豊田有恒のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
韓国は日本と同様、漢字を多用した言語を持って「いた」。これがハングルに統一されたため、元の意味が失われ、ハングルの「音」だけでは意味が伝わらないケースが多い、と指摘する。
江戸から明治大正期にかけて欧米の言葉を漢字で意訳した日本産の熟語が多く韓国語に取り入れられているため、克日を国是とする韓国としては漢字を使うわけにはいかないのだろう、と。(経済、物理、など。韓国が純化と称して使用しない政策をとっているが中国語はその多くを受け入れている)
もともと漢字を使っていた国なので音だけで判別するには前後の文脈から判断せざるを得ず、語源や正しい意味がどんどん失われている、とします。例えば弥勒菩 -
Posted by ブクログ
日本の周辺には付き合い方の難しい国が幾つも存在する。その最大たる国は韓国に間違いはない。北朝鮮の様に敵意剥き出しの国、中国の様に明らかに政治体制や社会が異なる国であれば、素直に相容れないのはもっともだし、それなりの距離感で付き合うのは容易だ。問題は韓国との付き合いだ。アメリカを含む日米韓の強固な同盟体制が無ければ北朝鮮や中国、その後ろに控えるロシアなどに対抗しきれないのは明白だ。だから仲良くしなければならないのは判っているのだけれども、けれども好きになれない。好かれてもいない。
勿論一般市民のレベルでは互いの文化や食が好きで、個人レベルの旅行でも近場の韓国との間に相当量の観光客の行き来があるの -
Posted by ブクログ
「宇宙戦艦ヤマト」という魔性
「宇宙戦艦ヤマト」のSF設定にかかわった作家の豊田有恒さんがヤマト制作にまつわる暴露話を本にまとめている、という話は、私の記憶違いでなければ、かれこれ10年以上前から聞こえていたように思う。その出版がいつのことになるのか、何の音沙汰もなく半ば忘れかけていたころ、祥伝社新書より刊行されたことを、SNSで知った。松本零士先生のイラストの入った帯に惹かれたこともあり、購入を決意。読み始めると、あっという間に読み終えてしまった。
「宇宙戦艦ヤマト」といえば、アニメファンでその名を知らない人はいないであろう、国民的アニメである。1974年(昭和49年)に放送が始まったい