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大陸歴第四黒猫の年、カル・ランシィ氏族の統べる国、カラザ・アルダ。16歳の王女・アルスリーアは、霊峰コルスアリムに灯がともる夢をみた。「なんの前兆?」信頼する兄・アルザールに聞いても答えを濁すばかりだ。しかし、不安は現実となる。邪悪な異母兄アルガストが王位とアルスリーアをねらって暗躍を始めたのだ。危うし、アルスリーア! 壮大なスケールで描く傑作ファンタジー。※あとがきは収録されていません。
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Posted by ブクログ
はじめて自分で購入したコバルト文庫、じゃなかろうか。小学生の頃、塾に通うようになって本屋にいきはじめて、表紙にひかれたのだと思う。そしてきっと、昔からお姫様が好きだったんだと思う…… そういうわけで、子供の頃に書いていたファンタジーっぽい話は前田珠子の影響下にあったんじゃないかな。ずっとずっとあとになって、この話で造られている民族のうちのメインのカル・ランシィがジャパネスクな民族なのだと認識して、すごく感服した。おおや和美のイラストがとっても西洋なかんじだからだとは思うんですが、西洋風異世界かと思いきや、ばっちりジャパネスクファンタジーだったのでした。「竜の牙」という山脈の名前も、それを考えるととても意味深い。このシリーズが完結するということはないのかなーと思いますが、初期コンセプト通りに完結していれば日本を代表するファンタジーになったんじゃないかなあ。
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