似鳥昭雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最近メディア(NewsPicksなど)に出るようになったと思っていたら、なるほど。そのような理由だったのですね。本人曰く、遺言のようなものとのこと。一代で、しかも50歳を越えてから急激に成長させ、今や2兆円ほどの売上を誇る事業ならびに企業グループをつくりあげた手腕を、余す所なく公開しています。経営者や組織づくりを担っている人向けの内容が多いですが、「運は自分で引き寄せるもの」。「主語の転換」や「信用性の積み重ねが一番大事」など、個人が人生を歩んでいく上で重要なキーワードも、たくさん盛り込まれていて、大いに参考になりました。対談相手も含め、このような書籍を企画した文藝春秋さんは、さすがだと感心し
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Posted by ブクログ
良書 わかりやすくて、おもしろい1冊でした。
いろいろエピソードをお持ちの方ですが、それはそれとして、内容は納得がいくものでした。
心にのこったものは以下です。
・現状維持に精いっぱいでは、成長は止まってしまいます。
・成長するための原点は、過去と現在とを徹底して否定することにあります。
・人材の成長なくして企業の成長は実現しません。
・問題意識を持ってお客様や従業員と接していれば、日々小さなことであっても必ず課題に気が付く。
・次に気がついた不合理をいかに本質的なところまで掘り下げられるかが重要です。
・観察・分析・判断 これを総して、「観分判」とニトリではよんでいる。
観察とは -
Posted by ブクログ
1.最近引越しをしてニトリに行く機会が増えたのでぶらぶらと店内を歩いてみるととても楽しかった。なんでこんなに楽しいんだろうと考えていた矢先にこの本を目にしたので購入しました。
2.4C主義を掲げ、30年プランでビジョンを掲げ、ロマンを追い求める、ということを前提に本書が始まります。著者がニトリを創業しようとしたきっかけから仕事の上での大切さ、仕事をする上での姿勢が書かれています。また、実際の社員の意見も取り入れ、ニトリという会社がどのような会社なのかを分かりやすく説明してくれている本でもあります。
仕事をする上で大切なことはビジネススキルを身に着ける前に、自分が会社でどのようなロマンを掲げる -
Posted by ブクログ
似鳥社長の幼少期~大学時代が、本当に過酷すぎて、
自分のどんな辛い仕事もそんなに大したことないと感じました。
今までニトリはIKEAのパクリだと思ってちょっと見下してしまったことがありましたが、考え直すことにします。
<一部抜粋>
・交渉事は断られてからがスタートだと考えている。・・・(中略)・・・愛嬌と執念が大事。
・まずはゴールから考える。今でもわが社の大事な企業文化となっている。
・渥美先生の教え・・・(中略)・・・「上座に座るような宴席には行くな。常に下座で自らついで回り、先人から学べ」「誰よりも早く新聞読み、頭に入れて、その情報を誰よりも早く発信しろ。」「乗り物は他社より先に運転 -
Posted by ブクログ
ニトリホールディングスの創業者、似鳥昭雄さんの自伝。ニトリといえば、28期連続増益を達成した超優良企業。私も一消費者として大好きなお店なので(うちの家具は半分以上、ニトリです)、社長を「マジリスペクト」!そんな似鳥社長による日経新聞の「私の履歴書」の連載が書籍になったということで、すぐに購入しました。実際のところかなり脚色が入っているらしいですが、それも含めて、さいごまで面白く読めます。
なかでも、ニトリ成長のキーとなる鬼の(笑)渥美俊一先生とのエピソードが面白い。
「札幌視察で先生に叱られる」「(先生が主催する)ペガサスクラブから逃げ出す」といった美談とは決して言えない内容が赤裸々に描かれ -
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所々に出る名言は名言というより血反吐を吐きながら掴み取った経験からでるものと感じる。努力を努力と思わずファクトを最優先に本能と能力を総動員して課題をこなしてきたタイプ。厳しい時代を生き抜いてきたんだなと感じる。
読んでいる本の数も挑戦したビジネスの数も学び続ける気持ちも同じ人間とは思えないくらい違う。
安田さんは76歳、北尾さんは74歳、似鳥さんは81歳。戦争が終わったまもなく食糧難と貧困時代を生き抜き、法律もまともに機能してないところからスタートし、高度経済成長で経済大国になり良い景気も経験しながらそこから経済が停滞という激動の時代を生き抜いてきた方々。
厳しい時代の中で生き抜いた戦士と感 -
Posted by ブクログ
ニトリの創業者である似鳥会長が、その考えを述べた本。ニトリが大切にしている4C(Change、Challenge、Competition、Communication)の各項目を章立てし、似鳥会長が考えを述べた後、それに関連する社員の体験談があり、理解を深める形式をとっている。右肩上がりで業績を伸ばしてきた大会社の創業者としてのブレない考え方を理解できた。面白い。
「(ニトリの成長)その原動力は何かと問われたら、私は「何より大切なのは人だ」と答えます」p2
「刻々と変化する環境の中、ピンチに陥ることがあろうとも、それを急成長のチャンスととらえ、大胆な挑戦をともなう改革で乗り越えるのです」p3 -
Posted by ブクログ
想像していた以上にずっと参考になった。運 を読んでから熟考したい。
運を読んだ
⭐️PDCCA 評価の後にコミニケーションが大切
営業知らずに企画と言うことはできない
⭐️原因を解決しようとする側ではなく、原因になっている側から発想してみる
⭐️ときには選択肢を間違えたとしても、49対51の場面に直面したとき、51の方を常に選べるかどうか
孫正義も良いときにはパッと出てくるけれど、悪いときには出ない
細かいことを気にして、全体を間違えている人
幸運の最大化をしないと不運の最小化ができない
複雑な事象をなるべく単純化した上で方法論を組み立てる。それでチームを作ってメンバーに腹落ちをさせる。
アフ