前田珠子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
はじめて自分で購入したコバルト文庫、じゃなかろうか。小学生の頃、塾に通うようになって本屋にいきはじめて、表紙にひかれたのだと思う。そしてきっと、昔からお姫様が好きだったんだと思う…… そういうわけで、子供の頃に書いていたファンタジーっぽい話は前田珠子の影響下にあったんじゃないかな。ずっとずっとあとになって、この話で造られている民族のうちのメインのカル・ランシィがジャパネスクな民族なのだと認識して、すごく感服した。おおや和美のイラストがとっても西洋なかんじだからだとは思うんですが、西洋風異世界かと思いきや、ばっちりジャパネスクファンタジーだったのでした。「竜の牙」という山脈の名前も、それを考える
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Posted by ブクログ
文章が軽くなってきて、少しずつファンタジーにむかない文章になってきたような気が。
って、これは、SFか。SFか?
「なんで、ネコの遺伝子をもっているだけで、あんなスゴイ力が…」
とかは、言ってはいけない?
「見つからなければ犯罪ではない」
というのならば、主人公サイドの人たちも、龍サイドの人たちも、結局は何も変わることはないと思うのですが……。
わざと、そういう様に書いたとも思えませんな。
主人公サイドの正しさは、ただ主人公が強いということだけで、証明されてしまうのだろうか?
「監視者(ウォッチメン)を誰が監視するのか?」(ウォッチメン)
とか、
「法をいただくものの正義は…」( -
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