夏樹静子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ミステリーという分野が大好きな私は、
当然アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」
も既読であった。
そんなことから、題名にそそられて購入した一冊。
「そして誰もいなくなった」と同じような展開の
フーダニット系の物語。
私はこのパターンが何より好きだ。
今回は、太平洋に浮かぶヨットの上で次々に起こる殺人事件。
次から次へと起こる殺人事件に釘付け。
睡眠時間を惜しんでも次が読みたくなる。
解決編を読む前に、もうこれで十分じゃないかというくらい
満足していたのだが、解決編を読んでアレ?ってコケてしまった感(^-^;
何だろう・・・。
期待が大きくなりすぎていたのだろうか。。。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ雪の別離・・・夫は不倫しているのを知っていて見逃してくれようとしたのに、相手に「旅行に行けないって言わなきゃ!」と女は相手のもとに行き、相手は来ない。夫からも捨てられる悲惨な話。
モンタージュ・・・連続切り裂き魔が出現。目撃者は主人公の夫にそっくりなモンタージュを作る。主人公は目撃者の女が自分の弟を守るため、嘘をついていると思いこむが違う犯人が捕まる。そして、主人公は目撃者が若いころ、自分の夫が強姦した相手でずっと恨んでいたと知る・・・。
偽りの凶器・・・暴力団の男が殺され、犯人は恐喝していた昔の女の現在の旦那。女は夫を救うため、「いかにも夫がやった」という証拠を出して逆に他に犯人が居るのでは?ともっていかせようとして失敗。
死体さえあれば・・・ホステスが男に結婚を迫り、男は
お葬式の前の死体を「妻を殺した」とホステスに見せて相手を試す。一方、母親の死体が消えた男は、母親が後押ししてくれていると勘違いし、叔母を殺し母親の棺に入れる。一方ホステスは一旦は逃げ出すが警察に「自分がやった」と言いに行く。そして警官と男が行った先で
死体が戻ってきた男は、母親の死体を土に埋めようとしている男に出会い・・・。
睡魔・・・肝心な時に急に寝てしまう男は、昇進を見合わせられライバルの仕業だと思い込み、ライバルの飲み物に睡眠薬をお返しに入れる。しかし自分はそういう病気なのだと知る。そしてライバルは運転中眠ってしまい事故で・・・。
最悪のチャンス・・・社長の妻が亡くなるまでそして亡くなってから一年、六年待って結婚しようとしていた女がいた。しかし社長は結婚前に殺害される。しかし本人は女と社長の秘書の男。二人は出来ていた。そして一番疑われないのは今!と思い殺害するが警察にバレタ。
自殺前・・・社長が自殺するが愛人はおかしいと思い調査する。そして精神科に行ったのは副社長とわかり犯人は副社長だった。。
天人教殺人事件・・・教祖が殺される。犯人はお付きの人。。なんか刑事が「夢で見た!」ってなったり変な話・・・。 -
Posted by ブクログ
勝間和代さんのメルマガで紹介されていて、読むことにした本。前半の闘病中に書かれている記録は、自分の腰がおかしくなるんじゃないかと思うぐらい生々しかった。筆者の筆力を感じたし、この力があれば、仕事を休憩したくなくなる気持ちも分かる。結果的には治ると分かっていたが、様々な治療を試していて、本当に治ったのか疑問に思うぐらい、治らない。
潜在意識は何をしでかすのか分からない奴で、恐ろしい。
「作品にはそれぞれに読者に迫ってくる力があって、それを受けとめるだけの力がない時には読めないものだと気付かされた。」
パワーがあるうちに、色々な本を読んでおきたい。 -
Posted by ブクログ
何かと話題になったのであらすじは知っていたものの、ちゃんと読んだ事がなかったのでドラマを見たついでに一度原作を読んでおこうと思った。
読んでみたら、巻末の解説がエラリー・クイーン(フレデリック・ダネイ)でぶっ飛んだ。夏樹静子さんがエラリー・クイーン氏にこの小説の骨格を語った時、クイーン氏はいたく気に入りプロットに関するいくつかのアドバイスをしたそうな。なんと羨ましい事よ。
それにしても絵になる内容だ。舞台となる雪の山荘、大窓に切り取られた富士山。屋根の真ん中から伸びる避雷針の途中にある星型のライトがとても印象的だった。そしていわゆる倒叙形式なのに、犯人が二転三転する練られた構成が素晴らしい。
実は昔の映画も見た事がある。「Wの悲劇」を劇中劇にするという斬新な演出で、これまた面白い作品だった。確か不動産屋役だった世良公則が、女優の卵役の薬師丸ひろ子に紹介した格安の物件が情緒溢れる一戸建てで、こんな家に住みたい、と幼心に思ったのを覚えている。