【感想・ネタバレ】運は創るもの 私の履歴書のレビュー

あらすじ

こんな『私の履歴書』見たことない! 度胸と愛嬌さえあれば、人生はなんとかなる。短所あるを喜び、長所なきを悲しめ――。23歳でニトリ家具を創業し、28期連続増収増益、日本一の家具チェーンに育て上げた、似鳥昭雄氏の波瀾万丈の一代記。大きな話題を呼んだ日経新聞連載を大幅加筆し、書籍化しました。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。日経新聞の私の履歴書が評判で、加筆したものとのことだが、確かにドラマチックな人生で、ダメな自分をさらけ出しながらも、信念がきちんとあり、読んでいて人生に生かしたいと思うところがたくさんあった。現状に満足することなく、先を見据えていくことが、マネジメント。会社も人生もマネジメントしていて、簡単に言えばすごいのだが、ものすごい数の失敗もしていて、考えて失敗して、そこで勇気ある決断をして、道を創ってきたんだと思う。まだまだ新しいことにチャレンジしていきそうな似鳥さんに注目です。

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2019年05月28日

Posted by ブクログ

似鳥社長の幼少期~大学時代が、本当に過酷すぎて、
自分のどんな辛い仕事もそんなに大したことないと感じました。

今までニトリはIKEAのパクリだと思ってちょっと見下してしまったことがありましたが、考え直すことにします。

<一部抜粋>
・交渉事は断られてからがスタートだと考えている。・・・(中略)・・・愛嬌と執念が大事。
・まずはゴールから考える。今でもわが社の大事な企業文化となっている。
・渥美先生の教え・・・(中略)・・・「上座に座るような宴席には行くな。常に下座で自らついで回り、先人から学べ」「誰よりも早く新聞読み、頭に入れて、その情報を誰よりも早く発信しろ。」「乗り物は他社より先に運転できるようにしろ。歩きから自転車、バイク、自動車、飛行機、ロケット。同じことをやったら先行者に勝てない」
・「企業に必要なのは3C(チェンジ、チャレンジ、コンペティション)だ」というのも先生の遺訓だ。
・プロの150訓およびプロフェッショナル心得帳・・・(中略)・・・
12.商売の上で迷ったら、お客様という原点に戻って考えれば、すぐ解決する。
14.変化を誰よりも早く、先取りするのが、プロ中のプロである。
15.プロは、よろず簡単明瞭が好き。
26.目標を設定せよ。年間の大目標、3か月の中目標、週間の小目標、そして今日の目標をはっきり決めて、それに向かってばく進せよ。
27.どんなつまらないと思われる仕事でも、全力で書面から取り組め。会社の仕事はすべて一見つまらないと思われるような仕事の上に成り立っている。
37.スケジュールを決めてから行動せよ。そして、たえずスケジュール修正せよ。
38.書くのは苦手、話し下手、数字は大嫌い、おまけにグズでは、馬鹿と思われても仕方がない。
48.欠点あるを喜び、長所なきを悲しめ。欠点を直しても伸びない、長所を伸ばしてこそよくなる。

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2016年10月21日

Posted by ブクログ

ニトリホールディングスの創業者、似鳥昭雄さんの自伝。ニトリといえば、28期連続増益を達成した超優良企業。私も一消費者として大好きなお店なので(うちの家具は半分以上、ニトリです)、社長を「マジリスペクト」!そんな似鳥社長による日経新聞の「私の履歴書」の連載が書籍になったということで、すぐに購入しました。実際のところかなり脚色が入っているらしいですが、それも含めて、さいごまで面白く読めます。

なかでも、ニトリ成長のキーとなる鬼の(笑)渥美俊一先生とのエピソードが面白い。
「札幌視察で先生に叱られる」「(先生が主催する)ペガサスクラブから逃げ出す」といった美談とは決して言えない内容が赤裸々に描かれているのです。

ほかにも、家具メーカーの買収の際、「怖いのでしばらく先生には報告しなかった」という描写もあり、カリスマ経営者であっても、一般の人と同じような感覚を持っているのだなと親近感がわきます。

渥美先生は日本にチェーンストア理論を広め、ニトリはもちろんのことイオンやイトーヨーカ堂などのビッグチェーン創業者に大きな影響を与えた人物。私自身、渥美先生にお会いしたこともありますが、人物像は泣く子もだまる、という表現がふさわしく、書籍でも「怖い」という言葉が何度もでてきます。そして、そんなふうに経営の師を表す似鳥社長が、いっそう好きになりました。

一方、「サラリーマンもダメで土木もダメで、仕方なくやった家具がうまくいっただけ」という尊敬するカリスマ経営者の言葉は、会社を点々とした末、現在の自営業に行きついた私にとっては勇気づけられるものでした。そういう意味で、おもしろく読めるだけでなく、読むと元気になる本とも言えます。おすすめです。

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2016年01月08日

Posted by ブクログ

北海道から出た企業、ニトリの創業者、似鳥昭雄氏の一代記。日経新聞の「私の履歴書」に加筆したものです。

連載時から、「なんちゅう社長じゃ?」と感じながら毎日の記事を読んでいましたが、改めて一気読みすると、すごい経営者人生です。

本の最後にも書いてありますが「あまりに不祥事の記述が多くお叱りも」。

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2015年09月08日

Posted by ブクログ

連載中から大反響の似鳥氏の私の履歴書が本になった!濃度は変わらず加筆修正も、というだけで説明は十分だと思う。

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2015年08月29日

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ここまでの大企業が順風満帆なわけではなく、ちゃんと努力と失敗の歴史を経て今の結果である、何事も経験がのちの糧となる。
ますます好きになりました、ニトリ。

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2024年04月27日

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ニトリの創業者は破天荒すぎました。笑
でも強い芯を持って生きていればいずれ運は味方するじゃないですが、そんなメッセージをもらった気がします。

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2023年10月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごく面白くて、字も大きく、新聞用に短いストーリーがたくさん載っているので、あっという間に読み終わった。
若者時代の社長の生活があまりに無茶苦茶過ぎて、若干、引き気味な面もあったが、、

アマは、これがあるからできないと思う。プロは、これさえ解決すれば、できると考える!

アマは、変化がきた時、ダメだと思う。プロは、変化がきた時、チャンスだと捉える!

能力のある人は、他人の能力について非難しない。能力のない人に限って、上司部下に対する不平不満が多い!

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2023年01月24日

Posted by ブクログ

「私の履歴書」は、日経新聞の朝刊の最終面に掲載されている連載シリーズ。経営者ばかりではなく、学者や文化人やスポーツ選手なども登場する。毎月1人が交代で書いていく。私は好きな連載で、毎朝読んでいる。
本書の筆者、似鳥昭雄さんは、ニトリグループの創業者にして経営者。似鳥さんが、日経新聞に書いていたのは2015年のこと。本書は、連載時のものに更に手を加えたもの。似鳥さんの「私の履歴書」は、破天荒で面白い。連載時に楽しく読んだことを覚えているが、今回も改めて楽しく読んだ。
似鳥さんの経営は、直感的であり、誰もが真似のできるものではない。計画も緻密ではなく、まずは実行を重視する。実行する中で不具合を修正していく。強みは、実行力とスピードであるが、その両方が圧倒的なレベルにあり、他者がなかなか真似できない。
グループとしての課題は、偉大な創業者が退いた後のことだろう。それは、創業者が一代で築いた他の会社、日本電産やファーストリテイリングなどにも共通する課題だ。

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2022年07月20日

Posted by ブクログ

ニトリ創業者である似鳥昭雄さんの私の履歴書をまとめ、加筆されたもの。
渡米するまでのハチャメチャな生活から、アメリカでインスピレーションを得て、事業に没頭していきます。

渥美先生に師事し、データに基づいた経営へと進化していきます。

かなりおもしろかったです。
歴代の「私の履歴書」のなかでもベスト5に選ばれるくらい、おもしろかったのではないでしょうか。

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2020年10月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

社長の本を読んだのはサイバーエージェントの藤田晋さんに続く2人目。

本作品は社長になってからではなく、生まれた頃から振り返っており、まさに生涯を振り返っている。
私のイメージでは社長とは少年時代から優秀で多くの知恵を持っている人だった。
そのため、私の想像の社長像とは真逆の似鳥氏がそこいて衝撃だった。
同時に(失礼な言い方だが)こういう過ごし方をしても道は切り拓けるものだと思った。

著者は人の言葉をよく聞く人物のようで、幼少期の頃には影響を受けた言葉が書かれている。
人生において大切なことは、重要だと思われる刺激を外部から受信し、自分の中で落とし込めるかということなのではないかと感じた。
残念ながら、私は感受性が豊かではなく、助言をキャッチできずにいたが、これからは見習っていきたいと思う。


余談だが、社長の生涯に関わらず、人の人生を垣間見るのは大変興味深いので続けていきたい。

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2017年12月22日

Posted by ブクログ

似鳥さんの若かりし頃のダメっぷりが良いですね。天才経営者の話をきくと、私には無理だわと思うけれど、これを読んでいると私にも何かを成し遂げられるかも、と思います。

ーー以下抜粋ーー
1944年 樺太生まれ
 ・両親はヤミ米、
 ・クラスでひとり、名前を書けなかった子供

1966年 北海学園大学卒
 ・家出
 ・バス広告の営業
 ・花札が支店長よりつよい、貸し
1967年 似鳥家具(まわりになかったから)
1973年 3号店 倒産品の買い付け(3~5割安い)
  直の買い付けは問屋ににらまれる
 ・ペガサスクラブ、渥美先生との出会い
 ・100~200店、バイイングパワー獲得、
 ・メーカーではなく流通が価格決定権を持つ
 ・消費者がコーディネートする
1978年 ペガサスクラブに加盟
 ・商圏分析細かい
 ・not距離、but車で何分(鉄道・川など考慮)
 ・人口動態の予測(20年後)
 ・ペガサス加盟社は成功か、投資を誤ってつぶれるか
 ★渥美)店舗年齢論:”店舗の平均年齢を6歳いかに保つ”
  =5年、10年経てば、人口や社会インフラも変わってくる、だからより顧客が集まりやすい場所に移転する、リセットする
 =実年数×4をすると、人間にたとえられる
 ★渥美)ウサギより亀が勝つ。素直に柔軟にコツコツやる
 ・立地は渥美先生から褒められる。「立地が見事」立地選びは生まれもった勘。

1980年 農地購入、坪5万円
  家具専用自動倉庫→まとめ買いが実現
1982年 50億円突破
  ポーランドで買い付け
 柄物のカーテン100%→欧米は無地あり。現在売上の60%無地。
1988年 札幌証券取引所に上場
 資本金50億調達
 関東・茨木県に進出
 家具メーカーを買収(渥美先生には内緒)
1993年 インドネシア工場
 ・部品や重機が盗まれる
 ・窃盗犯対策、4mの塀をつける、→穴を掘って入ってくる
 ・ガードマンを解雇したら銃でおどされる
 ・責任者が監禁される
 ・インドネシア海軍の会社に警備させることにして解決
スカウト組に会社を乗っ取られる

1998年 関西の合弁事業で失敗、折半出資、品揃えが高いものになる
2002年 東証1部上場
 2005 ホンダ中国工場長をスカウト、品質向上
2013年 300店舗
2015年 28期連続増収増益
 ・上海進出

<新業態>
家具は現在40%、カーテン、寝装具等のホームファッションへ移行。食器セット16点1490円。


・インターネット
・リフォーム
・法人事業
・ロジスティック
・小商圏向けデコホーム
・海外開拓(台湾、米国、中国)

<目標>
ウォルマート:
人口10万人以下の小さな都市でもニトリがいきわたるように、国内500店舗

渥美said:客数は前年比を超えること=社会貢献のバロメーター

32年までに3000店、3兆円

・私は20台の女性、子供など、老若男女、性別関係なしに色々な顧客の立場に立てる。苦労が足りない人ほど、自分の乏しい経験で結論を出したがる...私はいつでもゼロニなれる自信がある。

《渥美語録》
・成功体験など現状を永久に否定して再構築せよ
・守ろうと思ったら、衰退がはじまる
・ばくちを打つな
・常に下座で自らついでまわり、先人から学べ
・誰よりも早く新聞を読み、頭に入れて、発信せよ。
 経済新聞、地元紙、全国紙、専門誌、週刊誌、月刊誌まで目を通す
・ビジョン達成に向けて365日24時間考えろ
・ゴルフはするな、趣味は持つな

(人材について)
・年功序列で若い時には差をつけない
・40歳になったらスペシャリスト試験&数値責任で評価
・部長以上は、いままでのやり方を違う方法を提案して再構築できる人間にまかせる
・スカウトしないで急成長した会社はない

(先制主義にちついて)
・乗り物は他社より早く運転できるようにする。徒歩、自転車、バイク、自動車、飛行機、ロケット。同じことをやったら先行者に勝てない

・親族との争い

・社員向け20年のキャリアプログラム
 マネジメントか、タレントか、コースを選ぶ
 40台までにスペシャリストを育てる
 社員の適性検査を実施、商品開発か、営業、人事か、総務か、など
 ・1か月の平均残業7時間程度

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2016年06月23日

Posted by ブクログ

◯米国のような豊かな生活を日本で実現したい。そのための企業に育てようという明確なロマンが芽生えたのだ。帰りの機内でこれからの自分の決意表明を決めて、実行することをメモ書きした。(123p)

◯交渉事は断られてからがスタートだと考えている。大半は3回断られたらやめてしまう。私は4回目からが本番だと考えるようにしている。もっともしつこいだけじゃダメ。愛嬌と執念が大事。(128p)

◯最初に経験でものを語らない。まずは顧客にとって必要なことは何かを突き詰める。その上で自分の経験で判断し、決断する。(137p)

★一話一話が短いのでさらっと書いてあるが大変なご苦労をされていると思う。やはりすごい人だ。

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2016年02月23日

Posted by ブクログ

 以前から気になっていた「ニトリ」社長似鳥昭雄氏の「私の履歴書」が出版されたということで早速手に取ってみました。
 まずは、前書きで紹介された「奥様のことば」がとても印象的です。「家内からは『あなたは人が普通にできることはできないけど、人がやらないことはやるわね』とからかわれる。」
 本書を読み進めると、まさにこの言葉どおり、似鳥氏の幼いころの暮らしぶりや若き日の仕事ぶりは型破りでかなりセンセーショナルです。

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2015年12月22日

Posted by ブクログ

新聞連載中から話題だった回の私の履歴書。
前半はやはり刺激的内容が中心。
後半は向上心の塊。
久々にインパクト大の私の履歴書だった。

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2015年10月09日

Posted by ブクログ

高校生2年の時、何百万人に一人の奇病により睾丸の片方を摘出した。そんな状況で周りの心配を他所に、「奇病を患い、境遇もひどい。何かで成功するのでは」と大真面目に考えていた似鳥氏…。そもそも発想の仕方が普通ではない。入試に落ちた高校受験で、最後の手段としてお偉いさんに米俵一俵というワイロを渡し補欠として入学に成功。絶対留年できない大学生活では先生を尾行して弱みを探ったり、女性の先生には褒めたりワインをプレゼントしたりと、読んでいて笑いが止まらなかった。渥美氏という素晴らしい師の存在も、似鳥氏と会社の成長に欠かせなかった。しかし師匠の教えをすべて鵜呑みにするのではなく、最終的な決定は似鳥氏が行い、成功することもあれば失敗することもあった。自分の選択に責任を持ち、運命を切り開いてきたからこそ、「運は創るもの」というタイトルをつけたのだろうと思う。

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2025年01月01日

Posted by ブクログ

目的は似鳥さんの人生が気になって読んだみてみたが、内容は事実だっと思うが時代に合ってないパワハラや不幸自慢が多くて、正直似鳥さんの見方が少し変わった。ただ7章から、ビジネス視点のお話になり、考え方が昔の精神論ではなく、ロジカル思考な考え方になり、学ぶことが多かった。

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2021年08月22日

Posted by ブクログ

ニトリホールディングスの創業者似鳥昭雄が、日本経済新聞に連載した私の履歴書の内容をもとにして、連載時には入れきれなかったエピソード、後になって思い出した秘話などを盛り込んで、大幅に加筆修正してまとめた本。

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2021年01月25日

Posted by ブクログ

赤裸々すぎる笑
本人の人柄が滲みでている。
ひたすら真っ直ぐに行動力をもってすすんできている。

失敗は相当した、だけどひたすら乗り越えてきた。

自身に足りないものを、感じた。

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2018年12月05日

Posted by ブクログ

序盤は壮絶な幼少期を過ごされたという
話。
タフな似鳥少年が育っていく…

ここの時点でニトリはあんなに大きくなるわけだと思いました。

お値段以上です

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2016年11月13日

Posted by ブクログ

「私の履歴書」が後半しか読めなかったので,つい買ってしまいました。子ども時代の話は初見でしたが,やっぱり事業を始めてからの話の方が面白いですね。

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2015年12月17日

Posted by ブクログ

 読ますための手法だと思うがここまで波乱万丈な人生をもってして上場企業の創業者となるとこの後の人世はもっと大変なことになりそう。

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2015年10月12日

Posted by ブクログ

15年4月の日経新聞「私の履歴書」に加筆したもの。ニトリ創業者の半生記。やんちゃな生きざまに連載時から話題になっていましたが、それらに対する著者コメントも追加されてさらりと読めます。

地元北海道での創業期、いきあたりばったりの家族経営、やがて師を得ての飛躍、「お、値段以上。ニトリ」での全国企業へと飛躍していく姿は成功者そのものです。

一方で、みずから落ちこぼれだったと語る青年時代、高校も大学も思うようには進学できずあれこれ手を尽くして潜り込んでいく実行力タイプでもあり、創業者タイプの人格がそのまま現れています。のちに出会う流通の師匠、渥美先生ののアドバイスも適度に聞き流して独自路線、成功したり失敗したり。あるときは気まずさから音信不通になってみたりとやんちゃな精神はそのままです。ある意味これがおっさん受けする爺殺し、人たらしの天分なのかもしれません。

【本文より】

◯「おまえは頭が悪いから、優秀な人材を使うしかない」という父の教えはずっと生きている。(p.184)

◯トップは長期的な視点で考える。オーナー経営であっても、社長業とは社員という「抵抗勢力」との闘いでもあると痛感している。(p.204)

◯[渥美先生の教え]
 「成功体験など現状を永久に否定して再構築せよ。守ろうと思ったら、衰退が始まる」「上座に座るような宴席には行くな。常に下座で自らついで回り、先人から学べ」(p.174)

◯交渉事は断られてからがスタートだと考えている。大半は3回断られたら、やめてしまう。私は4回目からが本番だと考えるようにしている。(p.128)

◯短所を直さず、長所を伸ばせ(p.284)

◯小成に安んじて、早く家を建てるな。係長時代に建てた家に社長は住めない。無理をすれば、借金返済で、やりたいことがやれなくなる。一生涯の目標が、自前の「うさぎ小屋」を建てることにあるとは情けないではないか。(p.318)

◯当時「夜中3時前に帰るのは男じゃない」と放言し、飲み歩くことを自粛することは全くなかった。道内中、どこでも遊びに行った。ブランデー1本を氷入れに入れて、みんなで空になるまで飲み回す。すると誰かがぶっ倒れたりして元気いっぱいの日々だった。(p.193)

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2015年09月05日

Posted by ブクログ

私の履歴書で話題になったコラムが単行本化したものである。
確かに前半の半生は波瀾万丈であるが、ちょっと大げさに書いている感じはある。

遺産分割協議書があるのに、他の相続人がサインしたことない、といって争いになるってあり得るだろうか?

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2015年09月04日

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