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Posted by ブクログ
Jリーグを担当するスポーツライターが、世界の潮流から遅れているJリーグクラブの発展に必要な要素について綴っている。本書では、大宮アルディージャを買収したレッドブルのクラブ経営や人材登用、選手育成を参考に、正しく稼いでいけるクラブにするための方法が提示されている。
横浜F・マリノスに部分出資したシティ・フットボール・グループ(CFG)のケースも検証されており、組織的な提携効果が波及せず、経営者や監督の属人的な良し悪しに左右された結果、アタッキングフットボールの最盛期とその後の急速な凋落につながったと分析されている。この点については全く同感であり、たった二人の人物によって破壊されたチームの立て直しにこれほど時間がかかっているのは非常につらいところだ。
ただ、CFGとの提携によって外国人選手の獲得に関しては非常に成功したのではないかとも感じている。現在のマリノスは、親会社が資金面・人材面の双方でサポートするには力不足になっており、一刻も早く手放してほしい。新しい経営体制に移行しなければ持続的かつ輝かしい将来は期待できず、サポーターとしては我慢の状況が続いている。
迎えた2026-2027シーズンは序盤戦だが、新監督の属人的な強みによってチームが持ち直している感がある。偶然カフェで出会って言葉を交わしたスティーブ・コリカ監督には好感を抱いており、大いに期待したい。
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