戸塚啓のレビュー一覧

  • 低予算でもなぜ強い?~湘南ベルマーレと日本サッカーの現在地~

    購入済み

    チームの裏方

    チームのフロントのドラマが読めてよかった。
    チェックしたいチームが増えました。
    中田も遠藤航もベルマーレから出発していたんですね。
    これからもぜひ頑張っていただきたいです。
    私の地元のチームはJ3ですが頑張っていただきたいです。きっとドラマがあるんだろうと想像します。

    #アガる #カッコいい #アツい

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    2025年03月08日
  • 不動の絆 ベガルタ仙台と手倉森監督の思い

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    2011年、東日本大震災の被害を受けながらも宮城、東北のために戦い、当時チーム史上最高となるJ1リーグ4位となったベガルタ仙台のシーズンを、手倉森誠監督の言葉を中心に綴ったノンフィクション。
    インタビューが主なので、8年ぶりに読み返してみると、自分の視点も変わり、この本の印象に残る部分も変わった気がしました。

    2011年、そして翌2012年は最高順位の2位となったベガルタは、自分にとってはJリーグで一番「負ける気がしない」チームでした。
    華やかさはないけど、ピッチの11人、ベンチが緩やかだけど固い連帯感で結ばれ、持てる力を100%近く出して勝ち点を積み上げていた。「絆」という言葉が安っぽくな

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    2020年04月25日
  • マリーシア~〈駆け引き〉が日本のサッカーを強くする~

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    日本語では”狡猾”や”狡賢さ”と訳されるポルトガル語「マリーシア」。日本では忌み嫌われやすい意味ではあるが、サッカーにとっては切っても切り離せない技術であり戦略であり、サッカーを構成する大事な一部である。
    日本人に足りない部分でもあるこの「マリーシア」について、さまざまな立場の目線で考察しています。この本を読んだあとだと、たぶん国際試合の見方が変わると思います。
    いつも真面目に試合に臨むだけじゃダメ。試合に勝つ、という渇望にも近い思いがあるからこそ生まれる技術。それがマリーシア。ルールの範囲内でなんとしても勝つ、その気概が日本選手にも「マリーシア」として出てきて欲しい。
    真面目で素直な日本人に

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    2013年04月14日
  • 不動の絆 ベガルタ仙台と手倉森監督の思い

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    お腹をすかせた人に食べ物を分け与える。寒さに震える人に毛布を送る。
    それと同じように、打ちひしがれた人に勇気を与える一つの手段として、改めてスポーツの持つ力を知った。

    私はごく一般的なレベルでしかサッカーを知らないけれど、人々に夢や勇気を与えるプロたちの記録として読んでも非常に興味深い。

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    2012年04月07日
  • 僕らはつよくなりたい 東北高校野球部 震災の中のセンバツ

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    地震発生からたったの9日で甲子園にやってきた宮城県代表・東北高校。
    被災、避難所での現実、そして甲子園での生活・マスコミ対応を通して、「自分たちは野球をやってもいいのだろうか?」という葛藤を乗り越えていく(あるいは、自分なりの折り合いのつけ方を模索していく)選手たちの姿に胸を打たれた。

    震災から1年以上経った今でも、当時日本全体を包んだ「自粛ムード」のことを思い出す。
    東北が壊滅的な被害を受けたというのに、花見なんかやってていいのか?
    そんな議論が各地で持ち上がったと記憶している。実際に中止になった、中止せざるを得なかった催しも数多くあった。

    たとえ知己でなくとも、自分と同じ国に住む大勢の

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    2012年04月07日
  • ベンゲル・ノート

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    最初の中西と平野がアーセナルの練習場を訪れるシーンが面白い。
    練習ノートを読んでいると、当時の名古屋のサッカーが思い出される。

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    2011年04月20日
  • マリーシア~〈駆け引き〉が日本のサッカーを強くする~

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    単なるサッカー論にとどまらず文化論、社会論としても読みごたえがあり、極めておすすめである。味付けを変えればビジネス自己啓発書にも仕立てられそうな本だった。

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    2010年10月03日
  • マリーシア~〈駆け引き〉が日本のサッカーを強くする~

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    戸塚さんの著書。

    個人的にはマリーシアっていう単語は知らなかったけど、これを読んで色々考えさせてもらった。
    日本で言う「マリーシア」は狡賢いイメージだけれど、ブラジルやドイツの人には、もっとポジティブなイメージで捉えられているようだ。

    民放のスポンサー主義や、協会の資金稼ぎによる試合の放映が日常茶飯事になった今、改めてサッカーもとい、フットボールを見直す時期に来ているのかもしれない。

    サッカーって、どうしてこんなにも奥が深いのか…
    俺にはまだまだ理解が及ばないようだ。

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    2010年01月11日
  • マリーシア~〈駆け引き〉が日本のサッカーを強くする~

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    マリーシアと言うと「ズルイ」と言うイメージがあって、否定的に捉えている人は多いはず。
    もちろん自分もそうだった。

    でも実際は違うんだよねって一冊。

    マリーシアは賢さ。
    マリーシアはクリエイティブ。
    そしてマリーシアが日本サッカーのレベルを向上させる。

    Jのブラジル人の話が多く登場します。
    とりあえずうちでマリーシアを一番体現しているのはパウロだな。川崎戦を思い出しちまった。

    興味深い一冊。

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    2009年10月07日
  • マリーシア~〈駆け引き〉が日本のサッカーを強くする~

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    「マリーシア」と漫然と語られているものの正体を、ブラジル人選手へのインタビューなどを通して明かしていっています。
    たしかに日本人選手はバカ正直な面はありますが、それは「そこまでしてまで勝つのはダサイ」みたいな空気がそこにはあるような気がします。
    ちなみに、私はマリーシアなプレーは大変得意です、どうでもいいですが。

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    2009年10月04日
  • ベンゲル・ノート

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    選手たちにサッカーを語るという監督としての基本的な仕事をシンプルかつ深遠に行うということ。ベンゲルはそれを高度なレベルで行っている。人に伝えるということについてとても示唆的な内容だった。

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    2009年10月04日
  • 必ず、愛は勝つ! 車イスサッカー監督 羽中田昌の挑戦

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    この本を読むのに半年ぐらいかかった。
    トイレに置いておき、気分が向いたら読む。

    本好きな私がなぜこんなに時間がかかったかというと、たぶん、3つ。
    サッカーという興味のない話だったから。
    専門用語が入ってくるから。
    文章が面白くない部分が多かったから。

    でも全体を通すと暖かい、羽中田昌さんという人間性を通して自分も頑張らなくちゃ!と思える良書です。

    最後まで読み切れたのは面白い部分もちょいちょい挟まっていたから。

    ただ長い。中だるみする部分も沢山。
    かなり分厚いので持ち歩いて読む気力はなかった。

    男の人にはとても楽しい本なのかもしれない。

    女性からすると奥さんがとても素敵。私も、料理

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    2019年11月23日
  • 低予算でもなぜ強い?~湘南ベルマーレと日本サッカーの現在地~

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    この本が書かれたあとにベルマーレはまたもやJ2へ降格したわけで、タイトルの「なぜ強い?」には若干違和感があります。だけど、予算が潤沢なように見えるのになかなか勝てないチームがある中で、ベルマーレはもう一度J1に昇格しました。これからのベルマーレに注目していきたいと思います。

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    2018年09月09日
  • 必ず、愛は勝つ! 車イスサッカー監督 羽中田昌の挑戦

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    ネタバレ

    「自分が諦めなければ夢は逃げない」
    羽中田が言うからこそ説得力がある。きっと気持ちはグラウンドを走り回っていた高校生のままなんじゃないかな。いやもっとピュアになっているのかも。ボールを蹴れなくてもサッカーのそばにいたいというのは本当に好きに違いない。そして自分に対して真っ直ぐだ。嘘は言えない人なんだと思う。「夢」っていう言葉は、聞こえがよくてイメージもいい。連発すると偽善ぽく感じるから、日常はあまり使わない。でも、夢に向かって本気に取り組む人が使うと、まわりに勇気を与えてくれる言葉だ。ホントは誰だってそういう夢中になれるものを見つけて全力を出したいんだと思う。そうすれば毎日が充実して一日一日を

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    2017年12月17日
  • 結果を出し続ける~フィジカルトレーナーの仕事~

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    母校の箱根駅伝三連覇、大学駅伝三冠に導いてくださったフィジカルトレーナーの話です。
    母校の好成績は、この人の"熱さ"があったおかげだと痛感しました。

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    2017年05月19日
  • 惨敗の理由

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    ネタバレ

    足りなかった「勇気」。
    戦術でもフィジカルでもなく。
    僕も同じように感じた疑問。
    だが考えてみると納得した。勇気。それは経験に裏打ちされた覚悟。「勝者のメンタリティ」も同義だと思う。
    それの獲得には、甘えの余地のない場で闘いの蓄積しかない。それが文化になる。その文化が世界との差。
    文化の違いといわれ続けてきたし、そう言ってしまうのは安易かもしれない。
    でも、やり続けるしかないんだと思う。
    地道でも、進んだり後退したり、きっとどこも同じなんだろう。
    正解はない。だから面白い。
    そして、初戦を落としたリオ五輪代表。
    このタイミングで読み終わったことに運命を勝手に感じる僕。
    ここが、勇気の見せどころ

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    2016年08月06日
  • 低予算でもなぜ強い?~湘南ベルマーレと日本サッカーの現在地~

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    ネタバレ

    サッカーだけじゃなく、社会貢献活動やサッカー以外のスポーツにも活動の幅を広げている湘南ベルマーレ。サッカーチームは予算ありきで動くところもあるけれど、潤沢な資金があるチームばかりじゃない。低予算のベルマーレがどのような活動をしているのか、勝つためにどのような努力をしているのかよく分かる1冊です。

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    2015年08月23日
  • 不動の絆 ベガルタ仙台と手倉森監督の思い

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    ジュビロJ1時代の好敵手であり

    男気太田吉彰の在籍したチーム。



    あの震災があった2011年のベガルタ仙台の戦いの軌跡を追った本ですが

    この本を読むとさらに仙台や手倉森監督の熱さを感じます。



    人情に熱く、それでいて戦略家であり、

    さらにどんなことも自分の経験として積み上げられる素敵な人だと思いました。

    この人なら、オリンピックの代表も楽しみだ。



    大震災が起き、サッカーなんてやっていていいのか、と自問しながら

    それでも被災地のために、団結してがんばったベガルタ仙台。

    あの戦いは、同じJを戦うチームのサポーターでも

    心打たれました。



    そんな1年を綴ったこの本を懐

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    2015年02月08日
  • ベンゲル・ノート

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    一番の本質は、2章のベンゲルが指揮した名古屋での、練習等を記した中西氏の記録。練習をロジックを組み立てていることなどがよくわかる。

    序章は中西氏がベンゲルに再開する時の話であり、1章はライターとしての戸塚氏のベンゲル名古屋が当時どう見えたのか、3章はアーセナルでの様子を書いてある。

    2002年の後、ベンゲルが日本代表につくことはなく、その後も10年以上もアーセナルを率いているとは思わなかったが、ディテールこそ重要であることはサッカーに限らず、すべてのことにつながるように感じた。

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    2013年12月29日
  • 不動の絆 ベガルタ仙台と手倉森監督の思い

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    2011年の震災から始まり、復興のシンボルとしてベガルタ仙台がたどった道をたどる話。

    震災直後はいろいろな問題もありながら、チーム一丸となって勝利を積み重ねるが、その後、連敗に陥る。最後には、また持ち直すのだが、そこにはチームとしての生き物が抱える、不平や不満の解消、勝てないときのメンタル免などがあり、それに対して指導者である監督が対応していく。

    サッカー面から見た震災や、サッカーのチームが抱える問題などを考えるにはよい本かもしれない。読んでいて、監督の熱さ・情熱が伝わってきた。

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    2013年01月15日