夏樹静子のレビュー一覧

  • Wの悲劇

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    ネタバレ

    文庫で初版が発行された当時に読んではいたが、内容は全く忘れていたので初読と同じだった。

    薄々は気づいていたが最後のどんでん返しは好きな展開だ。

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    2016年02月29日
  • 見えない貌(かお)

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    途中で結末は予想できたが…。どうなるのか気になる!感はなかなか。
    読み終わった後は竹内まりやの『シングル・アゲイン』のエンディングで…。

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    2015年11月09日
  • Wの悲劇

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    何回か読んでて犯人も知ってるのに
    「そうだったのか!」な細かい部分を忘れてて
    新鮮に読める。ww

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    2014年10月07日
  • 雪の別離

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    ネタバレ

    雪の別離・・・夫は不倫しているのを知っていて見逃してくれようとしたのに、相手に「旅行に行けないって言わなきゃ!」と女は相手のもとに行き、相手は来ない。夫からも捨てられる悲惨な話。
    モンタージュ・・・連続切り裂き魔が出現。目撃者は主人公の夫にそっくりなモンタージュを作る。主人公は目撃者の女が自分の弟を守るため、嘘をついていると思いこむが違う犯人が捕まる。そして、主人公は目撃者が若いころ、自分の夫が強姦した相手でずっと恨んでいたと知る・・・。
    偽りの凶器・・・暴力団の男が殺され、犯人は恐喝していた昔の女の現在の旦那。女は夫を救うため、「いかにも夫がやった」という証拠を出して逆に他に犯人が居るのでは

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    2014年09月25日
  • 腰痛放浪記 椅子がこわい

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    勝間和代さんのメルマガで紹介されていて、読むことにした本。前半の闘病中に書かれている記録は、自分の腰がおかしくなるんじゃないかと思うぐらい生々しかった。筆者の筆力を感じたし、この力があれば、仕事を休憩したくなくなる気持ちも分かる。結果的には治ると分かっていたが、様々な治療を試していて、本当に治ったのか疑問に思うぐらい、治らない。
    潜在意識は何をしでかすのか分からない奴で、恐ろしい。
    「作品にはそれぞれに読者に迫ってくる力があって、それを受けとめるだけの力がない時には読めないものだと気付かされた。」
    パワーがあるうちに、色々な本を読んでおきたい。

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    2014年07月21日
  • Wの悲劇

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    一見単純なことが複雑であり、複雑そうなことが単純であること。
    山荘という密室内で惨劇が起き、その場に居合わせた全員が一つのストーリーに沿ってアリバイ工作を画策し、実際に警察の目を欺けたはずが…。

    最期の結末に至るまでの巧妙な伏線と核心に迫るにあたっての事の運びは読むものを惹きつけ、もう後戻りはできない。

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    2014年07月26日
  • 第三の女 新装版

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    交換殺人のはずだった。そりゃあ、単純でない結末が用意されてこそのミステリーだけど、最後の最後、その顚末はお見事。追い詰める側(刑事)からではなく、追い詰められる側(犯人)からの描写にも関わらず、最終盤まで真相が分からないなんて不思議な仕立てだ。

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    2014年06月25日
  • ビッグアップルは眠らない

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    内容(「BOOK」データベースより)

    成田発ニューヨーク行の旅客機が、飛行中に突然炎上した。二カ月後、次々と殺人事件が起こる。日光・中禅寺湖、ニューヨーク、そして第三の事件…。一見無関係に見える事件に共通点が浮かびあがる時!?表題作ほか四篇を収録した傑作推理集。

    4月22日~28日

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    2014年04月28日
  • Wの悲劇

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    ネタバレ

    「犯人が解っていながら、真犯人にしてやられるか?」と云うパターン。
    偽装シーンは「お疲れ様でした」のひと言に尽きます。
    弁護士シリーズも書いてらっしゃる先生だけに、法律的な推理もびっくり!

    私はまったく動機については、解りませんでした。

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    2013年12月01日
  • 裁判百年史ものがたり

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    ずっしりと読み応えがありました。一編読み終わるたびに、法とは何かと考えさせられ…。事件や裁判の描写はさすが夏樹氏、まるで小説を読み進めるかのように入り込めました。やはり私の一番好きな作家さんです!

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    2012年11月07日
  • 裁判百年史ものがたり

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    予想以上に面白かった。
    それぞれの裁判が、時代を反映しており、裁判の歴史は、日本の民主主義の歴史でもあるというのが、よく理解できる。
    12の裁判は、よく選ばれているなと感心する。
    裁判の歴史は、冤罪の歴史でもある。我々は、もっと裁判に関心を持つべきだと思う。

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    2012年09月16日
  • 裁判百年史ものがたり

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    ネタバレ

    事実は小説よりも奇なり。面白いし、勉強になる。最初に、起こった事件を小説のように書いてあるので読みやすいし、当事者の視点で判決が読める。最初の大津事件は感動。

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    2013年07月27日
  • Wの悲劇

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    何かと話題になったのであらすじは知っていたものの、ちゃんと読んだ事がなかったのでドラマを見たついでに一度原作を読んでおこうと思った。
    読んでみたら、巻末の解説がエラリー・クイーン(フレデリック・ダネイ)でぶっ飛んだ。夏樹静子さんがエラリー・クイーン氏にこの小説の骨格を語った時、クイーン氏はいたく気に入りプロットに関するいくつかのアドバイスをしたそうな。なんと羨ましい事よ。
    それにしても絵になる内容だ。舞台となる雪の山荘、大窓に切り取られた富士山。屋根の真ん中から伸びる避雷針の途中にある星型のライトがとても印象的だった。そしていわゆる倒叙形式なのに、犯人が二転三転する練られた構成が素晴らしい。

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    2012年06月13日
  • Wの悲劇

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    予想通り最後にどんでん返し。

    じゃないと面白くないもんね。

    長年読み続けられてるのがわかります。

    今やってるドラマは内容がちょっと違うみたいですが。

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    2012年05月03日
  • Wの悲劇

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    真冬の別荘で有名製薬会社の会長が殺害された。
    大叔父の殺害を自供する磨子をかばうために、近親者たちは偽装工作を行うが…。
    『W』に込められた意味に気づいたとき、読者は物語の真相を知ることとなるだろう。

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    2013年08月11日
  • ベッドの中の他人

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    大人テイスト炸裂の本です。
    未成年には分かることはないであろう、本でしょう。
    世の中には悪ではあっても、それを否定するかは人次第。
    ここではタブーの世界も数多く。

    中には受け入れられないであろう
    「復讐」と言うのがキーワードなのもあります。
    一見遂行されたように見えますが…
    何かがあるみたいです。

    人生経験をそこそこつんだものが
    この世界を味わえる、のかもしれません。

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    2011年12月18日
  • そして誰かいなくなった

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    「そして誰もいなくなった」を読んでから見ると面白さが増すと思います。オマージュ作品です。
    海上で一人づつ殺されていき逃げ場がないという内容で、好きな設定ということもあり、文も悪くなく面白かったです。オチは…賛否両論だろうな~。

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    2011年02月09日
  • ガラスの絆

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    ドキドキはらはらした。殺人者の立場に立って読み進めるとなぜか応援してしまう。怖い人間の心理をついた小説。

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    2011年01月23日
  • Wの悲劇

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    2010年の年頭くらいにドラマ化されていました(主演は菅野美穂、谷村美月)。
    ただ、各所で指摘されているとおり、テレビドラマというよりは、舞台向きの作品という印象。
    実際、本作を劇中劇として取り込んだ映画もあるようです(主演は薬師丸ひろ子)。

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    2010年12月12日
  • 新装版 二人の夫をもつ女

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    忙しい仕事の合間に読んだので深く読み切れていない。でも大好きな横山秀夫っぽい独特の視点がありハッとさせられる場面もあった。ゆっくりできる時に再読したい。

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    2025年04月06日