かがくいひろしのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「しゃり しゃり」「こり こり」「ふわ ふわ」。かがくいさん流の心地よいオノマトペが、読んでいる大人の耳の奥までムズムズ、そしてスッキリさせてくれます。この「音の快感」は、ASMR動画を楽しむような現代の大人にも通じる究極のリラクゼーションです。
やかんや、まさかの「タコ」まで耳かきをしにやってくる。そのとぼけた設定とユーモラスな表情が、大人の凝り固まった思考を「まあ、いいか」と緩めてくれます。かがくい作品特有の丸みを帯びた温かい絵が、そのシュールさを「優しさ」に変えています。
竹やんが丁寧に、相手に合わせて耳かきをする姿は、単なる掃除ではなく、相手を思いやる「手当て」のよう。最後、みんながスッキリして眠ってしまう姿に、自分まで優しく包み込まれるような安心感を覚え、日々の緊張がふっと解けるのを感じます。
忙しい毎日に、「心の耳そうじ」をしてくれるような、穏やかでシュールな名作です。 -
Posted by ブクログ
『だるまさん』シリーズを読んで、絵本作家
かがくいひろしさんのファンになりました。
ユニークな絵とリズミカルな文に出会う度いつもあたたかい気持ちになります。
稲の苗と小さな米つぶ、おにぎりが順序よく並んで、表紙を縁取っています。
おむすびさんと手をつないだ二人の子どもの頭に海苔がちょこんと乗って可愛らしい。
きょうは おむすびさんちのたうえのひ
おとう やっぱり ごはんはおいしいね
うむ。ほれ、ほっぺにごはんがついてる
ありがとう
留守番を頼まれた子どもの後ろを見ると、飾られた写真の中でお母さんが皆んなを見守っていることに気づきます。
おむすびさんは稲の苗を一輪車に乗せて
田んぼへと急ぎます。手伝いに来てくれたのは…
おむすびむらのしゃけさん、たらこさん、おかかさん、うめぼしさん、こんぶさん
おいなりむらのおいなりさんに、のりまきむらのほそまきさんと、ふとまきさん
あとから すしねたむらの ふたりが
てつだいに くるよ
二人って誰だろう?
せっ せの せ せっ せの せ
せっ せの せ せっ せの せ
いつのまにやら おひるです
おとう おべんとう もってきたよー
皆んな並んでお昼ごはん。
おにぎりに、細巻き、太巻き、おいなり
、日の丸弁当に、子どもたちが持ってきた大きなおにぎりと小さなおにぎり。
シャカシャカシャカ ズルズルズル
たうえの めいじんが やってきた
名人って誰だろう?
・・・・・・・
おにぎりは全部で幾つ?
田植えの名人の足は何本?
答えを口々に言う子どもたちの顔が見えてきました。
田植えの1日が良くわかります。
美味しいお米ができるように皆んなで頑張って苗を植える姿も微笑ましい。
夜明け前から日が沈むまで、田んぼを照らす日の光が繊細な色使い(クレヨンかな?)で描かれていました。
夕焼けに皆んなの影がどんどん伸びて、田植えもそろそろ終わりです。
お風呂のページを開いたら、子どもも大人もきっと笑顔になる…作者の優しさが詰まった絵本です。
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Posted by ブクログ
「おもち」が自分の「気持ち」を伝える絵本です。
低学年に読みました。読んでいる私も「おもちのきもち」になってきて、それを聞いている子どもたちはクスクスくすくす笑っていました。あたたかくよい空気感と子どもたちの笑顔でいっぱいでした♪ちょうどお正月明けに読んだので、時期的にもよかったなぁと思います。
終わった後数名がこの絵本を手に取って読んでいました。楽しい時間を提供できたようでうれしく思いました♪
個人的には「おもち」が「おもち」を食べちゃうシーンに「えええーっ」って(ちょっと怖く)思うのですが、子どもたちにはそういうところがものすごく面白いようですね。
分かりやすいストーリーに、楽しい絵(キャラクター)。
お正月シーズンにぜひ