戸塚啓のレビュー一覧

  • 惨敗の理由

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    著者がイタリアのW杯を終えたザッケローニに直接取材し、W杯でのそれぞれの試合について、あのような采配をなぜしたのか指揮官に直接尋ねている。指宿のコンディショニングの失敗ということが通説になりつつあるが、日本人のメンタリティである勇気のなさ、相手をリスペクトしすぎることに問題があるのかもしれない。

    インテンシスタのあるサッカーをするためには、日本代表が海外でアウェイの戦いを経る中で、自分の立ち位置を少しずつ感じていくことしか、本当の意味での強化はできないのかもしれない。

    全てをザッケローニに同意することはできないが、ある部分は共感や今後の強化について考えさせられることが多かった。

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    2015年10月04日
  • 不動の絆 ベガルタ仙台と手倉森監督の思い

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    2011年のベガルタ仙台に密着。

    手倉森監督の熱い想いと、それに応える選手たち の姿に共感(^-^)v。

    震災から立ち上がろうと……、
    復興へのシンボルになろうと……、
    被災各県の皆の心の希望になろうと努めた選手のほとんどが、実は東北出身者ではないという事実。

    そんな彼らを、岩手出身の監督が“東北人の想い”を胸にまとめ上げていく過程が格好良い。

    ……けれど、せっかくベガルタをずうっと追いか けたのならば、シーズン終了までを描いて欲し かった。 “残り4節”の時点でおしまいって…ちょっと中 途半端。あと2ヶ月、出版を待てなかったものだ ろうか?と……。

    ★3つ、7ポイント。
    2013.

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    2015年07月06日
  • 覚醒せよ、日本人ストライカーたち~日本は本当にフォワード不毛の地なのか~

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    戸塚さんのコラムはほどよく読みやすくい。そんな彼の本は初めて読んだ、かな?
    「Jリーグが外人FWを少なくすること」
    「けれど、その外人FWによって日本人のDFは恵まれた環境にいる」
    という2点には同意する。
    が、春秋制から秋春制への移行はいただけない。
    そりゃあ、「日本代表を強くする」だけの点に絞っていえば、正論かもしれない。
    それなら、最初から北国の地方にJリ-グを作るな、と言いたい。
    サッカー評論家が、ただその点だけについて、言いっぱなしなのが逆にうらやましいくらいだ。

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    2011年03月05日
  • ベンゲル・ノート

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    開始:20080911、完了:20080912

    中西哲生氏がベンゲル監督時代に書いたサッカーノートがベースになっている。Most Important thing is detail、という考え方は好きだ。それと、トップとユースで差別化をきちんと行っている。

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    2009年10月14日