【感想・ネタバレ】ガラスの絆のレビュー

あらすじ

美しい蔓薔薇と高麗芝の敷かれた洋館で、治子は五歳になる一人息子の信之と建材メーカーの社長である夫と明るい家庭を築いていた。だが、この家庭にも不安があった。それは、結婚後、数年たっても妊娠のきざしがないことから人工授精を受けて生まれた信之の本当の父親は、夫なのかドナー(精子提供者)なのか不明なことだった。そして、ある日――ドナーと名乗る男の出現によって平穏な家庭に大きな亀裂が生じていった……。治子の心を支えたのは脆い一本の試験管につながれた母と子の強い絆だった。表題作ほか日常生活のなかで遭遇する事件をテーマに、女性の微妙な心理を描いた作品集。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ドキドキはらはらした。殺人者の立場に立って読み進めるとなぜか応援してしまう。怖い人間の心理をついた小説。

0
2011年01月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ガラスの絆・・・子供のドナーを名乗る男が殺された。
犯人は本物のドナーだった。
暗い玄界灘に・・・婚約者が医療事故で死んだと見せかけ
犯人は幼馴染の犯行だった。
見知らぬ夫・・・知らないうちに籍を入れられていたが
そいつが本当の婚約者に殺され遺産がもらえるかも。
破滅が忍び込む・・・不倫相手と自殺を目撃した女医は
自分の娘のアリバイのため、うそをつく。
自殺を見たと言って!と被害者の妹から強迫され殺そうとするが不倫相手の罠だった・・・。
孤独のなかみ・・・オババ死亡。妹はオババの恋人をレイプされかけ殺したのだが・・・。
殺意をあなたに・・・交通事故加害者となった主人公。
被害者遺族と夫が不倫して殺されるところで終わる。
夫が卑怯。。

0
2014年08月25日

「小説」ランキング