スカイライトコンサルティングのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一、全体として何に関する本か
著者は88カ国、二三七社におよぶ民間企業、公的機関、非営利団体の二五〇万人の被雇用者を対象に調査を行った。アメリカンエクスプレスやバンク・オブ・アメリカ、スターバックス等、注目に値する長期的な好業績を見せた企業は、業種、所在地、ビジネスモデルの特徴を見ても、共通点はほとんどない。しかし、一つだけ共通点があり、それが「社員の士気」である。著者の考えでは、長期的に好業績を上げる会社の秘密は社員の士気であり、士気の高い情熱的な社員を育む企業の経営について書かれている。
二、何がどのように詳しく述べられているか
人は仕事や職場に何を求めているのか?それは「公平感」「 -
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Posted by ブクログ
「エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病」というサブタイトルに、自分の会社はどうなんだろうと気になって購入。
7つの習慣病とは、
- 現実否認症 (神話、定石、正統という呪縛)
- 傲慢症 (おごれるものは久しからず)
- 慢心症 (成功は失敗のもと)
- 競合近視眼症 (諸刃の剣)
- コア・コンピタンス依存症 (忍び寄る伏兵)
- 拡大脅迫観念症 (右肩上がりの幻想)
- テリトリー欲求症 (コップの中の縄張り争い)
というものらしいです。
何でしょうか、やはり慢心だったり、傲慢だったりしたことは自分の会社にもあったのかなあ、と思ったりします。
予防は治療 -
Posted by ブクログ
本を読んでくれた書店の方の感想です。
「「いい加減に、目を覚ませ!」と頭を突然叩かれるような痛快な本でした。
何だか憎たらしく聞こえてきそうな訳の仕方、この内容だからこそ説得力がある、かっこいいなという感じです。
さまざまな企業が蝕まれていってしまうのは社員のモチベーションが低いせいではない。景気が悪いとか国が悪いとか、そんなことは関係ない。私たちの周りが今まで目を向けてきた問題はきっと的が外れています。この本が取り上げている「習慣」に比べたら、後から湧いてきたような問題をたとえ解決したとしても、微々たる、表面的な治療にしかならないでしょう。
まさにがちがちになっていた固定観念を剥 -
Posted by ブクログ
ただのコメントです。
企業の成長が見込めないこと、衰退していくことに対しての問題点と解決策が書かれている。
人間にも当てはめてることであり、イメージしやすくなっている。
(大)企業がどうして衰退していくかの例を挙げており、
多くの経営者が自社の問題を挙げているような錯覚に陥ることもあるだろう。
時代時代で、企業が陥る問題点は変わっていくが、
問題が起きる前に、防ぐ意識があるのかが大事であると
実感する本である。
後から問題が起きた理由はいくらでも考えることが出来る。
問題が起きて、いかに被害をとどめるか、
簡易に、短期的な利益を求めて問題を解決することの危険性も実感する。
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Posted by ブクログ
人生とは決断の連続である。
しかしながら本当の意味で、あらゆることを自分自身の意志で、決断できているだろうか。
その結果について、すべて納得しているだろうか。
様々な意思決定の事例を挙げて、その場面場面でどういう決断がされたかの解説がされている。
NASAの硬直した組織の事例は、非常に興味深い。
少なからず自分が過去に身を置いた組織でも、似たようなことがあったのを思い出してしまった。
エベレストの悲劇は、そのエピソードを聞いただけで、痛ましくなってしまう。
なぜ組織の中で、誰一人異論を唱えなかったのか。
なぜ間違った決断を止められなかったのか。
キューバ危機ではケネディ大統領が執った「悪魔の代 -
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Posted by ブクログ
企業戦略の専門家による、世界の貧困層を顧客に変えるビジネス論。世界に40億人存在する($2/日)以下で生活する貧困層は、今までビジネス界から無視されてきたが、この層に目を向け、援助ではなく消費者としてWIN-WINの関係を模索し実践している事例が記されている。初めの200頁が論理で、後の450頁は事例である。
「携帯電話はいくつかの根強い考えを粉砕した。「経済ピラミッドの底辺には市場はない」「彼らには使うお金がない」「先進技術を生活に取り入れようとはせず、その必要もない」「多国籍企業は彼らを必要としていない」という思い込みである」p39
「BOP市場は、人類の80%を占めている。生活の質の向 -
Posted by ブクログ
貧困層が貧困から抜け出せない理由は、「選択肢が少ないこと」「選択肢があったとしても、無知なために合理的な選択ができないこと」の2つだと思う。これを悪用したのがいわゆる貧困ビジネスであるが、本書は、「貧困層に新たな選択肢を与えること」、そして、「貧困層に知識を与えること」が、貧困から抜け出す方法であり、提供するサプライヤーも利益を得られたという事例を豊富に載せている。
大方共通していたのは、「ICTによる効率化」「与信をグループで担保」というところか。
エネルギービジネスも1例載っていたので、興味深かった。なるほど分散型エネルギーシステムは特に遠隔地において送電網を敷設するよりは経済性が確保でき -