山本謙治のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
これすげーや
高知の食材がほとんどですが、これすげーですよ。
四国三橋ツアーを企画してたのですが、久しぶりに高知まで足を伸ばしたくなりました。
でも本書の食材は夏向きなので、秋冬向けが出るまで待つか。
四国はそばを食べないでうどんばっかり食ってるところのイメージが強いですが、
栄養バランス的に言うと、断然うどんよりそば。
別に麺にしなくても良いですが、次巻に期待です。
お好みで。
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以前読んだ、『甘いバナナの苦い現実』のなかではじめて知った「エシカルな消費」。今回、『エシカルフード』というタイトルに惹かれて、この本を読むことにした。
「エシカル」とは、直訳すると、「倫理的な」という意味になるが、この本での「エシカルな消費」とは、最近聞くことが多い、「SDGs」で設定されているさまざまな目標に対して、消費者自身がする消費活動、というニュアンスで語られている。
過去にも、ニュースなどのメディアを通じて、環境保全のための様々な取り組みを知ることがあった。
なるほど、と思うこともあれど、まだまだ我々の食生活は変わっていない。
商品が安く買えればそれでよし、として、「なぜ安く -
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「激安食品の落とし穴」
山本謙治著 KADOKAWA
「食べ物の価格を適正価格で提供しないことは、社会悪である」
良いお弁当を製造・販売して成功している「知久屋」
納豆
大粒の納豆が小粒の納豆よりも断然、豆のよい香りや味わいがあっておいしく感じる。
納豆や豆腐といった商品群を日配品という。基本的に毎日食べる習慣のあるもので、鮮度が急激に落ちやすいのがそれにあたる。
なぜ表側と裏側を見せるかというと、納豆菌の発酵が全体に回っているかどうかを見るからです。よい発酵状態だと、全体が白い菌に覆われています。うまく発酵できていない場合、裏返すと納豆菌の白いのが回ってないんです」
余裕があれば15 -
Posted by ブクログ
日本のA5黒毛和牛信奉をなんとかしたいという著者の情熱を感じる。自身で子牛のオーナーになり”さち”と名付け出荷して売ってみるという体験を綴っている章は、一歩間違うと悪趣味になるが、嫌な印象はない。それはきっと、「牛肉を食べる」というのはどういうことなのか、を解き明かしたいという強い情熱、自身に沸く感情をもあけすけにさらけ出しているからだと思われる。勝手な言い分かもしれないとしても、心を動かして大切に大切におしいただかれたさちは幸福だったのではないかと思いたい。
しかしタイトルはなんかちょっとピンとこない・・・この独特な本を何と名付けるか対案も浮かばないが・・
P20 和牛と呼べる牛は4種ある -
Posted by ブクログ
・激安食品は食生活,文化,業界に”悪貨は良貨を駆逐する”を引き起こす.
・食品企業の利益追求で横行する化学調味料や添加物とは言わないものの実質それに当たる行為は人々に本当の食材の味から遠ざけるだけでなく,”美味しさのインフレ”を引き起こす.
高い食品には高い理由があるのではなく,安い食品にも同様に安い理由がある.
激安な食品には裏がある.激安なのではなく値段相応なだけ.
-> 本物の食品とそうでない食品は食べ比べてみたいな.今度やってみよう
三百円のコンビニ弁当,100円台のハンバーガー
食品の減価率はだいたい30%
マックのハンバーガーは客寄せ.(つまりサイドメニューやドリンク -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本を読んで食べてみたいと思った食品
①弁当屋「知久屋」の弁当。化学調味料など一切不使用。自社製品だそう。
②本醸造醤油「巽」(梶田商店@愛媛)
③米酢「富士酢」(飯尾醸造@京都府宮津市)
安い食品にはワケがある。なぜ安いのかを分かって食べるなら問題ない。必ずしも安い=お得ではないことを知るべき。
商品を適正価格で買う。安い食品ばかり買っていれば、スーパーなど小売業は安いものばかり置くようになる。ゆえに、ちゃんとした材料を使って食品を作っている(価格は高め)企業が潰れる。
安い酢は少ない米から酢を作り、アルコールを足している。