あらすじ
星の数ほど刊行されている類書にほとんど書かれていない、歴史事象の因果関係=「どうして」を徹底的に説明。歴史用語の使用を最小限に抑えているので予備知識なしで読める、ゼロからの入門書。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
国王や皇帝が単に戦争好きや地図を塗り替えたくて対外戦争を仕掛けたわけじゃないし、革命も正義で行われたわけじゃない。すべては経済(利権、生活)のためと説明がつけられる。あの戦争もこの革命もこの条約も経済で説明がつけられる。世界史を点でしか覚えてこなかった身にはこれで流れが把握できる。
独自解釈もあるけど、これでこの展開はおかしいだろと思ったら、別の歴史書を見て自ら考えるとよい。
Posted by ブクログ
最近、世界史に興味を持ったのだが、今からガチで勉強するのも大変だなと思い、「世界一おもしろい」と、やおら大風呂敷を広げた面白そうな本書を手に取ってみた。
たしかに、非常に面白い。古代ペルシアから現代の第二次大戦までを取り扱っており、著者が書いているように、「どのようにして」(How/What)よりも、「どうして」(Why)にフォーカスして描かれているところが好奇心をそそる。
しかしながら、要所に出てくる図の説明・扱いが雑で、読んでいて混乱することがしばしばあった。具体的には、一切引用されない謎の図が挿入されていたり、引用されていても文章に書かれていることが図になかったり(特に地図の地名など)、文章と図の関係がわかりにくくストレスが溜まる。
しかし、マイナス要素はそこだけで、前述のように好奇心が非常に刺激され、世界史にさらに興味を持った。
この本に書かれている歴史上の人物の意思や想いがどこまで本当かはわからないが、歴史がなぜ動いたのかを知り、考えることはとても面白い。
Posted by ブクログ
世界史の一連の流れが網羅されています。
ある程度流れがわかっている人が確認のために読むのには好都合だと思います。
ざっと復習ができる感じです。