似鳥昭雄のレビュー一覧
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ニトリの創業者である似鳥会長が、その考えを述べた本。ニトリが大切にしている4C(Change、Challenge、Competition、Communication)の各項目を章立てし、似鳥会長が考えを述べた後、それに関連する社員の体験談があり、理解を深める形式をとっている。右肩上がりで業績を伸ばしてきた大会社の創業者としてのブレない考え方を理解できた。面白い。
「(ニトリの成長)その原動力は何かと問われたら、私は「何より大切なのは人だ」と答えます」p2
「刻々と変化する環境の中、ピンチに陥ることがあろうとも、それを急成長のチャンスととらえ、大胆な挑戦をともなう改革で乗り越えるのです」p3
「常識や慣例を捨て、ゼロベースで学び、考えて行動していく、その覚悟と執念が必要です」p4
「運命的な転換点となったのが1972年、アメリカへの視察旅行でした。この視察旅行が、私と会社の運命を大きく変えることになります」p20
「会社である以上、利益を追求するのは当然です。しかし、それだけでは必ず限界が訪れます。利益優先になると会社本位になり、お客様の視点を忘れてしまうからです。会社にとって何よりも大切なのは「世のため、人のため」というロマンなのです。そして、なんとしてもロマンを実現するという強い覚悟です」p21
「企業は存在する限り、常に成長し続けなければなりません」p30
「人は、安定志向に陥りやすいものです。不調なときは、状況を変えるために失敗してもいいからやってみよう、と現状否定に目が向きやすいのですが、好調なときは現状肯定になりがちです」p31
「似鳥会長は今でも店舗に行くと必ず、「困っていることはありますか?」と従業員に訊ねます。そこで「ありません」と答えることは、ニトリではありえないことです。なぜなら、問題意識を持ってお客様や従業員と接していれば、日々小さなことであっても必ず課題に気がつくはずです。困りごとがないということは、本当は多々存在する不合理を見過ごしていることに他なりません。そうした日々の意識の鈍化こそ問題です」p34
「ニトリでは売れている商品でも、品質、機能を向上させるために入れ替えます」p37
「高い目標に挑戦するのを妨げる最大の敵が常識です。現状を疑い、常識にとらわれないで物事を考える習慣をもつようにしなければなりません」p62
「方向が間違っていたら、それを正さなくてはいけません。お客様の利益に適う方向を向いているか、自分や会社ばかりに都合のいい考えになっていないかを検証するのです」p65
「新しい仕事、新しい計画には常に失敗がつきまとうものです。しかし、失敗を恐れていては、人が成長することはないでしょう。失敗を厭わず、とにかく挑戦することです。1勝9敗で負けの方がはるかに多かったとしても、挑戦したことで得られた1勝は大きな収穫となります」p82
「本来であれば時間をかけ、100%の準備をして進める方が良いのですが、そんなことをしていては、変化についていくことはできません。ですから、新しいアイデアの完成度は4割でも5割でもいい。大事なのは、方向を決め、計画を立て、進み始めること。「確実さ」より「速度」が大切な場合もあるのです」p83
「決めたら即、行動に移します。誰よりも素早く取りかかるのです。もし、計画がうまく進まなければ、朝令暮改で変えます。私は、もっとスピーディに「朝令昼改」でもいいと思います。必要に応じて変えることが大切です」p83
「ニトリには「考えすぎて動き出せないくらいなら、100%の状態でスタートするのではなく、まだ50%でもいいから走り出す。やって駄目だったら、またやり直せばいい」という企業文化があります」p86
「「何よりもお客様のために尽くす」というその一念を胸に、「儲けたい」という思いを捨て去ることで、逆に「儲かってしまう」。そういう状況を作り出すことこそが、理想なのです」p96
「急成長する会社では、会社が大きくなってくると、まるで海底にいて上ばかり見ているヒラメのように、常に上の人ばかり気にしている「ヒラメ人間」が増えてきます。守りに入ってじっとしていて、視野も狭い。そうした人間は、「やるリスク」を挙げて、ひたすら反対してきます」p121
「世界で一番を目指し、他社では実現困難なレベルを妥協しないで追及し続けなければ新しいものを生み出すことはできません」p137
「私の一番好きな似鳥会長の言葉は、「何かで一番になりなさい」というものです」p142
「同じ部署に5年いると化石になる。これはニトリで語られている言葉です」p160
「私は短所を直すよりも、長所を伸ばせばいいと思っています」p191
「交渉の鉄則は2つあります。まず「あきらめないこと」、そして「相手との信頼関係を築くこと」、これに尽きると思います」p204
「大きな改革であればあるほど、反対意見は次々と現れます。そんなときに、重要なのはコミュニケーションです」p211
「(数字の重要性)数字に注目すれば、今実行している仕事への向き合い方、たとえば必要な情報収集を十分にしているかなどが、顕著にわかります。報告の中に数字を入れるということは、ウソがつけないということです」p219
「基本的な情報を押さえつつ、自分の業務の説明に必要な数字と、相手が判断するにあたり求めるであろう数字を押さえて、すぐ答えられるようにしておく。大事なところが抜けていると、仕事で信用ができない人だとマイナス評価されてしまいます」p222
「現場では見えにくい会社の危機が、数字上では見えていることがあります(黒字なのにキャッシュがないなど)」p225
「数字を把握し、理解している人間が別の部署に入り込むと、その部署のレベルが一挙に上がります」p227
「ニトリでは以前から「3案出す」のが決まりです。1つしか出さないと、「他にはないの?」となる」p230
「多くの管理者に見受けられるのが、いい加減な仕事をしている部下を厳しく指導できない、叱れないという点です。理由は、叱れば関係がささくれ立って、雰囲気もギスギスしてしまう。その後のケアに、叱った数倍のエネルギーが必要になるので、それを避けるために放棄しているのです」p246
「外国籍社員からSOSが出る組織では、実は日本国籍社員も同じ問題に悩んでいることが多いのです」p259
「(優秀さ)一時的に「優秀だ」という評価が得られることはあっても、褒められたいばかりに失敗することを恐れ、小さくまとまってしまえば、「器用な人」で終わってしまいます」p267 -
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想像していた以上にずっと参考になった。運 を読んでから熟考したい。
運を読んだ
⭐️PDCCA 評価の後にコミニケーションが大切
営業知らずに企画と言うことはできない
⭐️原因を解決しようとする側ではなく、原因になっている側から発想してみる
⭐️ときには選択肢を間違えたとしても、49対51の場面に直面したとき、51の方を常に選べるかどうか
孫正義も良いときにはパッと出てくるけれど、悪いときには出ない
細かいことを気にして、全体を間違えている人
幸運の最大化をしないと不運の最小化ができない
複雑な事象をなるべく単純化した上で方法論を組み立てる。それでチームを作ってメンバーに腹落ちをさせる。
アフターCEO -
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「私の履歴書」は、日経新聞の朝刊の最終面に掲載されている連載シリーズ。経営者ばかりではなく、学者や文化人やスポーツ選手なども登場する。毎月1人が交代で書いていく。私は好きな連載で、毎朝読んでいる。
本書の筆者、似鳥昭雄さんは、ニトリグループの創業者にして経営者。似鳥さんが、日経新聞に書いていたのは2015年のこと。本書は、連載時のものに更に手を加えたもの。似鳥さんの「私の履歴書」は、破天荒で面白い。連載時に楽しく読んだことを覚えているが、今回も改めて楽しく読んだ。
似鳥さんの経営は、直感的であり、誰もが真似のできるものではない。計画も緻密ではなく、まずは実行を重視する。実行する中で不具合を修正していく。強みは、実行力とスピードであるが、その両方が圧倒的なレベルにあり、他者がなかなか真似できない。
グループとしての課題は、偉大な創業者が退いた後のことだろう。それは、創業者が一代で築いた他の会社、日本電産やファーストリテイリングなどにも共通する課題だ。 -
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ネタバレ1.この本を選んだ目的
ニトリはよく行きますし、何度も買い物をしたことがあります。そんなニトリを成長させた社長の本ということで手にしました。
2.あらすじ
似鳥さんがニトリを成功に導いた取り組みや考え方を綴っています。
成功の5原則を中心として、いろいろな話がでてきます。
・成功の5原則
①ロマン(志)
②ビジョン(中長期計画)
③意欲
④執念
⑤好奇心
①ロマン
ロマンを抱くとは、人のため、世のために、人生をかけて貢献したいという気持ちを持つこと。ロマンとは大志と言い換えてもいい。
②ビジョン
ビジョンとは20年以上先に達成すべき長期の目標です。目標とする数字とそれを達成するまでの期限を入れた、具体的な数多目標を言う。しかもそれは、達成不可能とも思えるほど大きな数字でなければなりません。
③意欲
意欲とは、できそうもないきとに挑戦すること。
リスクを取って挑戦しなければ、ビジョンは実現できない。
④執念
執念とは、目標を達成するまで諦めないこと。
⑤好奇心
好奇心とは、常に新しいものを発見しようとすること。
ビジョンで掲げた数字は、これまで通りのことをしていてはとても達成できない。あるゆる情報を採り入れ、新しいアイデアを生み出し続けないといけない。
新しいものを採り入れるとは、古いものを捨てること。それによって仕事もあなた自身も、どんどん変化していいく。
3.感想
ニトリはよく行くけど、社長の名前だとは知りませんでした。
やはり、物事の考え方、捉え方が成功する人は似ているなぁと、感じました。
この本の中で一番好きなのは、「社員同士も、上司と部下も、社長と社員も、気持ちの上で常に平等、対等でないといけません。」という考え。こんな社長なら素晴らしい。
私も同じ考えで、誰に対しても、さん付けで呼ぶようにしていますが、同じようにしている人は少数派です。多くの会社で、年下は君付けで呼ぶのを見かけますが、これはとてもカッコ悪く感じます。さらに、年下の人が自分より偉くなったら、さん付けに変わるのも経験してますが、やっぱり、ものすごくダサい。上司がその呼び方だと、部下は自ずと同じようになっていく。
なんでわざわざ年齢を意識して、「君」か、「さん」かを考えて呼んでいるんだろうと、笑ってしまう。
4.今後、活かしていきたいこと
私は多くの夢を持っていますが、基本的な達成可能なものを目標にしています。
今後は、それだけではなく、本当に成し遂げたいことを考え、叶いそうにないものでも目標に取り組み、叶えていく取り組みをしたいと思います。早速、目標設定を訂正しました。
また、自分のためにではなく、人のためになることをベースとして考え、取り組んでいきたい。 -
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ネタバレ気がついた不合理をいかに本質的なところまで掘り下げられるかが重要。その能力は、もともとある才能ではなく、経験で磨かれています。
「観察・分析・判断」を行ううえで、ひとつ視点としてもつといいと感じているのは、判断として出てきた改善改革が「続けられるか」「やめられるか」ということです。「続けられるか」は、変えたことが定着し、その後は説明などしなくとも当たり前に運用されるような改善改革か、ということです。「やめられるか」は、どんなに降下がある改善改革でも、環境の変化によってやめる必要が発生したときに、どのような手順でどの程度の費用でやめることができるか、そのやめどきはいつごろと想定できるか、ということが考えられていることです。特に「やめられるか」という視点は、非常に難しいです。
新しいものを作り出す、新しい問題解決の方法を見つけるには、結局は自分の経験してきたことのなかから導きだすしかないと私は思います。
意外に思われるかもしれませんが、システム開発に必要なのはコミュニケーション能力です。今は影も形もない、これから作り上げるシステムを、どんな人が、どんなときに使うのか、どうすれば便利になるのか。それをイメージして、自分のなかでどのくらい鮮明に表現できるかということが重要で、そのためにはいろいろな人への聞き取りが不可欠です。
根拠ある判断をするには、7回の「なぜ?」が必要
先に難しい課題に挑戦し、経験値を高めていくと、難度の低い課題はラクにできるようになります。また、さらに難度の高い課題に挑戦するチャンスが舞い込むようになるのです。
コスト削減は「業務が以前よりラクになる」ことを念頭において進めると良い結果が生まれます。
会社を自己成長のために使いなさい
そもそも、上司と仕事は選べない、というのが私の結論です。今、長い店舗経験を経て、商品部で本来やりたかったバイヤーをしています。今だからこそわかることは、今までの経験が、すべて活きてきているということです。
やりたい、やりたくないにかかわらず目の前の仕事に対して前向きに、自分で目標を決めて取組む。
商品開発を希望する社員を、物流部門に異動させる。一見、希望を配慮していない異動のように見えますが、商品の外梱の形状を知っていて、100個発注することの物量を実際にイメージできるからこそ、物流の面からみても無駄のない商品開発ができるのです。
人間には大きく3つのタイプがあります。第一に、自ら仕事に積極的に取り組む力のある人。第二は、他人に刺激されて積極的になる人。第三が消極的で変化のない人です。チャンスが与えられる人は、第一の積極的なタイプ。
会社は、一見つまらないと思われるような仕事の上に成り立っています。その基本的な(本当はとても重要な)仕事を満足にできない人に、それ以上の仕事をさせるわけにはいきません。
最も大切なのは、スケジュールのなかに差し込まれてくるイレギュラーなことも含めて、いかに優先事項が先になるように折り合いをつけていくか、というスケジュール管理です。
まず何を優先させるかは、期日が迫っているかの「緊急度」と、どれだけ大切なことかの「重要度」とを見極めることだと思います。秘書の場合、それにプラスして「上司の思い」という判断基準が加わります。
自分が仕事を進めるなかで困ったときに、こうした対応をしてくださる方に助けられた経験があり、ありがたいと感じたからです。
すごいと思える人に出会ったら、その人から得たことをすぐに実行する。そうした素直さ、謙虚さが大事。
具体的な数字の入らない会話は趣味、遊びと一緒である
その人が信用に値するかどうかは、求められる数字や、求められていることに対して、自分のなかで消化したものを自分の言葉で説明できるかどうかが重要だ。
数字を把握し、理解している人間が別の部署に入り込むと、その部署のレベルが一挙に上がります。
人はそれぞれ性格が違うので、性格が合う、合わないといった相性が存在します。しかし私は、相性とは、お互いで「創る」ものだとおもいます。友人関係でも、恋愛関係にしても、最初から完全に相性がぴったりという相手など、まずいません。
論理的な思考でないと人を動かすことはできない、ということを実感しています。「店長である私がこう思うからやってほしい」ではなくて、論理的に、全員が共通して理解できる数字を使って、目的や根拠を示せば、全員が賛同し、意見を出してくれます。 -
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4C主義で自己成長したい人が集まる会社を目指してきたからこそ、ニトリは成長・発展し続けている。
チェンジ(変化)、チャレンジ(挑戦)、コンペティション(競争)、コミュニケーション(対話)
ニトリでは、好調なときでも現状に満足せず、常により良いものを求め「変化」し続けることを信条にしている。
「挑戦」とは、今までと同じことをしていたら達成しえない目標に対し、リスクを取ってでも前向きに挑むということ。それには常識や慣例を捨て、ゼロベースで学び、考えて行動していく、その覚悟と執念が必要。
会社を自己成長のために使いなさい
まずは与えられた仕事を完全に果たし、期待に応える
交渉事の際、2,3回断られたら、脈なしと判断して止めてしまうでしょう。しかし、4回目からがスタート。3回目までは自分という人間を知ってもらうための挨拶にすぎない。
相性はお互いで「創る」もの。
相性が悪い相手ということは、別の視点で見れば、自分にとって新しい価値観やものの見方を教えてくれる存在でもある。
お互いの個性を認め合って、自ら努力して相性を創っていく。
指示を出しても効果が出てこないとき、無能な上司ほど、すぐに自分でやりたがる。部下にトライアンドエラーを数多く経験させ、成功するよう指導することで成長の下支えをする。
「企業は人なり」。人材こそが企業にとっての宝であり、人が育てば成果は後からついてくる。 -
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本の構成については、以下のようになっている。
・似鳥会長のビジネスについての考え方
・ニトリの企業文化や理念をベースとした社員一人一人の経験談や考え方
ニトリという企業が大切にしているものに以下の4つのCが挙げられる。
チェンジ change
チャレンジ challenge
コンペティション competition
コミュニケーション communication
いくつか印象に残った部分をピックアップします。
4C の コミュニケーション
一度や二度断られて、引き下がるのは甘い。
三度目以降が本当の勝負。
似鳥会長のこの言葉が非常に突き刺さった。
一度相手に拒否や拒絶反応を示されると、どうしてもリトライし辛いのが人間だと思う。
私自身人目を気にし過ぎて、必要な事を質問できなかったり、聞いて分からない部分を再度聞き直す事が非常に苦手だ。
これは本質として、自分の無能さや、嫌な顔されて傷つきたく無いという心理が大きい。
相手に断られてからが、本当の勝負
私にとっては本当に耳が痛い言葉です。
その気持ちは今の自分に足りていない部分かなと感じました。
本書を読んで感じたとは、実際に企業理念を高らかに掲げる企業は履いて捨てる程あるが、現場の社員まで浸透しているケースは非常に稀だと思う。
ニトリが小売業にして30年以上も増収・増益を出来ているのは、企業理念を徹底して社員に浸透させるための教育と、業務の中で常にアウトプットして、PDCAサイクルを回す習慣が根付いてる事
常にユーザーの事を考えて、商品展開、輸送、人員配置を全部署で行い最適解を追い求める文化がニトリの強みであると分かった。 -
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日本を代表する家具販売店ニトリの代表取締役似鳥昭雄氏が自身の経験などから得た知恵をまとめた一冊。
今や日本国内の家具業界ではトップクラスの実績を上げるニトリの代表取締役似鳥昭雄氏が同社をここまで築き上げてきた哲学の数々が本書では紹介されており、非常に刺激を受け勉強になりました。
提案はした人が責任を持つことや挑戦と改善を続けていくこと、顧客目線に立って考えることなど同社がここまでの地位を築くために実践してきたことを知り、読んでいて身の引き締まる思いがしました。
また、同社について知らなかった長所を引き出すための「配転教育」やアメリカセミナーなどの人事制度など同社の取り組みとともに商品づくりやキャッチコピーなどへのこだわりも知ることができました。
そして、改革を個々人に促すための週間単位での目標管理や経験を重視していること、会社を成長のための舞台と考えているなど氏の組織論や仕事観について触れることができたことも好感が持てました。
氏の抱くロマンとビジョンを共有しここまで成長してきた同社の今後について楽しみとなるとともに社会人として訓示となる金言の詰まった一冊でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ社長の本を読んだのはサイバーエージェントの藤田晋さんに続く2人目。
本作品は社長になってからではなく、生まれた頃から振り返っており、まさに生涯を振り返っている。
私のイメージでは社長とは少年時代から優秀で多くの知恵を持っている人だった。
そのため、私の想像の社長像とは真逆の似鳥氏がそこいて衝撃だった。
同時に(失礼な言い方だが)こういう過ごし方をしても道は切り拓けるものだと思った。
著者は人の言葉をよく聞く人物のようで、幼少期の頃には影響を受けた言葉が書かれている。
人生において大切なことは、重要だと思われる刺激を外部から受信し、自分の中で落とし込めるかということなのではないかと感じた。
残念ながら、私は感受性が豊かではなく、助言をキャッチできずにいたが、これからは見習っていきたいと思う。
余談だが、社長の生涯に関わらず、人の人生を垣間見るのは大変興味深いので続けていきたい。