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悲劇のヒロイン「桶谷遥」
僕は「阪神淡路大震災」の前夜にこの推理小説を読みました。「インディアナ号」の7人の乗客全員が、それも「帰って来たヨッパライ」と言う歌みたいな異様な「声」に殺人容疑をかけられて次々と殺されていったのも実は「演技」だったと言うあらすじがとても素晴らしかったです。逆に1人だけ「インディアナ号」から海へ身を投げてしまいました主人公の「桶谷遥」と言う女性がとても気の毒です。主人公の父親の「桶谷正穀」は本当に狡い!「ホテル・コスモポリタン」の手抜き工事が原因の火事で多くの人々を死なせ、なんの罪もない自分の娘を「被害者遺族」の処罰感情の犠牲にしたのですから。
Posted by ブクログ
ミステリーという分野が大好きな私は、
当然アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」
も既読であった。
そんなことから、題名にそそられて購入した一冊。
「そして誰もいなくなった」と同じような展開の
フーダニット系の物語。
私はこのパターンが何より好きだ。
今回は、太平洋に浮かぶヨットの上で次々に起こる殺人事件。
次から次へと起こる殺人事件に釘付け。
睡眠時間を惜しんでも次が読みたくなる。
解決編を読む前に、もうこれで十分じゃないかというくらい
満足していたのだが、解決編を読んでアレ?ってコケてしまった感(^-^;
何だろう・・・。
期待が大きくなりすぎていたのだろうか。。。
Posted by ブクログ
タイトルから推測されるように、クリスティの名作「そして誰もいなくなった」を本歌取りした作品となっています。
クルーザに乗船した7名が、干支の置物と共に次々と死んでいく展開で、テンポもよく一気に読み進められます。
途中、本家作品の犯人を推測させるような記述があるため、事前に「そして誰もいなくなった」は読んでおいたほうが良いかと。加えるなら、クリスティの他の代表作も読んでおいたほうが良い……かな。
内容に関しては、ややご都合主義というか、そこは何か気づくだろうという場面もあるし、終盤の展開は読めてしまうので、もう少し練り込んでいれば、名作になったのではないかと思われます。
最後は、ややすっきりしない(ひと波乱ありそうな展開を匂わせる)感じですが、読み終えるとタイトルに納得します。
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