かがくいひろしのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『だるまさん』シリーズを読んで、絵本作家
かがくいひろしさんのファンになりました。
ユニークな絵とリズミカルな文に出会う度いつもあたたかい気持ちになります。
稲の苗と小さな米つぶ、おにぎりが順序よく並んで、表紙を縁取っています。
おむすびさんと手をつないだ二人の子どもの頭に海苔がちょこんと乗って可愛らしい。
きょうは おむすびさんちのたうえのひ
おとう やっぱり ごはんはおいしいね
うむ。ほれ、ほっぺにごはんがついてる
ありがとう
留守番を頼まれた子どもの後ろを見ると、飾られた写真の中でお母さんが皆んなを見守っていることに気づきます。
おむすびさんは稲の苗を一輪車に乗せて
田んぼへと急 -
Posted by ブクログ
「おもち」が自分の「気持ち」を伝える絵本です。
低学年に読みました。読んでいる私も「おもちのきもち」になってきて、それを聞いている子どもたちはクスクスくすくす笑っていました。あたたかくよい空気感と子どもたちの笑顔でいっぱいでした♪ちょうどお正月明けに読んだので、時期的にもよかったなぁと思います。
終わった後数名がこの絵本を手に取って読んでいました。楽しい時間を提供できたようでうれしく思いました♪
個人的には「おもち」が「おもち」を食べちゃうシーンに「えええーっ」って(ちょっと怖く)思うのですが、子どもたちにはそういうところがものすごく面白いようですね。
分かりやすいストーリーに、楽しい絵(キ -
Posted by ブクログ
☆2021.12 3年生 読み聞かせ☆
まさかのクリスマス絵本!
遠目のきく絵柄ではないのだけれど、こどもたちはすばらしい集中力で、こまかなところもちゃんとキャッチしてやわらかな反応を見せてくれた。展開のおもしろさもさることながら、描かれるみみかきのきもちよさも共有してくれた感じで、かがくいさんの絵本のあったかな魅力が伝わって嬉しくなった。一冊の絵本をこどもたちと一緒に味わえたような心持ちがして、充実感があった。
以下余談。
ほわほわのついた耳かき知らない子もいるかなー?と思い、最初に本物を見せたところ、耳かき!との声が方々からあがってホッ。でも、中に、「むかしのやつ!」といった子もいて苦笑