)。
これは物語の冒頭で語られる通り、瞳島眉美が夢を諦めるまでの物語。
本書をどう捉えるかは本当に微妙です。
個人的には探偵物には付き物の、推理を求めて購入したので、出鼻を挫かれた気もします。
ですが、そこは西尾維新の書く物語、一癖も二癖も有る登 -
Posted by ブクログ
長かったシリーズ最終話・前編。
というか、前話で何やったっけ?と忘れているのは、これが一年ぶりの新刊で、筆者100巻記念の「ヴェールドマン仮説」に力がそそがれて美少年探偵団シリーズは後回しになったとのこと。
と瞳島眉美自らが説明している。
メタメタしい。
学生の上下格差をつけるために堕落を学校に植え付けようとする胎教委員会との最終決戦。
私立アーチェリー女学院の全生徒ヌード写真集を防いだ眉美が指輪学園に戻ってみると、美少年探偵団のメンバーは全員不在だった。
というか、彼らの足跡を残すものが美術室から忽然と消えていた。
不審に思い生徒たちに聞いてみるも、あんなに目立っていた探偵 -
Posted by ブクログ
突飛なタイトルであるが、モチーフや各章タイトルから想像できる通り、中身は江戸川乱歩の少年探偵団シリーズのオマージュである。オマージュ、と言ってもそこは西尾維新であるため、著者らしい独特の仕掛けが随所に施されている。メインキャラクターである5人の美少年は、どれもキャッチーで掴みやすいキャラクターをしており、やや記号的であるもののイメージしやすく、依頼人含めて6人という一場面の出演にしてはやや多い人数を、強烈なイメージ喚起で綺麗に交通整理しているのは素晴らしい技量であると思う。前半の推理パートは「星を探す」という依頼にやや退屈さを覚えたものの、中盤を境に事件のあらましはガラッと変わり、依頼人の少女