激安食品の落とし穴

激安食品の落とし穴

1,232円 (税込)

6pt

298円の弁当、3パック57円の納豆……。なぜ、安い価格で食べ物が提供できるのか? そこには、第一次産業からの買いたたき、水増し、添加物による代替など、日本の食文化を脅かす「罠」が隠されていた――。

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激安食品の落とし穴 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年12月03日

    タイトルから、激安食品の安全性云々の話かとおもったのですが、良い意味で裏切られました。安さのみを追求せずに、適正価格の「佳い食材」を選んで買える、賢い消費者になりましょう、という趣旨でした。それが生産者やメーカーを守ることにつながり、自分達に返ってくる、と。
    物価上昇の昨今、正直「できるだけ安いもの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月25日

    「激安食品の落とし穴」
    山本謙治著 KADOKAWA

    「食べ物の価格を適正価格で提供しないことは、社会悪である」

    良いお弁当を製造・販売して成功している「知久屋」


    納豆
    大粒の納豆が小粒の納豆よりも断然、豆のよい香りや味わいがあっておいしく感じる。
    納豆や豆腐といった商品群を日配品という。基...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月02日

    ・激安食品は食生活,文化,業界に”悪貨は良貨を駆逐する”を引き起こす.

    ・食品企業の利益追求で横行する化学調味料や添加物とは言わないものの実質それに当たる行為は人々に本当の食材の味から遠ざけるだけでなく,”美味しさのインフレ”を引き起こす.

    高い食品には高い理由があるのではなく,安い食品にも同様...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月03日

    適正な価格で食品を購入することがどういう意味をもつのかということがとてもわかりやすく説明されている。NHKの朝のラジオでやまけんさんのコーナーを聴いていて興味をもった。今まで食品添加物に関する本など何冊か読んだことがあるが、食品の背後にある流通、生産者の事情などに深く踏み込んでいて消費者としてあるべ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月29日

    ヤマケンさんのとっても食べ物について考えさせられる本。会うときはよー食う人だなあの印象が強すぎるけど、いつもいろんなことを教えてくれる人であることを読んで思い出した。

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    Posted by ブクログ 2016年10月07日

    納豆やハムなどスーパーの特売になってしまうような食品の裏側はどうなっているのかを真面目に解説。またまともな業者も紹介。
    納豆はPBとNBの駆け引きを使って量をとらせて価格を下げさせていて製造者が疲弊してきている。ハムはインジェクションとリン酸塩で1.5倍に水増し。唐揚げも同様。ハンバーガーの肉は工場...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年03月18日

    やまけん氏のブログとほとんど同じ主張だが、2015年時の細かい数値データを元に検証しなおしている。食料生産者の苦しい状況がよくわかる。提案されている解決策については、家計の問題もあり、全面賛成はしづらいが、違いがわかる消費者になって本物の食品を買おう、ということなのだろう。

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    Posted by ブクログ 2016年11月07日

    安いにはそれなりの理由があると思っていたが、なるほどそういうことかと理解できる一冊。ちゃんと良いものを知った上で、選択していきたい。

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    Posted by ブクログ 2016年02月22日

    昨年わりと近場に激安スーパーが開店した。確かに安い。豆腐なんか一丁29円。セールではなくいつもの値段だ。これってどうなの?ここまで極端な安値だと「まあうれしい」とはちょっと思えない。これを作ってる人は一体いくらもらっているのか。なんらかの業界的からくりがあるのだろうけど、どこかで誰かが酷い目に遭って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月17日

    安いものはなぜ安いのか、その実態が書かれている本という意味では貴重。ただしその事実を示す以上のことはないため、そういった内容を期待するのであればもっとがっつりとしたジャーナリストの本を探すべきか。
    個人的な過去に読んだ本で言えば「フードトラップ」あたりか。

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