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Posted by ブクログ
似鳥社長の幼少期~大学時代が、本当に過酷すぎて、
自分のどんな辛い仕事もそんなに大したことないと感じました。
今までニトリはIKEAのパクリだと思ってちょっと見下してしまったことがありましたが、考え直すことにします。
<一部抜粋>
・交渉事は断られてからがスタートだと考えている。・・・(中略)・・・愛嬌と執念が大事。
・まずはゴールから考える。今でもわが社の大事な企業文化となっている。
・渥美先生の教え・・・(中略)・・・「上座に座るような宴席には行くな。常に下座で自らついで回り、先人から学べ」「誰よりも早く新聞読み、頭に入れて、その情報を誰よりも早く発信しろ。」「乗り物は他社より先に運転できるようにしろ。歩きから自転車、バイク、自動車、飛行機、ロケット。同じことをやったら先行者に勝てない」
・「企業に必要なのは3C(チェンジ、チャレンジ、コンペティション)だ」というのも先生の遺訓だ。
・プロの150訓およびプロフェッショナル心得帳・・・(中略)・・・
12.商売の上で迷ったら、お客様という原点に戻って考えれば、すぐ解決する。
14.変化を誰よりも早く、先取りするのが、プロ中のプロである。
15.プロは、よろず簡単明瞭が好き。
26.目標を設定せよ。年間の大目標、3か月の中目標、週間の小目標、そして今日の目標をはっきり決めて、それに向かってばく進せよ。
27.どんなつまらないと思われる仕事でも、全力で書面から取り組め。会社の仕事はすべて一見つまらないと思われるような仕事の上に成り立っている。
37.スケジュールを決めてから行動せよ。そして、たえずスケジュール修正せよ。
38.書くのは苦手、話し下手、数字は大嫌い、おまけにグズでは、馬鹿と思われても仕方がない。
48.欠点あるを喜び、長所なきを悲しめ。欠点を直しても伸びない、長所を伸ばしてこそよくなる。
Posted by ブクログ
ニトリホールディングスの創業者、似鳥昭雄さんの自伝。ニトリといえば、28期連続増益を達成した超優良企業。私も一消費者として大好きなお店なので(うちの家具は半分以上、ニトリです)、社長を「マジリスペクト」!そんな似鳥社長による日経新聞の「私の履歴書」の連載が書籍になったということで、すぐに購入しました。実際のところかなり脚色が入っているらしいですが、それも含めて、さいごまで面白く読めます。
なかでも、ニトリ成長のキーとなる鬼の(笑)渥美俊一先生とのエピソードが面白い。
「札幌視察で先生に叱られる」「(先生が主催する)ペガサスクラブから逃げ出す」といった美談とは決して言えない内容が赤裸々に描かれているのです。
ほかにも、家具メーカーの買収の際、「怖いのでしばらく先生には報告しなかった」という描写もあり、カリスマ経営者であっても、一般の人と同じような感覚を持っているのだなと親近感がわきます。
渥美先生は日本にチェーンストア理論を広め、ニトリはもちろんのことイオンやイトーヨーカ堂などのビッグチェーン創業者に大きな影響を与えた人物。私自身、渥美先生にお会いしたこともありますが、人物像は泣く子もだまる、という表現がふさわしく、書籍でも「怖い」という言葉が何度もでてきます。そして、そんなふうに経営の師を表す似鳥社長が、いっそう好きになりました。
一方、「サラリーマンもダメで土木もダメで、仕方なくやった家具がうまくいっただけ」という尊敬するカリスマ経営者の言葉は、会社を点々とした末、現在の自営業に行きついた私にとっては勇気づけられるものでした。そういう意味で、おもしろく読めるだけでなく、読むと元気になる本とも言えます。おすすめです。
Posted by ブクログ
「私の履歴書」は、日経新聞の朝刊の最終面に掲載されている連載シリーズ。経営者ばかりではなく、学者や文化人やスポーツ選手なども登場する。毎月1人が交代で書いていく。私は好きな連載で、毎朝読んでいる。
本書の筆者、似鳥昭雄さんは、ニトリグループの創業者にして経営者。似鳥さんが、日経新聞に書いていたのは2015年のこと。本書は、連載時のものに更に手を加えたもの。似鳥さんの「私の履歴書」は、破天荒で面白い。連載時に楽しく読んだことを覚えているが、今回も改めて楽しく読んだ。
似鳥さんの経営は、直感的であり、誰もが真似のできるものではない。計画も緻密ではなく、まずは実行を重視する。実行する中で不具合を修正していく。強みは、実行力とスピードであるが、その両方が圧倒的なレベルにあり、他者がなかなか真似できない。
グループとしての課題は、偉大な創業者が退いた後のことだろう。それは、創業者が一代で築いた他の会社、日本電産やファーストリテイリングなどにも共通する課題だ。
Posted by ブクログ
似鳥さんの若かりし頃のダメっぷりが良いですね。天才経営者の話をきくと、私には無理だわと思うけれど、これを読んでいると私にも何かを成し遂げられるかも、と思います。
ーー以下抜粋ーー
1944年 樺太生まれ
・両親はヤミ米、
・クラスでひとり、名前を書けなかった子供
1966年 北海学園大学卒
・家出
・バス広告の営業
・花札が支店長よりつよい、貸し
1967年 似鳥家具(まわりになかったから)
1973年 3号店 倒産品の買い付け(3~5割安い)
直の買い付けは問屋ににらまれる
・ペガサスクラブ、渥美先生との出会い
・100~200店、バイイングパワー獲得、
・メーカーではなく流通が価格決定権を持つ
・消費者がコーディネートする
1978年 ペガサスクラブに加盟
・商圏分析細かい
・not距離、but車で何分(鉄道・川など考慮)
・人口動態の予測(20年後)
・ペガサス加盟社は成功か、投資を誤ってつぶれるか
★渥美)店舗年齢論:”店舗の平均年齢を6歳いかに保つ”
=5年、10年経てば、人口や社会インフラも変わってくる、だからより顧客が集まりやすい場所に移転する、リセットする
=実年数×4をすると、人間にたとえられる
★渥美)ウサギより亀が勝つ。素直に柔軟にコツコツやる
・立地は渥美先生から褒められる。「立地が見事」立地選びは生まれもった勘。
1980年 農地購入、坪5万円
家具専用自動倉庫→まとめ買いが実現
1982年 50億円突破
ポーランドで買い付け
柄物のカーテン100%→欧米は無地あり。現在売上の60%無地。
1988年 札幌証券取引所に上場
資本金50億調達
関東・茨木県に進出
家具メーカーを買収(渥美先生には内緒)
1993年 インドネシア工場
・部品や重機が盗まれる
・窃盗犯対策、4mの塀をつける、→穴を掘って入ってくる
・ガードマンを解雇したら銃でおどされる
・責任者が監禁される
・インドネシア海軍の会社に警備させることにして解決
スカウト組に会社を乗っ取られる
1998年 関西の合弁事業で失敗、折半出資、品揃えが高いものになる
2002年 東証1部上場
2005 ホンダ中国工場長をスカウト、品質向上
2013年 300店舗
2015年 28期連続増収増益
・上海進出
<新業態>
家具は現在40%、カーテン、寝装具等のホームファッションへ移行。食器セット16点1490円。
・インターネット
・リフォーム
・法人事業
・ロジスティック
・小商圏向けデコホーム
・海外開拓(台湾、米国、中国)
<目標>
ウォルマート:
人口10万人以下の小さな都市でもニトリがいきわたるように、国内500店舗
渥美said:客数は前年比を超えること=社会貢献のバロメーター
32年までに3000店、3兆円
・私は20台の女性、子供など、老若男女、性別関係なしに色々な顧客の立場に立てる。苦労が足りない人ほど、自分の乏しい経験で結論を出したがる...私はいつでもゼロニなれる自信がある。
《渥美語録》
・成功体験など現状を永久に否定して再構築せよ
・守ろうと思ったら、衰退がはじまる
・ばくちを打つな
・常に下座で自らついでまわり、先人から学べ
・誰よりも早く新聞を読み、頭に入れて、発信せよ。
経済新聞、地元紙、全国紙、専門誌、週刊誌、月刊誌まで目を通す
・ビジョン達成に向けて365日24時間考えろ
・ゴルフはするな、趣味は持つな
(人材について)
・年功序列で若い時には差をつけない
・40歳になったらスペシャリスト試験&数値責任で評価
・部長以上は、いままでのやり方を違う方法を提案して再構築できる人間にまかせる
・スカウトしないで急成長した会社はない
(先制主義にちついて)
・乗り物は他社より早く運転できるようにする。徒歩、自転車、バイク、自動車、飛行機、ロケット。同じことをやったら先行者に勝てない
・親族との争い
・社員向け20年のキャリアプログラム
マネジメントか、タレントか、コースを選ぶ
40台までにスペシャリストを育てる
社員の適性検査を実施、商品開発か、営業、人事か、総務か、など
・1か月の平均残業7時間程度
Posted by ブクログ
◯米国のような豊かな生活を日本で実現したい。そのための企業に育てようという明確なロマンが芽生えたのだ。帰りの機内でこれからの自分の決意表明を決めて、実行することをメモ書きした。(123p)
◯交渉事は断られてからがスタートだと考えている。大半は3回断られたらやめてしまう。私は4回目からが本番だと考えるようにしている。もっともしつこいだけじゃダメ。愛嬌と執念が大事。(128p)
◯最初に経験でものを語らない。まずは顧客にとって必要なことは何かを突き詰める。その上で自分の経験で判断し、決断する。(137p)
★一話一話が短いのでさらっと書いてあるが大変なご苦労をされていると思う。やはりすごい人だ。
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