結城光流のレビュー一覧

  • 少年陰陽師 異邦の影(角川文庫版)

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    中学のときに友達に勧められて読んでいたものを、今回角川文庫での出版ということで、購入して改めて読んだ。

    以前読んだのはもう3年程前だけれど、それでもやっぱり面白い。
    昌浩やもっくんはかわいいし、騰蛇はかっこいい。

    好きな本だっただけに、印象に残っていた文章はちゃんと覚えていたことに自分でも驚いた。

    表紙もビーンズ文庫とはまた違って綺麗なので、ぜひこちらでそろえたいと思う。

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    2013年03月27日
  • 少年陰陽師 こぼれる滴とうずくまれ

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    めちゃめちゃいいところで終わってしまった。
    続きがすごく気になる。

    播磨で三年も修行した昌浩も、もう18才。
    ええっ?18才って、もうほとんど大人になっちゃったんだね。
    もう、少年陰陽師というにはそろそろ無理があるんじゃないかなとは思うが、まだまだ初々しいからいいか。

    都に迫る黒い影は何なのか、真の敵は誰なのか、昌浩と紅蓮に厳しい試練が訪れそう。
    早く次巻が読みたい。

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    2013年01月04日
  • 少年陰陽師 さやかの頃にたちかえれ

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    久しぶりの少年陰陽師。もうかなり間をあけてしまったので、少し前に戻って読み直し。
    中頃までは、うーん、となかなか読み進めずにいたけど、後の方は「早く続きが読みたい!」と思える展開に。
    昌浩と蛍の逃亡生活は続く…。

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    2012年11月16日
  • 少年陰陽師 こぼれる滴とうずくまれ

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    ネタバレ

    怖かった。
    少年陰陽師のシリーズで、胸を締め付けられる辛さだったり、涙が止まらない哀しみだったりを味わうことは多々あったけれど、ホラー小説のような怖気が走ったのは、これが初めてかもしれない。それくらい怖かった。

    何がって、件が。

    もう本当に怖かった!件は人面+牛の体で想像しやすかったのもあるけれど、窮奇よりよっぽど怖いよ!しかも「絶対外れない予言」という爆弾を運んでくるくせに、登場回数も予言の数も多いし!
    話運びの中で生殺与奪権を振りかざしてくるものだから、毎回出てくると、そのページを読み進むのに心の準備が必要になる…。

    前半の昌浩の部屋に神将が集ってワイワイやってる時点で、絶対このあと

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    2013年01月01日
  • 少年陰陽師 こぼれる滴とうずくまれ

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    ネタバレ

    昌浩と神将たちのやりとりが微笑ましすぎて、後の展開が分かってただけにうわぁあああってなりました(´・ω・`)朱雀の意外な特技には2828してしまいました。
    毎回シリアスが本当辛いんですが、面白くて一気に読んでしまいます。風音編で号泣したので、今後の展開が心配で心配で…紅蓮――!!

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    2012年10月07日
  • 少年陰陽師 こぼれる滴とうずくまれ

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    ある編と似たような表現展開が多くて不安でいっぱいです。この先に何が待ち受けているのか、きっと結城先生のことだから予想の斜め上を全速で駆け抜けていくようなまた泣かされる展開が待っているのだろうなと思います。次巻が不安半分楽しみ半分です

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    2012年12月29日
  • 少年陰陽師 真紅の空を翔けあがれ

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    命を賭けた代償として妖を視る力を失った昌浩、そして昌浩によって罪の記憶と昌浩との思い出を封じられた紅蓮。痛みが癒えぬ中、ある郷で起こった異変に巻き込まれていく…。序盤の昌浩の様子が見ていて辛かったです。それでも十二神将を始め、彰子、そして長兄の成親に支えられてなんとか回復してくれたことにほっとしました。この成親がまた晴明似の懐の深さを備えた人物だったので個人的にお気に入り。ようやく見えた希望と新たな波乱の影の訪れとともに幕引き。次巻を楽しみにしています。

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    2012年10月01日
  • 少年陰陽師 異邦の影(角川文庫版)

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    最近よく読む妖怪時代物。元はラノベだったそうで。あちらの表紙ではちょっと手に取れないなあ・・・。あとがきによると、ラノベには時代小説が多いらしい。へー。清明はタヌキじゃなくてきつねだろ、と思いながら読んでたらまさかの登場の仕方にやられた。

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    2012年09月25日
  • 少年陰陽師 焔の刃を研ぎ澄ませ

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    風音編最終巻。屍鬼に呑まれた紅蓮を止めるために下した昌浩の決意が胸に来ます。ああもう、本当に無茶して…。そして今回のもう一人の主役とも言える六合。その怒りは悲愴ながらも飛び抜けてかっこよかったです。失ったものは多くとも、守り抜けたものが希望をつないでくれると信じています。次巻の番外の短編、そしてその次の本編も楽しみにしています。

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    2012年09月24日
  • 少年陰陽師 黄泉に誘う風を追え

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    風音編第二弾。風音によって穿たれた黄泉につながる瘴穴を封じる為、昌浩達が行動を開始するが、事態は思いもよらぬ展開へ…。太陰のお転婆振りが楽しかったり、風音と六合の関係も気になったりするけれど、しかしやはり昌浩の今後がどうしても心配になります。あまり書きすぎるとネタバレになるので控えますが、とにかく救いのない結末を迎えないでほしいと願っています。次巻を楽しみに読みます。

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    2012年09月24日
  • 少年陰陽師 ひらめく欠片に希え

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    ネタバレ

    晴明と子・孫たちによる壮大な親子喧嘩の回。
    播磨から帰京した昌浩の成長ぶりがみどころ。
    今回は次話への序章という感じで軽めでした。
    最後すごい不穏な一文があったんで続きがとても気になる。

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    2012年09月23日
  • 少年陰陽師 ひらめく欠片に希え

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    いきなりの三年後で、昌浩がお兄ちゃん’zよりも背も高くなり、声変わりまで…。
    少年陰陽師じゃなくって、青年陰陽師になっちゃったんじゃない?

    外見だけでなく、陰陽師としての成長も感じられる一方で、晴明の老いにも気づかされるこの巻。

    久しぶりにほのぼのとした話でなごんでいたら、やはりというべきか、暗雲立ち込める展開になる気配が…。

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    2012年09月05日
  • あさぎ桜画集 少年陰陽師

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    さすがあさぎ桜先生!!!!と、感動するくらい綺麗な作品ばかりです。おまけ漫画も挿入されているので、あさぎ桜先生ファンも少年陰陽師ファンも楽しめる一冊です☆

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    2012年08月27日
  • 少年陰陽師 ひらめく欠片に希え

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    ネタバレ

    昌浩、大きくなったんだなぁ…!お兄ちゃんズや晴明より長身の姿が想像できません^^;もう「少年」陰陽師って言えないなぁw

    3年ぶりの帰京、ってことで今巻は再会編ですね。全体的に再開を喜ぶコメディ的な雰囲気で読んでて楽しかったです。新章突入らしくとても新鮮な感じがしました。
    例の如く今後がとてもとても不安な煽りで締め括りましたが…昌浩の成長っぷりに期待です。

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    2012年08月21日
  • 少年陰陽師 六花に抱かれて眠れ

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    京の都に現れた怪しげな百鬼夜行を追う昌浩、その前に姿を見せた風音を通じて紅蓮の過去に関わる存在が姿を見せ始め…。この巻は女性陣が魅力的。あの神様が女神だったり、浮気を心配する彰子ちゃんにほのぼのしたり、前回冷たい印象だった風音が意外と天然が入っていたり。本筋の方は大きな動きはありませんでしたが、次巻につながるであろう展開を見せているので期待しています。それとあいかわらず面白いあとがきです。パラレル少年陰陽師のネタは笑いました。

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    2012年08月17日
  • 少年陰陽師 ひらめく欠片に希え

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    ネタバレ

    陰陽寮vs晴明!?
    の展開から始まっていましたが、まさかの親子喧嘩
    晴明のたぬきっぷりがすごかった巻です。
    しかし、何やら重い展開があとで待ち受けているようで……本当にvs晴明になってしまうのでしょうか。

    それにしても昌浩の成長が。三年も経てばそうなるんだろうけど。

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    2012年08月12日
  • 少年陰陽師 異邦の影を探しだせ

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    シリーズ1冊目 窮奇編1
    安倍清明の孫が主役のお話。
    ちょうどこの本だけなかったので、2巻3巻を先に読んでから後で読む事に…。どうやら3巻で一つの章が完結だったので、1巻を読んでからにすればよかった;;

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    2012年08月04日
  • 少年陰陽師 願いの証に思い成せ

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    ネタバレ

    時間軸が分かりにくいです。
    むしろそれが狙いなんでしょうか?
    身分という壁が彼ら、彼女らを阻む。
    藤花という名前。キーになりそうです。

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    2012年07月01日
  • 少年陰陽師 闇の呪縛を打ち砕け

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    少年陰陽師シリーズ第二弾。今回の敵は窮奇の腹心の二羽の鳥妖。昌浩、晴明、紅蓮と登場人物が生き生きと動いています。見事に王道展開を突き進んでくれているのが心地いいな。昌浩と彰子の二人を見ているとほのぼのとした気分に浸れます。この穏やかな関係がずっと続いてほしいです。あと車之輔という名前がいつの間にか定着していた事実に笑いました。不穏な気配を残したラストの行く末を追って窮奇編の最後の巻へ。

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    2012年06月04日
  • 少年陰陽師 朝の雪と降りつもれ

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    ネタバレ

    籠目編最終巻

    全部が収まるべきところに収まってくれてものすごく安心した…。
    3人による呪詛返しは圧巻でした。

    脩子も無事で、彰子との行き違いも解消されて、
    こちらも一安心。


    次の巻までには、少し間があくそうな…。
    終わり方が終わり方なので、楽しみです。

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    2012年05月04日