似鳥昭雄のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
似鳥さんの若かりし頃のダメっぷりが良いですね。天才経営者の話をきくと、私には無理だわと思うけれど、これを読んでいると私にも何かを成し遂げられるかも、と思います。
ーー以下抜粋ーー
1944年 樺太生まれ
・両親はヤミ米、
・クラスでひとり、名前を書けなかった子供
1966年 北海学園大学卒
・家出
・バス広告の営業
・花札が支店長よりつよい、貸し
1967年 似鳥家具(まわりになかったから)
1973年 3号店 倒産品の買い付け(3~5割安い)
直の買い付けは問屋ににらまれる
・ペガサスクラブ、渥美先生との出会い
・100~200店、バイイングパワー獲得、
・メーカーではなく流通が価格決定権を持つ
・消費者がコーディネートする
1978年 ペガサスクラブに加盟
・商圏分析細かい
・not距離、but車で何分(鉄道・川など考慮)
・人口動態の予測(20年後)
・ペガサス加盟社は成功か、投資を誤ってつぶれるか
★渥美)店舗年齢論:”店舗の平均年齢を6歳いかに保つ”
=5年、10年経てば、人口や社会インフラも変わってくる、だからより顧客が集まりやすい場所に移転する、リセットする
=実年数×4をすると、人間にたとえられる
★渥美)ウサギより亀が勝つ。素直に柔軟にコツコツやる
・立地は渥美先生から褒められる。「立地が見事」立地選びは生まれもった勘。
1980年 農地購入、坪5万円
家具専用自動倉庫→まとめ買いが実現
1982年 50億円突破
ポーランドで買い付け
柄物のカーテン100%→欧米は無地あり。現在売上の60%無地。
1988年 札幌証券取引所に上場
資本金50億調達
関東・茨木県に進出
家具メーカーを買収(渥美先生には内緒)
1993年 インドネシア工場
・部品や重機が盗まれる
・窃盗犯対策、4mの塀をつける、→穴を掘って入ってくる
・ガードマンを解雇したら銃でおどされる
・責任者が監禁される
・インドネシア海軍の会社に警備させることにして解決
スカウト組に会社を乗っ取られる
1998年 関西の合弁事業で失敗、折半出資、品揃えが高いものになる
2002年 東証1部上場
2005 ホンダ中国工場長をスカウト、品質向上
2013年 300店舗
2015年 28期連続増収増益
・上海進出
<新業態>
家具は現在40%、カーテン、寝装具等のホームファッションへ移行。食器セット16点1490円。
・インターネット
・リフォーム
・法人事業
・ロジスティック
・小商圏向けデコホーム
・海外開拓(台湾、米国、中国)
<目標>
ウォルマート:
人口10万人以下の小さな都市でもニトリがいきわたるように、国内500店舗
渥美said:客数は前年比を超えること=社会貢献のバロメーター
32年までに3000店、3兆円
・私は20台の女性、子供など、老若男女、性別関係なしに色々な顧客の立場に立てる。苦労が足りない人ほど、自分の乏しい経験で結論を出したがる...私はいつでもゼロニなれる自信がある。
《渥美語録》
・成功体験など現状を永久に否定して再構築せよ
・守ろうと思ったら、衰退がはじまる
・ばくちを打つな
・常に下座で自らついでまわり、先人から学べ
・誰よりも早く新聞を読み、頭に入れて、発信せよ。
経済新聞、地元紙、全国紙、専門誌、週刊誌、月刊誌まで目を通す
・ビジョン達成に向けて365日24時間考えろ
・ゴルフはするな、趣味は持つな
(人材について)
・年功序列で若い時には差をつけない
・40歳になったらスペシャリスト試験&数値責任で評価
・部長以上は、いままでのやり方を違う方法を提案して再構築できる人間にまかせる
・スカウトしないで急成長した会社はない
(先制主義にちついて)
・乗り物は他社より早く運転できるようにする。徒歩、自転車、バイク、自動車、飛行機、ロケット。同じことをやったら先行者に勝てない
・親族との争い
・社員向け20年のキャリアプログラム
マネジメントか、タレントか、コースを選ぶ
40台までにスペシャリストを育てる
社員の適性検査を実施、商品開発か、営業、人事か、総務か、など
・1か月の平均残業7時間程度 -
Posted by ブクログ
◯米国のような豊かな生活を日本で実現したい。そのための企業に育てようという明確なロマンが芽生えたのだ。帰りの機内でこれからの自分の決意表明を決めて、実行することをメモ書きした。(123p)
◯交渉事は断られてからがスタートだと考えている。大半は3回断られたらやめてしまう。私は4回目からが本番だと考えるようにしている。もっともしつこいだけじゃダメ。愛嬌と執念が大事。(128p)
◯最初に経験でものを語らない。まずは顧客にとって必要なことは何かを突き詰める。その上で自分の経験で判断し、決断する。(137p)
★一話一話が短いのでさらっと書いてあるが大変なご苦労をされていると思う。やはりすごい人だ。 -
Posted by ブクログ
道が逸れてもおかしくない家庭環境だと思うけど、そこから、自分の人生を切り拓いた著者は、よく耐え抜いたと思う。利己的な振る舞いをする母親とは対照的で、「世のため」「人のため」で動く著者は素晴らしいと思った。
従業員に裏切られる事が多い印象だった。いつもニコニコしてその優しさが裏目に出てしまって、一部の社員達はやりたい放題しちゃってたと思う。青年期によくいじめられてたことも含めて、その影響は大人になっても少なからずあったと思う。
男と女どちらにも言える大切な事「愛嬌と度胸」。いい言葉です
渥美俊一の事を師匠と仰いでた割には、言うことを聞かない事が多かった印象。師匠だからと言って、全部鵜呑みにするんじゃなくて、教えを学んだ上で、自分の状況に当てはめて、自分なりの答えを出す出す事が重要なんだなと思った。 -
Posted by ブクログ
高校生2年の時、何百万人に一人の奇病により睾丸の片方を摘出した。そんな状況で周りの心配を他所に、「奇病を患い、境遇もひどい。何かで成功するのでは」と大真面目に考えていた似鳥氏…。そもそも発想の仕方が普通ではない。入試に落ちた高校受験で、最後の手段としてお偉いさんに米俵一俵というワイロを渡し補欠として入学に成功。絶対留年できない大学生活では先生を尾行して弱みを探ったり、女性の先生には褒めたりワインをプレゼントしたりと、読んでいて笑いが止まらなかった。渥美氏という素晴らしい師の存在も、似鳥氏と会社の成長に欠かせなかった。しかし師匠の教えをすべて鵜呑みにするのではなく、最終的な決定は似鳥氏が行い、成功することもあれば失敗することもあった。自分の選択に責任を持ち、運命を切り開いてきたからこそ、「運は創るもの」というタイトルをつけたのだろうと思う。
-
Posted by ブクログ
ニトリは個人的に応援している企業の1つではありますが、正直言ってニトリを、「お、値段以上」と思った事はなく、「お、値段相応」だなと思っています。
小物に関しては良い品もあります。
ニトリで推してるカーテンやシーツなどのファブリック系は買った事がありません。
家具なんかは、あまり建て付けがよくなく、買って組み立てた時点でガタついてる事も少なくありません。
なので大きな物はニトリでは買わないようにしていますし、私の周りでも同じような声が多いです。
この本を読む限り、ニトリはまだまだ伸びる素晴らしい会社だと感じましたので、これらの改善にも期待しています。 -
Posted by ブクログ
ニトリはもちろん行ったことはあるが、会社として考えたこともなかった。気づけば急に店舗が増えていたような感じで、急成長してるんだなぁ、という感じだけはあった。
しかし、このニトリ創業者が書いた本をよむとそうではなかった。中長期のビジョンとしてそれこそ創業時から10年きざみくらいで店舗開店目標があった。
この企業に共感したのは、配転の多さだ。多過ぎるくらい多い。それでも色々な部署に行く事で、会社の事、業界の事、他業界の事などへの理解が深まり、その結果、優秀な人材が多数いる会社になっている。
それと、顧客ファーストの徹底がなされた会社である事もよくわかる。
ウチの会社が見習わないといけない部分が多々出てきた。
-
Posted by ブクログ
人の生き方に優劣をつけるとするならば、それはロマンの有無によってのみ可能であるのではないか。少し哲学的になるかもしれないが、現代に生きる多くの人は将来に対しロマンを持たず来る老後のために貯金したり、備えながら生活している。しかし、その様な生活に意味があるのかと疑問を感じた。ただ生きるだけならば、その人の一生にどれほどの価値が生まれるのか。たとえ短くとも、社会にインパクトを与えんがために生き抜いた人の一生の方が、潔くかつ尊いのではないかと思う。
著者がいう様に人の人生はその人が思い描いた以上にはならない。目の前の小銭を稼ぐこと、すなわち木のみを見ることしかできない人間が多い世において、森果ては森林を作る人間になる覚悟を決めようかと思わさせてくれる本であった