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Posted by ブクログ
日本語では”狡猾”や”狡賢さ”と訳されるポルトガル語「マリーシア」。日本では忌み嫌われやすい意味ではあるが、サッカーにとっては切っても切り離せない技術であり戦略であり、サッカーを構成する大事な一部である。
日本人に足りない部分でもあるこの「マリーシア」について、さまざまな立場の目線で考察しています。この本を読んだあとだと、たぶん国際試合の見方が変わると思います。
いつも真面目に試合に臨むだけじゃダメ。試合に勝つ、という渇望にも近い思いがあるからこそ生まれる技術。それがマリーシア。ルールの範囲内でなんとしても勝つ、その気概が日本選手にも「マリーシア」として出てきて欲しい。
真面目で素直な日本人にはなかなか受け入れられないかもしれないけど。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
時代は戦術論全盛である。
日本のサッカーファンは戦術を好んで議論し、メディアでは布陣のトレンドが度々とりあげられる。
だが、戦術は選手のコンディションにとどまらず、ピッチや気象条件などの外的要因からも影響を受ける、繊細で脆いものだ。
そもそもサッカーとは、相手の長所を潰し合うものであり、チーム戦術や選手個人の技術に頼っていたら、どこかで破綻が生じる。
それは、今まで国際舞台で日本サッカーが繰り返してきた過ちを見れば明らかだ。
本書は、インタビューを行なったブラジル人選手の多くが、「日本人にはマリーシアが足りない」と語る、その「マリーシア」の本当の意味に迫る。
そして、日本が世界で勝つために、「マリーシア」を身につけることが必要不可欠であることを提言する。
[ 目次 ]
第1章 マリーシアとはなにか?カカが問いかけたもの
第2章 賢さが勝敗を決める
第3章 いつも正直者ではいけない
第4章 ボールの行方はマリーシアとともに
第5章 知性と創造性
第6章 ジーコはなぜ怒ったのか
第7章 マリーシアはブラジルの「産業」
第8章 日本人よ、リスクを冒せ!
第9章 駆け引きの先に「楽しみ」がある
第10章 マリーシアを持った日本人は誰か?
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