豊田有恒のレビュー一覧

  • 韓国が漢字を復活できない理由

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    韓国語を勉強していると、文法だけでなく、単語も日本語にそっくりなものが多いことに気づく。それが何故なのかこの本を読んでよく分かった。漢字語は中国由来かと思っていたが、何故か日本語にそっくり。中国由来ではなく、日本由来だったんですね。

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    2013年04月15日
  • 韓国が漢字を復活できない理由

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     韓国は日本と同様、漢字を多用した言語を持って「いた」。これがハングルに統一されたため、元の意味が失われ、ハングルの「音」だけでは意味が伝わらないケースが多い、と指摘する。

     江戸から明治大正期にかけて欧米の言葉を漢字で意訳した日本産の熟語が多く韓国語に取り入れられているため、克日を国是とする韓国としては漢字を使うわけにはいかないのだろう、と。(経済、物理、など。韓国が純化と称して使用しない政策をとっているが中国語はその多くを受け入れている)

     もともと漢字を使っていた国なので音だけで判別するには前後の文脈から判断せざるを得ず、語源や正しい意味がどんどん失われている、とします。例えば弥勒菩

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    2012年10月13日
  • 韓国が漢字を復活できない理由

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    ハングルが広まったのが、日本統治時代の明治以降だとは、全く知らなかった。
    読んでみると、つくづく、日本語って面白い言葉なんだなぁと思う。そして、翻訳好きの民族とは笑
    ナショナリズムというのは、厄介なものだ…朝鮮半島の歴史にも踏み込んでいて、今まで読んだ韓国関係の新書の中では、一番面白い。

    たかが文字の文化、されど文字。文字で歴史が変わるなんてことあるんだろうか。
    もしも、日本も戦後アルファベット表記などの道を歩んでいたら、今の日本はなかったんだろうな。

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    2012年08月03日
  • 韓国が危ない

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    著者が韓流ブームが起こるずっと前から韓国を愛し,韓国について学んできたことを考えると,書いてある内容にも一定の客観性がある気がする.
    事実かどうかは他の人の本を読まないとわからないが,面白い内容だった.

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    2011年05月12日
  • 韓国は、いつから卑しい国になったのか

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    学生の時、夏休みに新書を読んでみる課題があり、題名だけで興味を持ち、この本を手に取った。
    当時はやっつけでぱらぱらとしか読めていなかったので、今になって少しずつ読み進めてみた。
    言葉も歴史も勉強不足な私にとって、とても難しい本だった。

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    2025年08月25日
  • 四十歳からのバイクライフ(小学館文庫)

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    中年になってからバイクを再開したSF作家の筆者による中高年向けのバイク入門書。といっても筆者のバイク経験をなぞったエッセイ的な一冊。
    バイクの勧めとしては、初心者は取り回しの簡単さから車体の軽いものを選んだ方がいい、低排気量のものでテクニックを磨いた方がいい、ツーリングでは若者の様な無茶はきかないけれど、キャンプなども体験していくといいetc
    まあ、バイク好きの人の体験談として(引き合いに出される諸々にちょっと引っかかるところもありつつ)バイクに興味を持った人には参考になるのではないかと。

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    2025年01月26日
  • 夢の10分間 ショートショート

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    著者のSFを初めて読んだ。筒井康隆氏の本で知った著者だが、それも分かるような作風。そして、相当のカーマニアだとお見受けする。私の場合は二輪車だったが、70年代以降に普及したDOHCエンジンへの憧れを懐かしく思い出した。作中の表現は、21世紀には不適切になってしまったものも多かった。そして、カタカナ語の若干の違和感が時代を感じさせる。ワイフ……ってのは著者の好みかな? 「夢の10分間」が書名に合わせた書き下ろしだったなんて意外だった。

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    2024年09月20日
  • 韓国が漢字を復活できない理由

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    ハングルのさわりのお勉強教本。
    国民性が顕になって、日本色ある漢字を廃止し、(実際は多くの漢字文化を継承しているのだが。)そのため摩訶不思議な曖昧な言語が生まれた。
    漢字、ひらがな、カタカナと非常に難しい日本語はイニシャルコストは高いが、字面を見るだけで、意味を想像できることから、英語やハングルよりランニングコストが安いとは、言い得て妙!

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    2024年02月05日
  • 統一朝鮮が日本に襲いかかる

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    日本の周辺には付き合い方の難しい国が幾つも存在する。その最大たる国は韓国に間違いはない。北朝鮮の様に敵意剥き出しの国、中国の様に明らかに政治体制や社会が異なる国であれば、素直に相容れないのはもっともだし、それなりの距離感で付き合うのは容易だ。問題は韓国との付き合いだ。アメリカを含む日米韓の強固な同盟体制が無ければ北朝鮮や中国、その後ろに控えるロシアなどに対抗しきれないのは明白だ。だから仲良くしなければならないのは判っているのだけれども、けれども好きになれない。好かれてもいない。
    勿論一般市民のレベルでは互いの文化や食が好きで、個人レベルの旅行でも近場の韓国との間に相当量の観光客の行き来があるの

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    2023年11月05日
  • 「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか

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    先週に読んだヤマト誕生の話が面白すぎて、
    別角度の話も知りたくなり、読みました。
    面白さとしては物足りなかったですが、
    なるほどな、という感じです。
    著作権の問題で作品が普及しにくくなるのは
    不幸ですね…

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    2022年03月10日
  • 悪魔の城

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    手慣れた感じのショートショート作品集。単行本「SF文明論入門」に"悪魔の城"を追加したもの。
    以下収録作品。

    悪魔の城
    男憑き
    純潔
    恐妻(ダイノワイフ)
    複製
    愛人
    テレパシー

    オレ
    UFO
    タイムマシン
    闘争
    免許
    麻雀師範
    祟り
    飢餓訓練
    暴走
    起源
    評論家
    制裁

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    2022年02月12日
  • 東大出てもバカはバカ

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    SF小説でデビューした著者が、自分の人生を自虐的に振り返りつつ、そこから感得した受験制度の弊害を、東大を卒業した著名人を批判の対象に取り上げて展開している。著者自身が、兄の病を契機として、生家の医業を引き継ぐ決意のもと、東大と慶応に合格、慶応に進むが、兄の復活とともに、医学への道からはずれ、受験のための勉強から解放されたことを知り、本当の意味での学問に目覚めた人生を歩む。他人を批判する前半は毒がある論調で賛否が分かれるが、自分自身を振り返る後半は、素直に読み進められる。今日の世相への痛烈な問い掛けが読み取れる。

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    2020年12月17日
  • 「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか

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    『宇宙戦艦ヤマト』で西崎義展にしゃぶられまくった関係者の裏話という印象。恨みつつも恨み切れない心情,西崎と松本零士の争いの舞台裏を垣間見ることができる。

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    2019年11月21日
  • 「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか

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    2199での原作表記や松本御大へのリスペクトなさに大いに違和感があったが、マネ渕が御大に頭を下げていた、という話に、まぁそうだろうなぁ、とは思った。
    (とはいえ、マネ渕の「仕事」を評価する気には到底なれないけど)

    豊田先生が「アニメ界の大御所」として上げている青木茂という人、誰?、と思ったら、アトムの各話演出で先生の脚本と組んでいたみたいだけど、その後名乗りを変えたりしたのかな?

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    2019年08月16日
  • 韓国は、いつから卑しい国になったのか

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    彼の国がもうちょっとマシだった頃の思い出話に近いかな。タイトルの通り。

    中で、「例の大新聞」を批判してるのだが、所々実名になっちゃってるところは、わざとなんだろうな。
    本当に酷い話。

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    2018年11月25日
  • 「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか

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    何年か前に著作権裁判で松本零士が負けたと聞いていたので、ヤマトは実際のところ西崎氏が原作を書いていた、と思っていた。本書の経緯でヤマトが生まれたらなら、西崎氏は単なるプロデューサーだ。なぜ著作権裁判で勝てたのだろう。新作ヤマトでも最初に西崎義展原作、とクレジットされている。今後はあれを見る度、複雑な気持ちになると思う。

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    2017年12月27日
  • 「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか

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    西崎義展先生の悪口。でも豊田有恒先生にはSF小説(おもにショートSFだと思う)でお世話になったからまあおなつかしいです。

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    2020年06月15日
  • 「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか

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    「宇宙戦艦ヤマト」という魔性

    「宇宙戦艦ヤマト」のSF設定にかかわった作家の豊田有恒さんがヤマト制作にまつわる暴露話を本にまとめている、という話は、私の記憶違いでなければ、かれこれ10年以上前から聞こえていたように思う。その出版がいつのことになるのか、何の音沙汰もなく半ば忘れかけていたころ、祥伝社新書より刊行されたことを、SNSで知った。松本零士先生のイラストの入った帯に惹かれたこともあり、購入を決意。読み始めると、あっという間に読み終えてしまった。

    「宇宙戦艦ヤマト」といえば、アニメファンでその名を知らない人はいないであろう、国民的アニメである。1974年(昭和49年)に放送が始まったい

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    2017年10月22日
  • 「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか

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    店頭で見かけても「今更か、またか・・・」的な
    感じで気にとめてもいなかったのだが
    岡田斗司夫のニコ生番組で紹介されてたので購入。

    想い出話と西崎氏の功績への評価と恨み辛みw
    読みやすく面白い内容ではあります。

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    2017年10月16日
  • 「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか

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    「真実」ではなく、「豊田有恒の見た『宇宙戦艦ヤマト』」が正しい感じ。ファンの読み物ではなく、『ヤマト』やその制作状況を研究したい人のための本。
    どうも記憶や伝聞を元に裏取りをせずに書いている様子。それがわかるくらい豊田有恒は素直な人なのかもしれません。
    もしかしたら『ヤマト』後のことで、豊田氏自身の見解が、当時とは違ってしまっている可能性もあったりして。
    いずれにしてもこの本に書かれていることは氷山の一角であり、「真実」に迫るためには多くの関係者の証言と、資料による裏付けも必要なのです。

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    2017年10月07日