結城光流のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
相手を一番に思い自分を犠牲にまでするその気持は尊いけれど
その思いが強すぎて、怖さのほうが
勝ってしまうなあと朱雀と屍を見て。
昌浩は、屍達を見て彰子のことを思い出しているけれど
もし昌浩たちがこうなっていたかと思うと少し不気味だし怖い。
件があちらこちらに出没したり、屍の不穏な発言が
気になります。
一方で、敏次殿の成長や、
前編までの比古や齋の名前がちらほら上がったのは
テンション上がりました。
しかし話がなかなか進まない。
晴明の状態をどう理由付けるのか、
屍と咲光映は救われていいのか、
彰子と命婦はどうなるのか。
不穏なラストは次にどう繋がるのか。
早く続きが読みたい一冊でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ怖かった。
少年陰陽師のシリーズで、胸を締め付けられる辛さだったり、涙が止まらない哀しみだったりを味わうことは多々あったけれど、ホラー小説のような怖気が走ったのは、これが初めてかもしれない。それくらい怖かった。
何がって、件が。
もう本当に怖かった!件は人面+牛の体で想像しやすかったのもあるけれど、窮奇よりよっぽど怖いよ!しかも「絶対外れない予言」という爆弾を運んでくるくせに、登場回数も予言の数も多いし!
話運びの中で生殺与奪権を振りかざしてくるものだから、毎回出てくると、そのページを読み進むのに心の準備が必要になる…。
前半の昌浩の部屋に神将が集ってワイワイやってる時点で、絶対このあと扱き下ろされる辛い展開が待ってるということが分かって、素直に楽しめなかったよ…。
朱雀が髪結い得意とか、萌えポイント満載だったはずなのに、「こんだけ読者を喜ばせるってことは、この後どれだけ地の底に落とすつもりなんだ…」って思ってたら案の定だし…。
毎度のことながら「そこで切るの!?」って場所で終わってるので、次巻がサクサクっと出版されることを期待しておきます。