前田珠子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
金の妖主ことラスのパパ、頑張りますね。王蜜の妖主の牙城に連れてこられ、「力と覚悟を示さなければ、アーゼンターラは返さない」とラスに迫ります。ここで彼以外の妖主の力をラスが従えることになりました。つまり今まで戦って勝利した妖主が誕生する以前の根源的な力の源を支配するに至ったのです。でもパパはまだ娘を認めません。曰く、「自分を倒せないようならば女皇は倒せない」と。これね…愛娘に対する父の荒療治ですよね?妖主の力をことごとく従えないと、ラスに勝機はないから。
愛されてんじゃん、ラス。パパはあなたに勝機を作らせに、捨石になりに来たんだよ。それをねぇ…ラス本人が自覚してたら、泣いて喜ぶよね。でもラス、 -
Posted by ブクログ
一言で言えば、ラスと王蜜の妖主との、親子の心理的な葛藤を描いた本。
女皇に絶対的服従を示す父、王蜜の妖主の様子を見たラスは、そこに親子の情など感じられぬばかりか、父は女皇を選び、娘のラスを切り捨て、無能な者と断じたと思って心が折れかける―。という話です。
一場面に一冊かぁ…とぼやきたいところではあります。肉親に対する極端なコンプレックスは、いい加減それだけで物語を引っ張るのは無理な題材なので、ここらでスッキリさせて欲しい。ですからそれができるなら、1冊使ったことは、後に引きずるより、まぁいいかなと甘く考えました。
スラヴィエーラさんが王蜜パパに啖呵切るところは、スッとした!ほんと、拘って -
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Posted by ブクログ
また何分も経っていない展開な上に、他者視点多し。
主人公に戻ったのは最後の方だけ、ですか?
それ以外は、かなり懐かしい人物含む、で話が進んでいます。
このエピソードは、いつかどこかで布石として使われるのか
それとも単なる状況で終了するのか。
ものすごく気になる所ではありますがどうなのでしょう?
一応、あの終了には近付いているような気がしますが
このままだと、本当に何冊ついやされるのか…。
さすがに20冊台とか行きませんよね?
今回もちらっと登場ヒーロー(笑)
彼がきっちりと出てくるのはいつなのでしょう?
むしろ、同空間でいられるのは、次回いつ!?w -
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Posted by ブクログ
前回もかなり時間が進んでいませんでしたが、今回もいい勝負です。
舞台変わらず、人は…前回の引き継ぎなのでそれほども。
ようやく(?)叫び声で走った彼は、彼女の所に到達、です。
またしても10分くらいしか経っていません。
今回はお父さんと、うっかりと忘れていたチームにいらした女性が
ほとんど出張っているというか…あぁお母様も出てきてますけど。
場面があちらへこちらへ動いている様は
本当に最後のごたごたした状態、という感じすが
いつになったらこのクライマックス状態は終わるのか。
しかも、またも後ろは外伝!
あぁなるほど、だからああいう外見をお姉さまはしていたのですか、と
思うんですけど、こうい -
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