宇山卓栄のレビュー一覧
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薩摩・長州は幕府の鎖国政策のおかげで、密貿易という形でありながらも、対外貿易を独占することができた。
黒船の来航以来、幕府は開国政策を余儀なくされます。開国すれば、薩摩・長州は対外貿易を独占することができなくなってしまいます。
開国、横浜開港、薩長の没落という心配
薩長に近代革命という理想への志向や情熱が芽生えていたかどうかは疑わしい
将軍という世俗の権利者の上に、天皇という超越的な存在があったことが、近代日本に幸いしたともいえます。
景気のサイクル
キチンサイクルとジュグラーサイクルは、2012年に谷をつけ、上昇に向かっている。クズネッツサイクルは2001年に谷をつけ、上昇に向かって -
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初めて目にする著者の本の場合、少しは中身を見てから買うようにしている私ですが、この本だけは例外でした。タイトルと帯を見た瞬間に買って読もうと決意してしましました。
読後感は、自分の直感に従って行動して良かったと思いました。歴史を学ぶことは大事で、過去に起きたことと似たようなことが現在にも起きる可能性があります。
この本は、日本の今の問題を解決するヒントとして、過去の世界史に学ぶことができるのでは、という問いかけをしたものです。私にとってはこの種の本は初めてだったので、GWに良い読書ができたと思います。
特に、この本で初めて知りましたが、あれだけ騒いでるTPPの件ですが、アメリカはまだTP -
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世界史で読み解く天皇ブランド 宇山卓栄 悟空出版
はじめに選民主義ありきの天皇論なので
矛盾だらけ
天皇家の内情に干渉し目一杯口を挟みながら
世界に冠たる天皇の唯一性を崇める矛盾
天皇はシャーマニズムによる平安時代以降武士による君主制の風よけとしての
宗教的位置付けによって
君主が変われど決して矢面に立つことなく
その地位を失わずに来たのである
明治以降も建前上君主となっただけで
天皇すり替え説があるぐらいで
実質は政府と財界と軍属が政治を動かしていたのだ
男系継承でなければならないとか直系継承が望ましいとか主権者である国民が議論する現状の矛盾
著者は現状においても立憲君主制による帝国だと主張 -
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今年(2024)のGWの大掃除で発掘された本のレビューは大方終わりましたが、その前に娘夫婦が宿泊した時に大慌てでスースケースにしまい込んだ本があり、それらの本のレビュー書きを終了させたく思っています。
記録によれば、日本ではコロナ緊急体制が出された2年程前(2022.7)に読み終えた本です。宇山氏の歴史に関する本はこれで6冊目となりますが、レビューを書きながら中身を振り返りたく思います。
以下は気になったポイントです。
・中国の統一王朝で漢字を使う漢民族が作った王朝は9つある中で、秦、漢、晋、明の四つしかない。秦と晋は短命政権なので、わずか漢と明だけが実質的な漢民族の統一政権である(p1 -
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世界史を様々な視点で読む著書を定期的に読んでいるところですが、宗教史を続けて読んだこともあり、ちょうどよい一冊を手に取りました。
著者が「宗教がその勢力をどのように拡散させていったのかを考え、また、安全保障上の戦略として、どのように宗教覇権の攻防が地政学的に展開されたかを考える本」と書いているとおり、宗教を違う視点でとらえ、それを歴史的・地理的にどのように影響を及ぼしたか、ということが分かりやすく示されています。
まずは、中核的な地域を、中国、インド、ヨーロッパ中部、東西交易路の4箇所とし、そこが周辺にどのような歴史的影響を与えたのかを体系的に描いています。
例えば、東アジアの場合、コア地域を