あらすじ
史上初の100%外国資本クラブ「RB大宮アルディージャ」の誕生。レッドブルという巨大資本の本格参入は、日本サッカー界の歴史を大きく変える衝撃だ。2兆円に迫るプレミアリーグとの絶望的な経済格差、そして「移籍金で稼ぐ」という世界基準の欠如。レッドブルが導入する最先端の育成とクラブ経営哲学を解き明かし、外資参入という「黄金の好機」を武器に、Jリーグが世界市場へ逆襲する道筋を鮮烈に描き出す。
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Posted by ブクログ
圧倒的に優秀な人たちがやってくるのは、PEファンドの再生事業に似ている。この流れは止まらなくなるだろう。その際に、リーグとしてどう対応するのが良いのだろう?全チーム外資でもいいのか?とか。
今後のアルディージャのクラブ経営(強化含む)から目が離せない。一方で、ライザップはなんだったのだろうか?そして報道されないのも何故だろう?日本のスポーツ界発展のために真剣に検証した方が良い懸念出資案件だったであろう。
Posted by ブクログ
Jリーグを担当するスポーツライターが、世界の潮流から遅れているJリーグクラブの発展に必要な要素について綴っている。本書では、大宮アルディージャを買収したレッドブルのクラブ経営や人材登用、選手育成を参考に、正しく稼いでいけるクラブにするための方法が提示されている。
横浜F・マリノスに部分出資したシティ・フットボール・グループ(CFG)のケースも検証されており、組織的な提携効果が波及せず、経営者や監督の属人的な良し悪しに左右された結果、アタッキングフットボールの最盛期とその後の急速な凋落につながったと分析されている。この点については全く同感であり、たった二人の人物によって破壊されたチームの立て直しにこれほど時間がかかっているのは非常につらいところだ。
ただ、CFGとの提携によって外国人選手の獲得に関しては非常に成功したのではないかとも感じている。現在のマリノスは、親会社が資金面・人材面の双方でサポートするには力不足になっており、一刻も早く手放してほしい。新しい経営体制に移行しなければ持続的かつ輝かしい将来は期待できず、サポーターとしては我慢の状況が続いている。
迎えた2026-2027シーズンは序盤戦だが、新監督の属人的な強みによってチームが持ち直している感がある。偶然カフェで出会って言葉を交わしたスティーブ・コリカ監督には好感を抱いており、大いに期待したい。