水玉螢之丞のレビュー一覧
-
今回は、戦争がテーマです。
女騎士や軍人子弟率いる軍隊が、絶望的な状況で、知恵と力を振り絞り戦います。
そして、この戦いは、時代の一つの区切りとなりました。戦争のあり方、国家の体制、そして、人間界と魔界のあり方は、この戦いを機に一変します。
様々な立場の人々が、己のなすべきことを模索し、信念を...続きを読むPosted by ブクログ -
前巻では、経済という武器を使い、魔王と勇者は南部諸王国を変えていこうと試みていました。
第二巻では、その活動はさらに広まり、青年商人の活躍もあり人間界全体を巻き込むほどの勢いです。
さらに、舞台は魔界へと広がり、魔族の八大氏族長を迎えての忽鄰塔(クリルタイ)へと展開します。
前巻にも増しての怒...続きを読むPosted by ブクログ -
軍人子弟見せ場巻。いっぱしの指揮官になったなあ…そして顔が四角くなったなあ(人物紹介ページを見ながら)。Posted by ブクログ
-
2ちゃんねるのスレッドに投下された戯曲形式の物語の書籍版
勇者と魔王というシステムにたいしてメタ的視点から切り込み勇者と魔王が世界の平和のために手を取りあう物語。
人々の飢餓や疫病を救い、魔界の魔族たちにシステムや建築技術を与え、世の中の発展をもって平和へ導く新しい勇者と魔王。
しかしこの作...続きを読むPosted by ブクログ -
大団円の最終巻。
登場人物がかなりの数にのぼり話も複雑化したけど、破綻なくすっきりまとまりました。
それぞれの後日談もついてきて、涙腺うるっと来たw
スピンオフシリーズも読んでみたい。Posted by ブクログ -
ファンタジーと経済という新しい組み合わせにとても惹かれました。
わかりやすく、読みやすくて一気に読むことができました。
続編もぜひ読ませていただきたいです。Posted by ブクログ -
全編会話だけで展開するので、最初は戸惑うかもしれません。しかし、軽妙な会話のテンポのおかげで、とても読みやすく、スピーディに物語が展開します。複雑な内容にも関わらず、次々とページをめくりたくなります。
また、豊富な知識のわりにおぼこい魔王と、純粋でまっすぐな勇者のかけあいが、温かい笑いを誘います。Posted by ブクログ -
1巻でまかれた種が着実に成長する2巻。
政治・経済・戦争とあらゆる情勢が複雑さを増すが登場人物の扱いがうまく、テンポがいいとは言えないが着実明快に物語が進行する。
鉄国少尉や従僕、辣腕会計といった相方ポジションの重要さが身にしみる作品。会話相手がいないからロビイストの影が薄いんや。Posted by ブクログ -
今期アニメ見て原作読んだ枠。これは面白い。
魔王と勇者が結託し、勝ち負けではない戦争の終結を目指そうという話。挑むのは人間も魔族も戦争を必要としている社会構造そのもの。そのための武器は経済、農業、教育。
本文はほぼ会話だけで進行するスタイルで、情景や人物の心象の描写は基本的に存在しない。経済用語など...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった!
もう勇者とまおーのもじもじした感じがいじらしくて
ニヤニヤしながら読んでまった。
はやく次が読みたい。Posted by ブクログ -
勇者がいて魔王がいて世界は戦乱の真っ只中で、という日本人なら誰でも馴染みがありそうなRPGの世界が舞台なのに話のテーマは「近代的な農業や経済で世界をどうよりよくしていくのか」。
しかも魔王と勇者が手を取り合ってる。
こんな異色のファンタジーは読んだことなかった。
魔王が紹介する農業革命や新しい穀物...続きを読むPosted by ブクログ -
まおゆうでも屈指の名シーンの紅の学者異端審問からメイド姉の演説が収録されてる巻。
なかなか読みごたえがあるね。
メイド姉のこれからの活躍に期待。Posted by ブクログ -
①「この我のものとなれ,勇者よ」「断る!」
魔王と勇者が共謀して戦争を勝者も敗者も出さずに終結させようとする話.
農法の改良,そして周知.
教育.
文章の殆どが登場人物たちの台詞という,ドラマCDの脚本みたいな小説.
まさかファンタジーで経済の話が出てくるとは予想外だった.
そうだよな,戦争してれば...続きを読むPosted by ブクログ -
メディアミックス化が進んでて、今かなり熱いよね。Fateとともにオススメする作品。それにしても火竜公女可愛いなあおい。Posted by ブクログ
-
薦められて読んでみた。
勇者と魔王が手を組んで~はまれにある話ですが、さすがに・・・経済で世界を救おうとするのは新しい。
経済に興味がもてる本。Posted by ブクログ -
いやー、おもしろかった。こうゆうライトノベル?系の小説を読むのは初めてだけど、本当に読んでよかった。
車や電車の中で見る景色の中に、どこにつながっているのか分からない道があって、その道がどこにつながっているのだろうとワクワクする感じに似ている。でもいつもはその道がどこにつながっているのか、確かめる...続きを読むPosted by ブクログ -
想像と違った。魔王と勇者が協力するだけでなく、戦争そのものの社会的価値をみとめつつ、勝ちでも負けでもない世界(丘の向こう)を目指す物語。
しかも魔王が、現代の経済や科学を、中世(ファンタジー世界)に伝えるタイムトラベルもの的側面も備えている。また、勇者と魔王は契約で結ばれた関係でありながら、シャイな...続きを読むPosted by ブクログ -
小説は何度か買おうか迷ったのですが、まずはとっつきやすい漫画を購入しました。
原作はWebらしいですね。話題になっていたのは全然知らなかったです。
内容は学者の魔王と勇者の話。
魔王がちょいちょい可愛いのに、学者モードの時はカッコイイです!
勇者は剣の天才だけど、学問となると……なので2人で良い感...続きを読むPosted by ブクログ -
一巻の終わりで魔法使いを探して魔界に旅にでた勇者が黒の騎士と名乗り魔王の部下として魔族を粛正していたのにびっくりしました。
その間の魔王は頑張っていたけど、寂しそうでしたね。
相変わらず、内容が勉強になります。Posted by ブクログ -
メイド姉の行動力が激しい。
昔やっていたゲームの「女は行動力」
……って言葉を思い出した。
実際に女性陣がアクティブなシリーズ。
火竜公女にしても、奏楽子弟にしても、女騎士にしても、
魔王にしても、
男性陣の前に進んでいる雰囲気がする。
魔族側と人間側それぞれでうごめく不穏な動きに、
翻弄さ...続きを読むPosted by ブクログ