豊田有恒のレビュー一覧

  • 大友の皇子東下り

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んだのは一昨年ですが未登録だったので今登録。
    感想が上手く言えないのですがこの本が決定打となって大友皇子という人物にハマってしまったので私のターニングポイントです。残念ながら。
    どこがよかったのかと言われると美形っぽい描写と、多分唯一まともそうな大友皇子だったのかもしれませんが対比としてどこまでも突き抜けている(それはもうこの本全体が突き抜けていますが)大海人皇子が居てこそだったのかもしれません。本当にアカン人でした。大体殺してました。あとみんな忍者でした。
    早く直接対峙しないかなというわくわく感が生まれて読み進めた先にそこまで引っ張っておいてそのオチかよ?みたいな最後でしたが私の中の飛鳥時

    0
    2017年01月19日
  • どの面下げての韓国人

    Posted by ブクログ

    深く突っ込んだ内容ではないが、この手の韓国評論本としては、かなり中道を行っているんじゃないかと思う。

    0
    2015年09月05日
  • 本当は怖い韓国の歴史

    Posted by ブクログ

    豊田先生の韓国本は面白いのだけど、これは最初に読むには今一かな。
    二年に一度侵略に会って来た韓国の歴史を、最近のドラマに合わせて解説している。
    韓国に歴史に興味が無ければ今ひとつ。

    0
    2014年06月08日
  • 韓国が漢字を復活できない理由

    Posted by ブクログ

    昔は著者のSF作品をよく読んだものでした。
    この本も興味深いトピックが色々書かれていました、東アジアの言語についてはもう少し学術的に勉強したいです。

    0
    2013年12月29日
  • 韓国が漢字を復活できない理由

    Posted by ブクログ

     以前ある識者が、ベトナムのハノイは、漢字表記で河内と書き、紅河とトーリック川(蘇瀝江)に囲まれてゐるのでその名になつたと言ってゐた。果して、今の漢字を捨てたベトナム人はハノイ= 河内の意味を理解してゐるであらうかとも言ってゐた。
     本書を読んで、それと同じやうに、漢字を捨てた韓国人は、「カムサ(感謝)ハムニダ」「アンニョン(安寧)ハシムニカ」(当然当地ではハングル表記)と言ひ続けてゐるうちに段々漢字の概念を喪失していくのではないかと危惧した。かの地の人に対する大きなお世話かもしれないが。
     読者によっては、反韓的言辞に違和感を覚えるかも知れないが、日本語、韓国語の特性や、漢字の効用等言葉に関

    0
    2012年08月25日
  • 韓国が漢字を復活できない理由

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    単刀直入にいうと、韓国が漢字を復活しない理由は、現在韓国で流通している単語の多くは和製韓国語であり、漢字で表記すると、日本由来であるということが一目瞭然であるため、ということである。
    筆者の立場は、日本は、韓国を植民地にしたのではなく、あくまで併合したのであって、韓国の文化水準の向上に貢献したというものである。
    自分にとって新鮮であったのは、英語とドイツ語のような関係とは異なり、少なくとも両言語よりも距離が遠い日本語と韓国語の類似性は、同じ祖語から派生したということよりも、漢字という文化を共有したがために似たものになったという分析である。
    また、日本で作られた漢字(明治の先人が欧米の文化から取

    0
    2012年08月17日
  • 古代英雄七人の謎

    Posted by ブクログ

    井沢元彦氏の「逆説の日本史」古代編ではだいぶこの本が元ネタになっているなーとあらためて実感。聖徳太子ノイローゼ説とか、例の天武天皇関連の
    くだりとか。
    ところどころ(小説家ゆえの性か)物語仕立てになっていたり、現代の感覚で人間関係を語っているところもあり、やや中途半端な気がしないでもない。そのあたりには少し抵抗があるけど、当時の解釈としては結構新しかったんじゃなかろうかと思うと面白い。扱っているのはヤマトタケルに始まり聖徳太子、推古天皇などなど、そして最後が悪路王ことアテルイ。この最後の章は食い足りない気はするものの、個人的にけっこう興味深かった(本書が書かれた当初よりも今は遺跡の発掘も進み、

    0
    2012年04月22日
  • 大友の皇子東下り

    Posted by ブクログ

    壬申の乱。
    授業中に脱線していろんな話をしてくれた先生がいました。
    脱線したそっちの方が面白かったなぁという時代を思い出しました。

    0
    2012年03月28日
  • 倭王の末裔 ―小説・騎馬民族征服説―

    購入済み

    小説ではない

    現在では否定されている「騎馬民族征服説」のあらすじを多少脚色しただけのもので、小説につきものの人物描写や心理描写はほとんどない。どちらかといえば、論文紹介 学説紹介 的な要素が強い。古代史に興味のある人にとっては、それはそれで面白いともいえるが小説と思って読むと失望する。特に終章は全く小説の体をなしていない。論文 学説なら 根拠 エビデンスを説明しなければいけないのだが、小説という形をとって好きなことをいっていると言った感じ。

    0
    2021年10月04日