プロフィール

  • 作者名:古森重隆(コモリシゲタカ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1939年09月05日
  • 出身地:日本 / 長崎県
  • 職業:実業家

東京大学経済学部卒。著書に『魂の経営』、『君は、どう生きるのか: 心の持ち方で人生は変えられる』などがある。

作品一覧

  • 「使命」ありき3つのステップ キャリアの成功とは何か
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    1~999巻550円 (税込)
    キャリアの成功とは何だろうか。 キャリア形成コンサルタントの著者は、 次の3つが達成された状態だという。 すなわち、 (1)自分が職業人生で達成したい使命が明確になる、 (2)その使命の達成を自分の職業とできる、 (3)職業人生におけるコントロールを自分で握る、である。 そのために最も必要なのが、実はリーダーシップであると説く。
  • NEVER STOP イノベーティブに勝ち抜く経営
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    ●イノベーションとマーケティングは別個のものではない  多様なデジタル化にかじを切る「第二の創業」を成功させた富士フイルムの古森会長。マーケティングを顧客満足から社会的貢献(マーケティング3.0)、そして顧客の自己実現(4.0)にまで高めたコトラー氏。この2人がタッグを組み、企業成長のエンジンとしての「イノベーション」のあるべき姿に食い込む。  古森会長は経営実務を熱く語る。リーダーシップ論(危機時には、リーダーはワンマンでなくてはならない)、人間力を育む「ビジネス五体論」、PDCAサイクルに代わるSTPD(see-think-plan-do)マネジメントなどが、富士フイルムの「VALUE from INNOVATION」の文化を創り出してきたことがわかる。  コトラー氏はマーケティング4.0に突入した社会において、企業の浮沈のカギを握るのはSDGsにあると語る。今後はSDGsが企業の課題解決に大きな役割を果たす。  イノベーションとマーケティング。これらは互いにループして、企業価値を高めていくのだ。 ●Never Stop――変革をとめるな  翻って新型コロナ感染症が蔓延する世界。日本語版出版にあたって、古森会長が新たにコメントを寄せてくれた。「優れた商品やサービスの提供を通じて社会に新たな価値・優れた価値を届けるという企業の本源的な役割を、今ほど強く感じることはない」という。ヘルスケア事業にも力を注ぐ中、「予防」「診断」「治療」という側面から、社会課題の解決に向けて今後も力を注いでいく。  「高い技術力で、いい製品、優れた製品、進んだ製品を社会に提供する」ことをモットーに、富士フイルムはこれからも存在感のある会社であり続ける。
  • 魂の経営
    3.9
    1巻1,408円 (税込)
    写真フイルム市場が10分の1に縮小するという「本業消失」の危機を、 奇跡と称される事業構造の転換で乗り越え「第二の創業」を成し遂げた、 富士フイルムホールディングス代表取締役会長兼CEOによる書き下ろし。 10年に及ぶ経営改革の全貌と、リーダー哲学が初めて語られる。 【主な内容】 第一章 本業消失――富士フイルムに何が起こったのか? 第二章 第二の創業――富士フイルムの挑戦と改革の全貌 第三章 有事に際して経営者がやるべきこと――「読む」「構想する」「伝える」「実行する」 第四章 すべては戦いであり負けてはならない――世の中のルールと勝ち残るための力 第五章 会社を思う気持ちが強い人は伸びる――仕事で成果を出し、成長を続けるための働き方 第六章 グローバル時代における日本の針路――国と企業の強みと可能性について
  • 魂の経営

    Posted by ブクログ

    富士フィルムホールディングスの古森重隆さんの仕事。会社の有事にどう対応したのか。
    STPD(See Think Plan Do)であったり、「読み」、日本人の気概、会社は学校ではない、は非常に良い。名経営者は、若い頃から違う。

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    2024年08月12日
  • 魂の経営

    Posted by ブクログ

    戦後を背負った昭和の圧を感じ苦しくなる。わたしにはこんな経営はできないと思いつつ、やらなければこの人には認められないのだろうと想像する。ワークライフバランスとか一言も出てこない世界観。そんな世界で生き抜いてきた、ビジネス界の世界チャンピオンと言える人だろう。

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    2024年04月14日
  • 魂の経営

    Posted by ブクログ

    写真フイルムメーカーから医療品・化粧品も手掛ける技術志向の多角的素材メーカーへと進化を遂げた富士フイルムの立役者である古森重隆氏による、リーダーや経営のあるべき姿を実体験を基に記した経営書。デジタルカメラの普及で劇的に市場が縮小したフイルム事業において、莫大な研究開発費を注ぎ込み祖業の転換を図った富士フイルムと、祖業を捨てきれずに破産したコダックが対比されるように、強烈なトップダウンによる組織改変をやりきり業績をV字回復させた古森氏の経営は、タイトル通り「魂の経営」と言える。

    市場をよく見ろ。将来を予測しろ。方向性を計画したら、必ずやり切れ。単純なようだが、仕事の本質であると思う。また、ビジ

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    2022年04月23日
  • 魂の経営

    Posted by ブクログ

    題名は、著者が全身全霊をかけた「魂の経営」を行ったことによる自負からきています

    ・ハーバードで取り上げられた教材、なぜコダックは倒産し、富士フィルムは生き残ったのか、を企業の内側からみた書

    ・古森氏のメッセージは、単純で、説得力があり、わかりやすい。そのことこそが富士フィルムが生き残った真の理由ではないかと思いました。

    「車が売れなくなった自動車メーカーはどうなるのか
     鉄が売れなくなった鉄鋼メーカーはどうすればいいのか
     我々は、まさにそうした事態ー本業消失の危機に直面していた」 で始まる

    結論は、「現在、企業を取り巻く環境の変化は加速度的に早くなっている。環境の激変に対応するという

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    2022年03月22日
  • 魂の経営

    Posted by ブクログ

    富士写真フイルムの本業喪失の危機に対して、果敢に挑んだ男の一冊。M&Aや新規事業を生み出した背景、考えを前段で解説し、後半では経営やグローバル時代の日本の戦略など幅広く書かれている。非常に良い本。

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    2018年06月30日

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