金城一紀のレビュー一覧

  • CRISIS 公安機動捜査隊特捜班

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    4月からスタートしたドラマと並行して、発売された小説版。ドラマの原作ではなく、あくまでも別の作品と言う位置づけらしい。登場人物はドラマと一緒なので、ドラマを観ていると、ストーリーもすんなり入ってくる。みなとみらい地区にある、某官僚が経営に携わっている超高層ホテルで、人質550人を取ったハイジャック事件が起こる。特捜班の役目はあくまでも「秘密裏」に業務を遂行すること。犯人にはもちろん、マスコミにもバレてはいけないし、警察内部でも事情を知っているのは、ごくわずか。そんな中、ハイジャックの犯人と特捜班の闘いを描く。スピード感はあるが、小説の割には犯人の制圧までが凄く短い。真の首謀者も、読んでいれば、

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    2017年04月19日
  • BORDER

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    2014年に放送されたドラマ「BORDER」のノベライズ。
    脚本は金城一紀によるオリジナルで、結末までプロットが出来上がった状態で撮影されている。
    小説ではドラマのように結末までは描かれていない。
    ドラマを見ていない人が読んでも「BORDER」の世界観は十分に楽しめる。
    瀕死の重傷を負い、生死の境をさまよった結果得られた能力を、石川は戸惑いながらも捜査に活用しようとする。
    手柄をたてるためではなく、無心に、ただ殺された人の無念を晴らすために。
    殺人事件があった場合、事件解決のためには被害者から事情を聞くことが一番早い。
    けれど、「死人に口なし」ですでに死んでいる人間からは何も聞くことができない

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    2017年04月17日
  • CRISIS 公安機動捜査隊特捜班

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    この前の火曜日、晩ご飯を食べながらTVに映っていたドラマを見ていたが、ありがちな展開にもかかわらず、西島秀俊(のスタントマン)が階段使わずにマンションを下っていく場面に、つい見入ってしまった。
    新聞のラテ欄にもその日の推しで載っていたが、何より金城一紀原案・脚本ということに惹かれ、本のほうも買ってみた。
    腐った国家を護る特捜班の仕事のやりきれなさと裏腹に見え隠れする黒幕の存在や特捜班のメンバーが凄すぎで負ける気がしないところなど、読み物としての深みには欠けるが、映画の脚本を読んでいるような感覚でまあ良しとする。

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    2017年04月16日
  • レヴォリューション No.3

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    さすが金城一紀さんです!
    それぞれ魅力的な登場人物でなんかうらやましくなりました‼︎
    短編集で時系列に戸惑いましたが、大したことではなく、面白かったです。

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    2018年01月05日
  • フライ、ダディ、フライ 上

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    上下巻まとめて読んだ。
    暴行され塞ぎ込んでいる娘とどう接していいかわからなくなった父親が、一ヶ月かけてトレーニングを積み、暴行した男に喧嘩を挑み倒す…
    うーん、いまいちスカッとしないのは、一連の行動が父親が自分のモヤモヤを取り払いスカッとしたいがための行動に過ぎないからだろう。
    件の男に勝って本人は達成感があるかもしれない。しかし妻や娘はどうだろう?嬉しいと思うだろうか。更なる報復を恐れるのではないか。

    しかしながらトレーニングに挑む姿勢やスンミンの言葉など、心に響くものもあったので☆3

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    2015年07月28日
  • フライ、ダディ、フライ 下

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    上下巻まとめて読んだ。
    暴行され塞ぎ込んでいる娘とどう接していいかわからなくなった父親が、一ヶ月かけてトレーニングを積み、暴行した男に喧嘩を挑み倒す…
    うーん、いまいちスカッとしないのは、一連の行動が父親が自分のモヤモヤを取り払いスカッとしたいがための行動に過ぎないからだろう。
    件の男に勝って本人は達成感があるかもしれない。しかし妻や娘はどうだろう?嬉しいと思うだろうか。更なる報復を恐れるのではないか。

    しかしながらトレーニングに挑む姿勢やスンミンの言葉など、心に響くものもあったので☆3

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    2015年07月28日
  • BORDER

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    死者と対話できる刑事という設定や主要登場人物はドラマと共通ですが、ストーリーは違っていてこちらはこちらで楽しめた。

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    2015年04月13日
  • レヴォリューション No.0

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    舞台設定がかなり強引すぎるので☆2つ。しかし、物語の進むテンポは、これまでのゾンビーズシリーズと同じく軽やかで読みやすい。加えて、金城一紀のファンなので☆3つ。

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    2015年02月27日
  • BORDER

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    ドラマと設定は同じだが、別の事件。
    検視官の名前が「比嘉」だったが、沖縄のユタの血を引いてるとあり納得(本人には死者の声は聞こえない)。

    痴情のもつれで処理されそうだった事件が、大物政治家絡みの連続殺人に発展する。
    ドラマのキャストが読書中のイメージをしっかりサポートしてくれた。

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    2014年09月23日
  • BORDER

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    ドラマを全く見ていないから、きっとこんな感じかな(^^;)という想像で読みきった!死者と交信ができる石川刑事が死者の証言を元に事件の真相に近づいていく話なんだけど、殺し屋 鬼の正体がよくわからないうちに焼死してしまったのでモヤモヤ(--;)この本をオススメしてくれた方々はドラマの方が面白かったと言っていたので、機会ごあれば見てみたいなぁ(^^)

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    2014年09月16日
  • レヴォリューション No.0

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    短い小説なのでサクッと読めました。

    落ちこぼれ男子校で突然行われることになった合宿。その合宿には思わぬ目的が隠れていて…

    間違った事に気付いた時、見て見ぬ振りをするのか。諦めるのか。それとも立ち向かうのか。

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    2014年07月24日
  • BORDER(1)

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    ありがちといえばありがちなストーリー?

    小手川ゆあさんの漫画として買いました。

    これからの展開に期待。

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    2014年04月23日
  • レヴォリューション No.0

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    言えることは、0だからってこれから読むな! ネットでも良いから調べて発刊順に! これを最後に読むからこそラストの一行で「寒イボ」出まくり! 続行希望。これのみ!

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    2014年04月18日
  • BORDER

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    頭に銃弾を受けた後、死者と対話できるようになった刑事が主人公。
    事件自体はアクションもありハラハラしたが、物足りなかった。。死者の纏う雰囲気が軽く感じられたからなのか。
    でも主人公の行く末がすごく気になる。

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    2014年03月22日
  • レヴォリューション No.0

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    「レボリューションNO.3」が好きすぎて
    大切にとっておいた一冊。

    帯タイトルは
    「飼い馴らされるな、
     世界に牙をむけ!」

    最近、本当に読書から遠ざかっていたので
    色んなものを払拭してくれるかなあと期待を込めすぎたかなあ。

    「なにかが間違ってるのに、それが当たり前みたいになってたら、
     そのままにしておいちゃいけないんだ。
     間違ってるぞってちゃんと声を上げたり、
     間違いを気付かせるために行動する人間が必要だと思うんだ。」

    大人に片足、と言うか両足を突っ込んでしまっている私には
    何とも言えない気持ちになる言葉。
    今の自分の目の前に起きている状況がはまるから。
    だけど、
    こっちから見

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    2013年11月10日
  • レヴォリューション No.0

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    ゾンビーズ誕生前のお話。

    まだ自分達で何ができるのかわからない、
    でも何かがくすぶってる、と感じてる彼らが
    反発して抵抗して脱出しようとする姿は正に青春!!
    ・・・って感じなんだろうけど、
    ちょっと設定が極端すぎて入り込めなかったなー。

    なので☆3つ。

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    2013年08月23日
  • レヴォリューション No.0

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     金城一紀の大好きなシリーズ完結篇ということで楽しみに読みはじめたが、既にハードカバー買って読んでいたことに途中で気付く。つまりその程度の印象の作品だったのだ。とはいえ大した分量もないので最後まで再読。やはりインパクトは小さい。感動も他作品に比べて薄い。
     ゾンビーズのシリーズは、『レヴォリューションNo.3』→『フライ、ダディ、フライ』→『SPEED』そして『レヴォリューションNo.0』と尻すぼみにつまらなくなっていく印象です。
     だけどこれを小説世界の時間軸順に並べ替えると、『レヴォリューションNo.0』→『フライ、ダディ、フライ』→『レヴォリューションNo.3』→『SPEED』となるわけ

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    2013年07月10日
  • レヴォリューション No.0

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    ゾンビーズシリーズこれで完結なの!?
    やだー物足りないーずっと続いてほしいーーーーー(泣)

    結成前夜だからか、いつもの読ませる勢いと眩しさが足りないけど
    それでもやっぱりあいしてる、ゾンビーズ。
    ほんとにこれで完結篇?
    一回でいいから分厚いの書いてよ金城さん…
    あーゾンビーズと一緒になってわくわくしたいなあ。

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    2013年07月09日
  • レヴォリューション No.0

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    ゾンビーズ結成前、入学直前のお話。

    閉塞感や不満を感じている「僕」たち。でもなんとなく生活している。
    しかし、生徒を自主退学させるための合宿で、世の中に対抗するため、自分たちのため、脱走することを企てる。

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    2013年07月02日
  • レヴォリューション No.0

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    裏表紙に曰く“ザ・ゾンビーズ”結成前夜を描くシリーズ完結編とな。
    いつもの調子でシンプルに野蛮でファンタスティックなシゴキ合宿の数日間を描く。
    映画「大脱走」を思い起こさせるクライマックスは、マックイーンには程遠いけど、奴らは奴らでやっぱりカッコいい。
    短すぎてちょっと物足りないや。

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    2015年11月03日