スカイライトコンサルティングのレビュー一覧

  • 決断の本質 ― プロセス志向の意思決定マネジメント
    決断の本質について書かれていた内容を説明する。
    正しく、実行できる意思決定のプロセス設計と運用について記載された本。

    意思決定プロセスとは?
    1.メンバー構成:反対ができる人
    (ア)専門知識の有無
    (イ)決定を実行する場合のその人物の重要性
    (ウ)信頼できる腹心
    (エ)構成メンバーの多様性
    2.コ...続きを読む
  • 決断の本質 ― プロセス志向の意思決定マネジメント
    意思決定の質は、意思決定プロセスの設計と運用によって高められる。合意形成は単純なコンセンサスではなく、正しい方針にチームがコミットして成果をあげることであり、そのためにプロセスとして必要な観点がわかりやすく網羅されている。発散と収束のサイクルを細かく早く回す、あたりはほんとにその通りだと思った
  • 決断の本質 ― プロセス志向の意思決定マネジメント
    これは「決断」というよりも「意思決定の本質」とも言うべき本である。

    組織で意思決定を行い、有効な結果を出そうとする場合のとるべきプロセスについて書かれた本であり、リーダーの決断力を伸ばすものではない。

    リーダーの重要な業務に「組織の意思決定と方向付け」というものはあるが、その確定におけるコンセン...続きを読む
  • 社会が変わるマーケティング ― 民間企業の知恵を公共サービスに活かす
    「非営利なんで、マーケティングとは縁遠い」という思いこみ、喰わず嫌い状態でこれまで全く読まなかった分野の本。その勘違いは覆った。身近でできそうなヒントが多くあり、何度も読み返して今後の参考にしたい。
  • ネクスト・マーケット[増補改訂版] ― 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略
    ピラミッド型マーケットを、ダイヤモンド型マーケットへ

    民間企業のが貧困緩和に欠かせない要素になる

    貧困層は、非効率な販売網と地元の中間搾取業者により、貧しいがゆえに不利益を強いられている

    BOPの支出の優先順位は、より快適な住居ではなく、従来のぜいたく品(ミキサーや圧力釜やテレビ、ガスレンジ、...続きを読む
  • 熱狂する社員 ― 企業競争力を決定するモチベーションの3要素
    まだ、顧客満足度CSに対する、従業員満足度ESという言葉すらなかった時代の一冊。

    しかしながら、(アプローチの仕方こそ、それぞれの時代を反映するとしても)企業が特にその人事諸制度においてマネジメントすべき指標が、公平感、達成感、 連帯感の三つであるという点は今日も変わらず大事にすべきポイントではな...続きを読む
  • ネクスト・マーケット[増補改訂版] ― 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略
    グローバル資本主義は人々を幸せにするのかという問題意識を持っていた私にとって、この本の中の次のくだりが新鮮だった。「グローバル化は重力のようなもので、否定しても何にもならない。グローバル化の是非を問うのではなく、むしろ、あらゆる人々がグローバル化の恩恵を受けられるようにするにはどうすればよいかと問え...続きを読む
  • ネクスト・マーケット[増補改訂版] ― 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略
    これからのビジネスのターゲットはBOPを含めた大きなものになるんだと思う。
    そうならなければいけないんだと思えた
  • 自滅する企業 ― エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病
    競合との熾烈な競争ではなく、企業の内部に潜む自滅的習慣によって企業は滅んでいく。その自滅的習慣の症状、処方箋という形でこの本は書かれている。症状として豊富な事例(症例)が盛り込まれている。これがまた参考になる。最近は歴史から学ぶというのが一つの自分のテーマになりつつあるのだけど、優良企業が苦境に陥っ...続きを読む
  • 社会が変わるマーケティング ― 民間企業の知恵を公共サービスに活かす

    コトラーの本は比較的、株式前提の戦略が多いですがこの本は兼ねてから読みたかった行政戦略に関わるものが豊富です。
    公共政策に役立った事例も多くためになりました。
  • 決断の本質 ― プロセス志向の意思決定マネジメント
    エベレストの悲劇、ケネディの誤算、GEやIBMの改革など、各界のリーダーたちはどのように意思決定したのか、どうして間違った決定をしてしまったのかについて、関係者の証言等をもとに分析したもの。必要なのは正しい結論ではなく正しいプロセス、建設的な意見の対立、高度のコミットメントおよびコンセンサスであると...続きを読む
  • 熱狂する社員 ― 企業競争力を決定するモチベーションの3要素
    "The Enthusiastic emoloyee". Three factor of motivation is sense of fairness, achievement, and solidarity. This book collects lots of data from variou...続きを読む
  • 熱狂する社員 ― 企業競争力を決定するモチベーションの3要素
    モチベーションの3要素とは
    ・公平感 ・達成感 ・連帯感

    この本はアメリカ的な企業が中心、日本に当てはまる部分もあれば、そうでないところもある。


    P150
    ビジョナリーカンパニーより
    アメリカ各社の企業理念
    ジョンソン&ジョンソン
    我々の責任には序列がある。
    1番目が顧客、2番目が従業員、3番...続きを読む
  • 熱狂する社員 ― 企業競争力を決定するモチベーションの3要素
    社員のモチベーションを決定する3大要素とは、「公平感」、「達成感」、「連帯感」。これは、XP(ソフトウエア開発手法)の実践においても実証されていることであり納得できる。残念ながら、これら要素に対して、我が社は考慮が足りていない(たとえば、一度給料が上がるとそれにふさわしくないアウトプットであってもそ...続きを読む
  • ネクスト・マーケット[増補改訂版] ― 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略
    世界の貧困問題の解消は、援助でなく、ビジネスで。というと、フェアトレードかなんかかな、と思うのだが、そういう話ではなく、本当にプロフィット・ドリブンなビジネスを通じてというのだから、かなり驚く。1日2ドル以下で生活する層が市場になるのか?プラハラードの答えは、イエス。なぜなら、一人あたりの利益は小さ...続きを読む
  • アドボカシー・マーケティング ― 顧客主導の時代に信頼される企業
    ■アドボカシー・マーケティング

    A.アドボカシー戦略では、顧客にあらゆる情報を包み隠さず提供する。そして、顧客が最高の製品を見つけられるように支援する。それは時に、競合他社の製品を薦める場合もある。

    B.アドボカシー・マーケティングの7 つのルール
    1. 顧客に全ての情報を公開して、支援する
    2...続きを読む
  • 社会が変わるマーケティング ― 民間企業の知恵を公共サービスに活かす
    公共セクターの観点からマーケティングの適用、解説を図った良著。マーケティングそのものの勉強にもなる。
    <メモ>
    ・4Pから4C 顧客コスト、顧客ソリューション、利便性、コミュニケーション
  • ネクスト・マーケット[増補改訂版] ― 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略
    最貧困層(BOP)を顧客にするには、まず間違った認識とお互いの疑念をなくす。
    本書に指摘されている間違った「認識」を無意識にしていたことに気づいた。
    事例がかなり細かく書いてあり、今後どう新事業、新ターゲットに対して取り組んでいくかを考える際にも参考にしたい。
  • 自滅する企業 ― エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病
    ■優良企業の自滅的習慣
     ①現実否認
       ・「我々は違う」症候群
       ・「自前主義」
       ・「正当化」
     ②傲慢
     ③慢心
     ④コア・コンピタンス依存
     ⑤競合近視眼
     ⑥拡大脅迫観念
     ⑦テリトリー欲求
  • ネクスト・マーケット[増補改訂版] ― 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略
    また絶対読みたい本の一つ。BOPを知る上で、とても大切なことが書いてある本。

    ヒンドゥスタンユニリーバに関する記述も多め。