恩藏直人のレビュー一覧
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ミネルバの梟(ふくろう)は黄昏に飛び立つ。
ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
(引用)NEVER STOP イノベーティブに勝ち抜く経営、著者:フィリップ・コトラー、古森重隆、発行:日経BP、日本経済新聞出版本部、2021年、54
これは、贅沢な本だ。”近代マーケティングの父”と呼ばれるフィリップ・コトラーと富士フィルムホールディングス代表取締役会長兼CEOの古森重隆氏がタッグを組み、イノベーティブに勝ち抜く経営について語ってくれる。富士フィルムといえば、やはり”写真”だ。私も写真撮影が好きで、フィルム時代からお世話になっている。緑の箱に入った富士フィルムのリバ -
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デジタル時代のマーケティングとは?
急速にビジネス環境が変わる中で、マーケティングの神様"コトラー"が考えるマーケティングの在り方が分かります!
学者が書いた書籍も読むのですが、マーケティング4.0で初めてコトラーの本を読みました。「これでマーケティングに初心者も卒業!?」という感じがして一安心笑
4.0では「デジタルが発達した現在でマーケティングをうまく実行するには?」というテーマを軸に現状分析から有用なフレームワークまで紹介してくれています。
特にメインとするフレームワークは「カスタマージャーニー」商材・産業によってカスタマージャーニーの特徴は違い、その理想型は蝶 -
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ネタバレコトラーの・・・とあるが、もともとはインドネシアのコンサルタントが考案したコンセプトをまとめ上げたのが、この著書である。そういった経緯は読み終えた後に記述されているが、その事実を知ってから読んだ方が面白いかもしれない。マーケティング3.0の価値主導のマーケティング、世界をより良い場所へ導くというコンセプトから、この著書が生まれているのである。それだけでワクワクする。
内容としては、マーケティングの価値観、概念が変わったという点をまとめあげている。概念のため、決して具体的な内容が記載されているわけではない。マーケティングを業務として行っている人にとって、どうみえるのだろうか?マーケティングは大 -
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5年以上前に書かれたコトラーの本だが、製品のネタが尽きた現在には十分活用できるフレームワークが書かれている。現在は、十分に市場調査をして顧客の声を聴いてもBtoCでは80%、BtoBでは40%の製品が目標に達成していないそうである。そして、新製品の殆どが、既存の製品の延長でセグメンテーションを繰り返した末の製品で、非常に狭い場所のみを狙った製品になってしまっている。この事実に対し、この本では、セグメンテーションしてターゲットしてマーケティングミックスをしてという従来のマーケティング(バーチカル)に加えて、創造力を必要とするラテラルマーケティングの要素を加えた方がよいこともあると説明している。製