あらすじ
<キーワードは、勝利>資本。親会社ナシ、低予算、経営危機経験アリ――10年連続J2常連だった湘南ベルマーレが完全復活した、たったひとつのセオリー。それは「クラブ作りにお金だけではできない!」ということ。チーム関係者への徹底取材をもとに、Jリーグが誇るべき「中小企業」の15年間の奮闘をスポーツライターが丹念に追ったビジネス・ノンフィクション。かつてサッカーが大好きだったあなたへ送るサッカーと情熱の物語。
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チームの裏方
チームのフロントのドラマが読めてよかった。
チェックしたいチームが増えました。
中田も遠藤航もベルマーレから出発していたんですね。
これからもぜひ頑張っていただきたいです。
私の地元のチームはJ3ですが頑張っていただきたいです。きっとドラマがあるんだろうと想像します。
Posted by ブクログ
この本が書かれたあとにベルマーレはまたもやJ2へ降格したわけで、タイトルの「なぜ強い?」には若干違和感があります。だけど、予算が潤沢なように見えるのになかなか勝てないチームがある中で、ベルマーレはもう一度J1に昇格しました。これからのベルマーレに注目していきたいと思います。
Posted by ブクログ
サッカーだけじゃなく、社会貢献活動やサッカー以外のスポーツにも活動の幅を広げている湘南ベルマーレ。サッカーチームは予算ありきで動くところもあるけれど、潤沢な資金があるチームばかりじゃない。低予算のベルマーレがどのような活動をしているのか、勝つためにどのような努力をしているのかよく分かる1冊です。
Posted by ブクログ
レアルマドリッドvsアントラーズのクラブワールドカップ決勝の試合中継が最近の日本代表戦を上回るような視聴率を取って終わった2016年の日本サッカー。イタリア代表よりACミランのことが大切というミラニスタのような存在がJリーグにも代々続いていく可能性を感じました。それはジーコの巻いた種を鹿島の強化担当者が25年間一貫して育てて来たという継続性の結果だとの論評を読んだことがあります。そういう一貫したサッカーを「湘南スタイル」として積み重ねていこうとしているベルマーレ湘南の挑戦の物語。出てくる人、みんな熱いです。曺貴裁監督体制6年目の今年はJ2での戦いになりますが「湘南スタイル」はどう続いていくのでしょうか?それはバルサのサッカーのようにJから生まれた魅力あるサッカー文化になっていくのでしょうか?注目です。